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記憶






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健忘

ボケ


痴呆症


記憶喪失









記憶力
は60歳でも発達
  • 老いとともに頭の働きは衰る・・・・。そんな社会通念を覆す研究発表が、最近相次いでいる。記憶や計算の能力は落ちても、経験に基づく発想や高度な判断力は、60歳代でも発達し続けるという。脳生理学からもそれを裏付ける成果が出始めている。
    • 新しい商品やサービスの開発に必要なひらめきは、70歳を超えても20歳代と変わらない・・・。
    文京女子大学の下仲順子教授は4月、ある会議でこんな調査結果を発表した。脳研究の第一人者、伊藤正男東京大学名誉教授も「老化で神経細胞が減るのと、知能の関係を問い直すおもしろい成果」と関心を寄せる。
    下仲教授らは、東京都三鷹市などに住む25〜84歳の413人を対象に、あるテストを実施した。
    「新聞紙の用途を列挙しなさい」
    「理想のテレビはどんな機能をもつのか」
    などの問い、思いつく限りの答えを列挙してもらう。「新しい用途を考え出す」「既存のものを改良して使い勝手をよくする」という能力を測定すると、70歳くらいまで保たれることが分かった。
    新しい環境に素早く適応する能力などは年齢とともに落ちたが、経験した中から新しい発想を生み出す能力は違った。下仲教授は20代の人たちと同じように、いろんなアイデアを生み出せる」と強調する。

  • 米心理学者のR・キャッテル博士は80年代、
    • 積み重ねた経験や思索が生む能力を『結晶性知能
    • 無から何かを創造するような能力を『流動性知能
    と名付けた。結晶性知能は30歳くらいからゆっくりと培われ、流動性知能は40歳くらいから落ち始めると提唱。最新の観察装置を使った脳研究から、こうした主張が間違いでないことが分かってきた。

  • 米アーカンソー大学のグループは5月、高度な判断や連想を司る前頭葉や側頭葉という部分が、50歳近くまで発達するとの結果を発表した。磁気共鳴画像装置(MRI)を使い、19〜76歳の脳を5年がかりでしらべた結果、20歳〜50歳までの間に、この部分の体積は平均して20%増えていたという。

  • 20歳を過ぎると神経細胞は減り、脳の衰えが始まるというのが定説だけに、意外な結果だ。研究グループは、数よりも、神経細胞が樹状突起を伸ばし回路を複雑に張り巡らすことが大きく影響、前頭葉などの成長につながった、とみている。→「樹状細胞
    東大の久垣博助教授らも、サルの脳を使った実験から、大人の大脳皮質で神経細胞が再生している可能性があるという成果を出している。





は20歳以降は衰えるだけ?
  • 人間ののうち、記憶や高度な推理などをつかさどる前頭葉、側頭葉の『白質』部分は、50歳近くまで発達を続けるとの研究結果を、米復員軍人庁のバーツォキス博士のチームがまとめ、米国の精神医学専門誌に発表した。
    磁気共鳴画像装置(MRI)を用いて、19〜76歳の健康な70人の脳を画像化して調べた結果、平均48歳まで発達することが分かった。「は20歳以降は衰えるだけ」という定説を覆した


(副作用で記憶力にダメージ)






