血液型
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バクテリア

ABO式血液型
Landsteinerの法則 オモテ試験 ウラ試験
血球の血液型 血清中の抗体 坑A血清 坑B血清 A型血球 B型血球
坑B
坑A
坑A坑B
AB ***
○オモテ試験とウラ試験の両方を必ずテストする。
○亜型は坑Hに反応するか同化で分けられる。
○精査が必要なときは、
 ・唾液中の型物質測定
 ・血清から坑A坑Bの力価測定
          不規則性抗体の同定
          型手転移酵素測定
 ・血球から被凝集価測定
          坑A1坑Hとの反応
          吸着解離試験
          家系調査

血液型 ・ABO式血液型
・Rh式血液型
・Lewis式血液型
・P式血液型
・Kell型
・Duffy型
・Kidd型
・Diego型
・Jr2
・Ii型
赤血球の膜にある分子の違いから・・・・250タイプの血液型がある。
赤血球に含まれる酵素
白血球
血清中にある分子の違いにより血液型が多数あり、親子関係の鑑定などに応用されている。
ABO A・B・Oの分子の違いは、糖鎖の末端の1分子が違うだけ。
赤血球の膜にある抗原によって分ける。
赤血球の表面に着いている『糖鎖』の違いで決まる。O型は糖鎖をつなげていくための遺伝子が働かなくなっていて、土台となる部分しかない。この土台にA型の糖がつながると血液型はA型に、B型の糖がくっつけばB型の血液型になる。A型B型はとものB型に対して優位となり、療法の糖があれば血液型はAB型となる。
赤血球膜の抗原となる分子 血清中の抗体
A型 抗B
B型 抗A
AB型 AとB なし
O型 なし 抗Aと抗B
Aと抗Aが一緒になると拒絶反応(抗原抗体反応)が起きる
Bと抗Bが一緒になると拒絶反応(抗原抗体反応)が起きる
(免疫反応)
O型はA型とB型に対して
A型はB型に対して
B型はA型に体して免疫反応を起こす仕組みを生まれ持っている。そのため、違う血液型を輸血できない。
O型から他のタイプへの輸血は可能?
O型には抗原となるA・Bの分子はないが、両者の抗体はあるので、現在では輸血されない。
(チンパンジー)
A型が約9割。残りはO型。B型は見つかっていない。
(ゴリラ)
すべてB型で、A型は見つかっていない。
(オランウータン)
AB0式のすべてが見つかっている。
Rh 赤血球の膜にある抗原の型。40種類にのぼる関係抗原がある。
そのなかの[D]という抗原の有無で「Rh+」「Rh−」に分ける。
バクテリア
も関係?
血液型は人間以外の霊長類にもある。ABO式血液型では不思議なことに、同じ類人猿でも
チンパンジーが・・・A型とO型だけを持つのに
ゴリラは・・・みなB型だ。オランウータンはA、B、ABの型が存在する。
アフリカやユーラシアに分布する旧世界猿のグループではニホンザルはみなB型だが、ヒヒの仲間にはA、B、ABを持つ種もいるし、O型だけという猿もある。
人間のなかの違いであるA型やB型が、他の霊長類でも見られるということは、その違いが人間と他の生物の共通祖先までさかのぼるのか、あるいは違いがあちこちの生物で独立に生じたのかどちらかであるはずだ。
これに答えるには遺伝子の系統関係を調べる必要がある。そこで、人間のABO型の違いをもたらす遺伝子を解明した山本文一郎氏と共同で、私はこの遺伝子を詳しく分析した。
その結果、人間のABO型遺伝子は400万年以上前に共通祖先から別れたと推定した。つまり、アウストラロピテクスも、A型とB型両方の遺伝子をすでに持っていた可能性があるのだ。AB0型の遺伝子が分かれ始めたのがもう少し古くなれば、人間と類人猿が生物として分かれた500〜600万年前に届いてしまう。
そこで私たちは人間だけでなく類人猿のABO型遺伝子も併せて調べてみた。そして祖先型はA型遺伝子であり、そこからヒトとゴリラが分かれた後、B型遺伝子がそれぞれ独立に進化したと推定した。A型とB型の遺伝子の重要な違いは3個の塩基だけなので、こうした進化は可能である。チンパンジーとヒトのO型もそれぞれの生物種のなかで出現している。
霊長類以外でも、ウシやマウスなどで、次々とABO型遺伝子の存在が明らかになっている。さらにさかのぼると、バクテリアの遺伝子とも祖先を共有する可能性のあることが、最近の研究で指摘されている。
ここでABO型のもう1つの不思議との関連が出てくる。A型の人はもともとB型に対する抗体を持っていて、逆にB型の人にはA型抗体が存在するのである。免疫の仕組みから考えてみれば、体内に抗原が侵入して初めて、それに対する抗体が作られるのが普通だ。それが輸血もしないのに、ほかの血液型に対する抗体が存在するとは不思議ではないか?
