| 気胸 |
肺表面にブラと呼ばれる風船状の肺嚢胞ができ、これが破れると気胸になる。 |
| 病態 |
胸腔内に空気が侵入し肺が虚脱した状態を自然気胸という。外傷で発症したものは除く。基礎疾患の有無で特発性と続発性に分ける。 |
| 気胸の種類 |
・原発生自然気胸
・続発生自然気胸・・・肺疾患の合併症として起きる。
・外傷性気胸
・医原性気胸
・緊張性気胸 |
| 症状 |
・胸痛:突然の胸痛(上背部・側胸部)
・呼吸困難
・セキ
・虚脱
・チアノーゼ |
| 検査 |
胸部X線・・・肺紋理を欠く気胸腔の存在
血液ガス・・続発性でPaO2が低下することあり。
胸部CT |
原発性
自然気胸
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●若いスリムな男性ご注意。
「肺に突然穴があき、呼吸が苦しくなる病気である『自然気胸』の患者が増えて
いる。痩せ型の若い男性の発症率が高いのが特徴だ。命に関わることは少ないが、日常生活への影響が大きく、有効な予防法がない。
都内の会社員のBさん(32)は、4年前、出張先のドイツのホテルで突然胸に激しい痛みを感じ病院へ駆け込んだ。レントゲン撮影したところ、右の肺が握り拳ぐらいに小さくつぶれているのが分かり、自然気胸と診断された。胸に細い管を差し肋骨と肺の間に溜まった空気を抜き出す治療を受け、1週間ほど入院した。その後は普通の生活を送っている。
原因:解明されていない。
発症:
<1>運動や咳など肺に負担をかけた時でなく、睡眠中や電車を待っている間に発症することが多い。
<2>痩せ形の10〜20歳代の男性に多い。
▽胸膜内の高い陰圧に反応した胸膜下肺尖部のブレブ破裂から起こると考えられている。 |
胸腔鏡
手術 |
「スポーツ選手の肺などの手術で、胸腔鏡を使って、競技に支障が出ないように傷口を数cmにとどめる方法が日本内視鏡外科学会で発表された。Jリーグのサッカー選手に気胸治療で肺の部分切除に使ったところ、1.5cmの傷口が計3カ所で済んだ。手術後4日で退院し、15日で合宿に参加、26日で試合に復帰したという。
胸腔鏡は直径1cmの金属の棒で、先端にカメラが付いている。同様の棒で、先端に患部を切り取ると同時に縫う自動縫合器が付いているものと、鉗子が付いているものを使い、大きな切除をせずに患部を確認して処置出来る。従来は脇の下を10cm〜20cm切開したので胸筋や神経を傷つけやすく、痛みや違和感が出る可能性があった。
手術した関東労災病院の飯島京太医師(胸部外科)によると、1昨年から健康保険が使えるようになった、まだ、プロ選手の例は珍しいといい、「選手生命が絶たれると心配して手術を避ける人が多かったが、その危険も減ったと思う」と話している。 |
| カバーリング法 |
内視鏡を使うカバーリング法
カバーリング法は、ブラを切除した肺の表面に、セルロースで出来た網を貼り付けて補強する方法で、胸や背中に小さな穴を2〜3ヶ所開けて内視鏡を挿入し、ぶらや周辺部を切除し縫い合わせる。そのあと、患者の状況に応じて網の大きさを決めて肺の表面に貼り付ける。セルロースは安全性が高く、1ヵ月ぐらいで体に吸収される。肺表面が厚くなるので、ブラの再発が抑えられる。この手法は栗原正利・日産厚生会玉川病院呼吸器外科部長が考案した。 |
| 栓をする |
空気が漏れる個所につながる気管支にシリコーン製の栓をして塞ぐ手術も開発されている。カテーテルを口から入れ、バルーンで気管支を数十秒塞ぐ。空気が漏れているところへシリコーン製の栓をつけて終わる手法で渡辺洋一・岡山赤十字病院呼吸器科内科部長が開発した。 |
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橘皮竹茹湯
厚朴麻黄湯 |