記憶強化のタンパク質

  • 東京大学の研究グループは記憶や学習と密接に関わるタンパク質を見つけた。マウスでこのタンパク質を増やすと、場所を覚える能力などが高まるという。
    このタンパク質の異常が痴呆など記憶障害を引き起こしている可能性もある。
    東大の広川信雄教授らが着目したのは、細胞内で様々な物質を決まった位置に輸送するモータータンパク質の仲間
    『KIF17』
  • マウスはこの遺伝子を元々持っているが、それに加えてさらに同遺伝子を導入したときの影響を調べた。
    水を張った器の中を泳がせるテストを繰り返すと、このマウスは、足の立つ“島”の場所を通常より確実に覚えて素早くたどり着けるようなった。一度覚えた島の位置を途中で変えた場合も柔軟に適応するなど学習能力が高かった。
    マウスの脳を調べると、KIF17が輸送する神経伝達物質のタンパク質の働きが高まっていた。同時に、元来あるKIF17も活発に働いていたという。何らかのフィードバックの仕組みによる相乗効果で働きが向上したと見ている。
    こうしたモータータンパク質は、細胞機能に必要な物質を細胞内の所定の場所に運搬する重要な役割を担う。筋肉萎縮など進行性の運動障害の患者では、この仲間のタンパク質に異常が見られることも判明している。
    KIF17は神経細胞間の情報伝達に不可欠な受容体タンパク質を細胞の中心部から先端の突起に運ぶ。
  • 2012年、東京大学の広川信隆特任教授は、玩具や運動用の回転車輪など刺激がたくさんある環境で育ったマウスの脳の海馬で増えるタンパク質を発見した。
    • 刺激の多い環境で1.7倍に増えた。
    海馬で増えていたのは「KIF1A」と呼ぶタンパク質で、神経細胞内で物質の輸送を担っている。
  • KIF1Aは海馬の神経細胞の結合部(シナプス)の形成や記憶・学習能力の増強に関係していた。
    • KIF1Aがつくられる量は「BDNF」と呼ぶタンパク質がコントロールしていた。
    KIF1AとBDNFをつくる遺伝子をそれぞれ改変し、タンパク質の量を半分にした2種類のマウスを作製し、実験した。円形のプールにマウスを放ち水面下のゴールを探す実験。その結果、2種類とも空間学習能力の向上が認められなかった。




睡眠と関連
  • 6時間しか寝ない生活を続けていると、記憶力や情報処理能力が、睡眠が十分の人に比べて、どんどん劣っていくとの調査結果を米ペンシルベニア大などのグループが20023年3/13、発表した。
    グループのディビット・ディンジェス教授は「数日間の徹夜などの激しいものでなくても、
    寝不足の影響は徐々に蓄積し、人間の作業能力に大きな影響を与える」と、十分な睡眠の重要性を訴える。
    グループは21才〜38才までのボランティアを、1日4時間、6時間、8時間の睡眠グループに分け、日常生活をしてもらった。
    その間、記憶力や認知能力、問題処理能力などを試す試験をしたところ、6時間睡眠と4時間睡眠のグループでは「ちょっと眠い」という自覚しかなくても、脳の活動能力が徐々に低下。
  • 2週間後、両グループの能力は、3日間寝ていない人と同レベルにまで下がったという。


レム睡眠仮説
  • レム睡眠中のシータ(θ)波のリズムが記憶を増強するとする
    θ波は、レム睡眠(浅い睡眠状態)中、海馬に現れる。











(心臓)
以外の臓器でも記憶が可能とする仮説あり。
従来、心臓は脳からの命令で動いていると思われていたが、心臓自身がICNシステムと呼ばれる自分自身独立して脳と同じ機能をしていることが分かった。





<1>エピソード記憶・・・・・海馬
<2>手続き記憶・・・・・・・小脳
<3>意味記憶・・・・・・・・・大脳皮質
  • 帯状回に入った情報が『海馬』に保存される。
    海馬では2年間保存できる
    その間に、繰り返しINPUTすることで、たとえば自転車の乗り方などを、小脳で手続き記憶として記録する。
    そうすると、自転車の乗り方はずっと忘れない






瞬時記憶
  • 頭頂葉から入った情報が側頭葉で記憶される。



短期記憶
  • 側頭葉に入った情報が帯状回を通って海馬に行き、それが乳頭体を経て再び帯状回に戻る。すなわち情動回路となって、情報が駆けめぐる。その間記憶は維持される。