私たちの腸内には多種多様なバクテリアが生活している。実はその中にはA型やB型と似た糖鎖を細胞表面に持つものもいる。これらの抗体が、あらかじめ作られていると考えれば、もともと別の血液型の抗体を持っている説明がつく」
O型 O型の人がん悪化しやすい
「血液型がO型の人のガンは他の血液型に比べ、悪化しやすいことを示す、実験結果を、京都府立医科大第一外科の市川大輔医師と米ワシントン大の箱守仙一郎教授らのグループがまとめた。血液型を決め、他の細胞にも共通して存在する糖類の鎖「糖鎖抗原」O型だと、ガンが細胞間組織に侵入する度合いが大きいことが分かった。30日から横浜市で開かれる日本癌学会で発表する。
ABO式血液型は、赤血球表面にある糖鎖抗原で決まる。抗原を決めるのはA、B2つの酵素で、H抗原と呼ばれる原型にA酵素が働くとA抗原、B酵素でB抗原、両方の酵素を持つAB型はA、B2つの抗原が出来、酵素がないとH抗原が残ってO型になる。
糖鎖抗原は体内の粘膜細胞の表面にもあり、O型以外の人でも胃ガンや肺ガンなどに罹ると、半数近くが、ガン化した細胞の一部か全部で酵素が壊され、H抗原化するという。
市川医師らは、大腸ガンと胃ガンのO型患者から採取した細胞と、酵素の遺伝子操作でA、B抗原を発現させた細胞について増殖速度と、組織内に侵入する「浸潤」の度合いを研究用の細胞間物質を使って比べた。浸潤度が高いほど、ガンのたちが悪い。
その結果、O型細胞の浸潤度は、遺伝子操作した細胞に比べて1.7〜3.3倍高かった。増殖速度に差はなかった。さらに、大腸ガンのA型患者2人から取ったガン細胞を、A抗原のままの細胞とH抗原化(O型化)した細胞に分離、浸潤度などを調べた。すると、H抗原の細胞の増殖度はA抗原細胞に比べ、1.5〜2倍、浸潤度は3.5〜6倍だった。
市川医師は「O型の人のガンが悪化しやすいという印象は全くないが、ガンの悪性度に糖鎖が何らかの影響を及ぼしている可能性がある」と話している
変わる A型からAB型に変わった例がある
血液型転換する酵素を発見・・・A型B型→O型へ
2007年、デンマークのコペンハーゲン大学の研究チームは[A型][B型][AB型]の血液を[O型]の血液に転換する酵素を見つけた。
血液型不適合による輸血ミスを防ぐ『万能血液』ができる可能性がある。
発見した酵素は免疫反応の引き金に成るが赤血球表面の糖分子を除去する。標準的な血液でO型になったことを確認した。O型の血液はA型抗原やB型抗原を持たず、免疫反応による重い副作用を引き起こさない。
ノロウイルス カキなどの二枚貝をすみかとしているノロウイルス。食品中でなく、人間の腸の中で増殖する。人間の腸粘液のムチン中に存在する血液型物質をレセプター(受容体)としていることがA・Mハトソン博士らによって解明された。
乳酸菌やピロリ菌と同じようにノロウイルスも脹粘液のムチン中の血液型物質と吸着していた。
北海道立衛生研究所感染センターの三好正浩氏らは、北海道で発生したノロウイルスによる集団食中毒(187人)のデーターを解析し、ABO血液型との関連を調べた。
  A型・・・・・71.1%(133人)
  AB型・・・55.3%(26人)
どの血液型に二次感染したか?・・・A型が多く、AB型に少なかった。
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