長期記
  • 情動回路から視床下部を経て前頭葉に記憶されることで、長期間記憶は維持される。





2009年、強い刺激を受けたときなどにに記憶が長期間残る仕組みの一端を、三菱化学生命科学研究所のチームが動物実験で赤らカニした。
5/15のサイエンスに掲載。
研究チームはラットの脳神経細胞を培養して実験。ラットが電気ショックを受けるなどの強烈な刺激を神経細胞に与えると、特定のタンパク質神経細胞に働き、その“痕跡”が記憶として保存されることを突き止めた。
脳神経細胞にはシナプスと呼ぶ“スイッチ”が数万個ある。記憶に関するタンパク質は、外からの刺激に盛んに反応するシナプスだけに蓄積してシナプスが変形。記憶が神経細胞のネットワークとして残ると見ている。



大切な情報など記憶を長期間保持している神経細胞部分は、筋肉を収縮させるタンパク質によって頑丈な構造になっていることを、三菱化学生命科学研究所が突き止めた。
学習など記憶にとどめたい情報が入ると脳が“鍛えられ”、脳神経の構造が変化していると見られる。
研究グループはラットを使い、の海馬と呼ばれる記憶の中枢部分を電気で繰り返し刺激し、海馬の神経細胞に電気信号を流しやすくさせることで、実験的に「記憶」を長期間植え付けた。
海馬の神経細胞を観察したところ、情報伝達を担う細胞上のトゲ部分の中で筋肉を収縮させるタンパク質『アクチン』同士がくっつき、頑丈な構造に代わっており、大きさも2倍に大きくなっていた、トゲ部分の構造変化は電気信号を流しやすくする「記憶」とともに5週間続いた。
楽しい思いなど数年たっても忘れない『長期記憶』の保持には、脳の神経細胞の構造変化が必要と推定されていた。三菱化学生命科学研究所は「今回の発見でこの推測を分子レベルで証明できた」(井ノ口馨主任研究員)としている。










◎シナプスとの結合が強固になることで、記憶される期間が延びる。
  • シナプス(A)と何本かのシナプス(イ・ロ・ハ)とが情報を伝達している時、(イ)から(A)へ[アデノシン]が放出されると、イ=Aのように情報伝達が一本道になり強固なものとなる



記憶物質:CREB(クレブ)
ハエの実験では、1度の情報入力で、長期記憶出来る

2009年富山大学の石本哲也助教は、脳内で記憶形成にかかわるタンパク質の挙動を調べる技術を開発した。ホタルの体内で光を放つルシフェラーゼという酵素を使い、記憶にかかわるタンパク質の動きを調べる。
開発した技術は、脳内で記憶形成に関わっているとされる「CREB」というタンパク質を調べる。このタンパク質が、神経細胞が興奮すると「CBP」というタンパク質と結合する性質に着目。ルシフェラーゼのタンパク質を2つに分けてCREBとCBPのタンパク質にそれぞれ付け、結合したときだけ光を放つように工夫した。
神経細胞の中でタンパク質が光ることを確認した。今後、ルシフェラーゼを組み込んだマウスを作製して、個体レベルでもCREBの動きが分かるかどうかを調べる予定。



2011年、東京農業大学の喜田聡教授らは記憶力の高い遺伝子操作マウスを作製した。前脳にあるCREBという遺伝子を組み換えた遺伝子操作マウスを作った。
特定の模様の箱の中にいるときだけ電気ショックを与える実験をした。普通のマウスは1ヶ月程度でその箱を区別できなくなったが、遺伝子操作マウスは覚えていた。
CREBは長期記憶に関わるとされ、人間も持っている。






幼児の失われた記憶機能が回復
「英国の王立子供健康研究所は、脳内で記憶の形成の働きを担う部位の『海馬』が傷ついても、幼児期ならば記憶機能を回復する可能性があるとする研究結果をまとめた。
幼児期に酸素欠乏症から海馬を損傷して記憶喪失した3人の子供を、大勢の子供と一緒に学校に通わせたところ、わずかながら会話や書き物などを覚えたという。従来、海馬を失った子供は特別の施設に通わせるなど普通の子供とは離して生活させていた。
同研究所は幼児期ならば海馬の機能を補完するような働きが脳内に作られるのではないか?とみている





理化学研究所は、脳の一部に特殊なタンパク質が蓄積すると老化に伴う記憶障害が進みやすくなることを明らかにした。このタンパク質が増えると神経細胞同士がつなぐシナプスが減り、記憶機能が低下するという。タンパク質の働きを妨げる薬剤を惹起に使えばアルツハイマー病への進行を抑えられるかも。
アルツハイマー病研究チームの高島明彦チームリーダーらの成果で欧州の学会誌に発表。
記憶障害の原因となるのは『タウタンパク質』と呼ぶ物質にリン酸が過剰に結合したもの。このタンパク質を脳内に多く持つモデルマウスを作り、迷路状のプールを泳がせて記憶機能を調べた。高齢のマウスでは、通常のマウスより成績が悪く、記憶障害が促進されていた。
神経活動を観察し、記憶の維持などに重要な脳領域の活動が低いことを確認。シナプスが減少して神経活動が定価していることを突き止めた



0.3秒
難しい漢字でも字を見れば読めるのに、思い出して書くのは難しい・・・。東京大学医学部の宮下保司教授らのグループは、記憶している事柄を思い出す脳の作業は、時間がかかる複雑なプロセスであることを動物実験で示すのに精巧、2001年1/26日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。
研究グループはサルに1つの図形のペアを多数記憶させたうえ、一方を見せて、もう片方の図形を思い出させる実験をした。
実験中にサルの脳の働きを調べた結果、記憶するときには、目から入った情報は大脳皮質を経由して、記憶の形成に関係する側頭葉下側「辺縁系」と呼ばれる部分に流れた。逆に思い出すときは辺縁系から新皮質に信号が伝わった。
記憶時の信号伝達にかかる時間は0.01秒程度なのに比べ、思い出す時には0.3秒程度かかり、思い出すという作業が時間のかかるプロセスであることが初めて実験で示された。

(記憶の神経回路)
2011年、東京大学の宮下保司教授らのグループは、記憶情報がどのような神経回路を通って処理されるかをサルを用いた実験で明らかにした。
実験動物のマカクサルに、数ヶ月かけてモニター画面に2種類づつの図形をペアにして複数覚えさせた。そのうえで、1種類だけ映し出し、ペアになる図形を選び出させる実験を実施、1日に500〜1000回繰り返し、正解するごとにジュースを報酬として与えた。
微細なハリを脳に入れて電流を測り、神経活動を記録した。
側頭葉の皮質は大きく6層(1層〜6層)に分かれている
それぞれから電流を同時に記録したところ、サルがモニターに映る1種類の図形を見ているときと、それとペアになる図形を思い出そうとしている時では別の神経が活動していた。
視覚情報を処理する時は、脳表面にある2層、3層の神経が最初に興奮し、その後、4層、さらに深い部分の5層、6層が興奮した。
記憶を呼び起こそうとする時にはまず、5層、6層が興奮し、4層や2層、3層へ映った。





NMDA受容体
いったん覚えたことを思い出す「記憶の再生」に重要な働きをする遺伝子に重要な働きをする遺伝子と、その遺伝子が働く脳内の場所を特定することに、米マサチューセッツ工科大の利根川進教授、中沢一俊博士らのグループがマウスを使った実験で成功、2002年5/30付けの米科学誌サイエンスのオンライン版で発表した。
この遺伝子は、の主要な神経伝達物質グルタミン酸と結びつく「NMDA受容体」というタンパク質を作る遺伝子。
脳内の別の場所では、物を覚える「記憶の獲得」に関わっていることを、同教授らが1996年に発見済み。
複雑な脳機能である記憶の分子レベルでの解明に向け、大きな成果と注目される。
利根川教授らは、特定の遺伝子を、狙った細胞だけで働かなくする最先端の技術を用い、この現象を解明しようとした。大脳の海馬と呼ばれる部分の特定の場所に限ってNMDA受容体遺伝子が働かないようにしたマウスを作成。迷路などを使って記憶力をテストした。
このマウスはゴールの場所を覚える能力に異常はなかった。しかし、時間をおいて迷路に戻すと、周囲の目印が前と全く同じ場合はすぐゴールの場所を思い出したが、目印を最小限に減らすと思い出せなくなった。





記憶容量 人間の記憶容量は10テラバイトと云われている。
数年後にはディスク1〜2枚で10テラバイトのHDDが製造される。
場所の
記憶
ネズミを調べてわかったことだけれど、ネズミの海馬という脳部位に、自分が今いる<場所>に反応する神経が見つかっている。
つまり、
  • 「僕はいまここにいます」
という時にだけ反応する神経。
純粋に場所に反応するということは、自分の体がこっちに向いていようが、あっちを向いていようが関係ない。つまり、目から入ってくる情報は無関係なわけだ。(池谷裕二著「進歩しすぎた脳」p161)
運動
の記憶
休憩をしながら繰り返す
2011年、理化学研究所は、運動の記憶が脳の中で定着していく仕組みの一端を解明した。休憩を挟みながら繰り返し学習すると、脳の神経細胞タンパク質が作られ、一時的な記憶が長続きする記憶に変わることをマウスで確認した。
成果はジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表。
短時間で一気に学習した記憶よりも、間隔をあけて繰り返し学習した記憶の方が長続きすることが経験的に知られていた。
研究チームは、左右に動く格子模様をマウスに見せて目でおわせ、目の動きを覚えさせる実験をした。短時間で一気に学習したマウスでは脳の中に「小脳皮質」という部分に記憶ができ、休憩を挟みながら繰り返し学習しまマウスでは「小脳核」という別の部分に記憶が作られることを確認した。





忘却
神経細胞のゆらぎ
  • 2008年、東京大学の河西春郎教授らのチームは記憶の持続や忘却の仕組みの一端を解明した。
    脳神経細胞の先端部分はいつもゆらいでいて、学習などの刺激が無いと、神経細胞のつながりが切れやすいことが分かった。継続的な学習が効果的であることを裏付ける成果。
    神経細胞にはスパインというトゲのような部分があり、他の神経と接合するシナプスを作る。これまでシナプスは通常は動かず学習などの刺激が入ったときだけ伸びて、他の神経とつながると考えられていた。
    研究チームは神経細胞を培養して刺激を加え、動きを調べた。その結果、刺激を繰り返すと大きさが0.02マイクロ立方bだったスパインが、2日後には0.1マイクロ立方bになり、他の神経と強く接合していた。ただ、市パインは大きくなるだけでなく、おつもゆらいでいて刺激があまり加わらないと消失する事もあった。
    河西教授は“スパインの大きいほど記憶は継続する一方、スパインがゆらぐものほど一度覚えたものを忘れやすいのではないか?”とみる。一夜漬けの記憶はすぐに忘れるが、継続した学習で覚えたことは忘れにくいのは、より大きくゆらぎにくいスパインができているからだという

歯状回で
  • 2014年、藤田保健衛生大の宮川剛教授らのチームは、脳の海馬にある「歯状回」で新たに神経細胞がうまれることで記憶を失われ「忘却」が起きることをマウス実験で確認し、5/8のサイエンスに掲載。
  • 研究チームは、箱の中のマウスに電気ショックを与え、箱に入るとショックを思い出して足をすくめるように学習させた。その後、大人と子どものマウスを5分ずつ箱に入れて足をすくませる時間を調べた。
  • 神経細胞が作られにくい大人のマウスは学習から4週間後も記憶尾が残り、足をすくませる時間が長かったが、神経細胞が活発につくられる子どものマウスは、1週間後には足をすくませる時間が大幅に短くなり、2週間後にはすくまなくなった。





  • ジャンクトフィリンが記憶を左右
    • 京都大学と東北大学の研究グループは、脳の中にあるタンパク質『ジャンクトフィリン』が記憶を左右している可能性があることを突き止めた。成果は米科学アカデミー紀要に掲載。
      竹島浩・京都大学教授と森口茂樹・東北大学助手は、遺伝子操作で「ジャンクトフィリン」が発現しないマウスを作った。数分間の短期記憶〜数日間の長期記憶まで、普通のマウスより物覚えが悪くなっていた。
      実験マウスでは神経細胞が敏感に活動することが出来なくなっていた。
      脳の神経細胞には適度の休息が必要。次の活動に備える状態を作り出すためにも3種類のタンパク質が連携するが、それらの架け橋の役割を「ジャンクトフィリン」が担っているという。
      遺伝子異常でジャンクトフィリンが発現しない人は、認知症の一種であるハンチントン病に似た症状を発症しやすいという
  • タンパク質
    1. 河西春郎・東京大学教授のグループは、複数の神経細胞に伝わるように刺激を加えると、タンパク質が合成され、記憶が進むことを発見した。
      ラットの脳の断片を特殊な顕微鏡で観察。神経細胞間で接合する際、シナプスの隆起する部位に注目した。複数の神経細胞に伝わるように刺激したところ、この隆起部位の形状が記憶するために変わった。だが脳の成長を促すタンパク質の合成を促すタンパク質の合成を阻害すると成長が止まった。
      以前から長期記憶をする際には何らかのタンパク質合成が関与していると見られていた。観察の結果、タンパク質神経細胞の結合部で記憶できる状態に形状に変わることが確認できた。
      すでに記憶との関連では、カルシウムイオンの濃度が変化して記憶に関わっていると見られている。




神経細胞が記憶を保持
  • 2015年、理化学研究所脳科学総合研究センターの利根川進センター長らは、遺伝子操作したマウスを使い、脳の神経細胞の集まりに記憶が保持されていることを突き止めた。
  • これまで、記憶を保つために不可欠とされてきたシナプスを強化する必要がないという成果。
  • 5/29のサイエンス(電子版)に掲載

神経細胞の一部に記憶を保管
  • ネイチャー。2015年、東京大学の河西春郎教授らは、脳の記憶が神経細胞のごく一部に刻まれている証拠をマウス実験で見つけた。
  • 研究チームは神経細胞が枝分かれした部分にあるスパインという突起に着目。
  • マウスを回転する棒に乗せると、落ちないコツを学習して長くとどまるようになる。脳の中ではスパインが伸びたり新たに生まれたりしていた。
  • 脳に人工遺伝子を組み込み、青色の光に反応してスパインが元の長さに戻るようにした。
  • 学習したマウスに青色の光を当てると、棒からすぐに落ちるようになり、伸びたスパインに記憶を収めていることが分かった。

神経細胞1つでも記憶する
  • 2016年、名古屋大学の森郁恵教授らは、神経細胞が1つでも記憶を担うことを線虫で発見した。
  • 記憶は神経細胞同士が結びついてシナプスをつくることで成り立つと考えられていた。定説を覆す成果。
  • 神経細胞は興奮すると、カルシウム濃度が上昇する。
  • 研究チームは17℃と23℃でそれぞれ線虫を飼育した。
  • 胚細胞をバラバラにすると、温度を感じる細胞内のカルシウム濃度がそれぞれ17℃と23℃の近くで上昇した。
  • 他の細胞とは隔離されてており、「1つの細胞だけで温度を記憶している」(森教授)
  • さらに、タンパク質をリン酸化する酵素に異常があると細胞の記憶がジャマされることも見つけた。
  • 成果はセル・リポーツ(電子版)。






















「デンマークの国立労働健康研究所のワイオン博士が10歳児を対象にした研究で明らかにした。1日の必要摂取量の約25%を朝食で摂取すると、計算能力・創造力が高まった
メキシコで開催された“朝食とパフォーマンス”サミット(3日間)に栄養学・心理学・神経科学など世界中から専門家が集まったが、朝食は記憶力・問題解決力・創造的思考力が向上し、教室での子供たちの活動を良くするためにも重要であるとの見解が一致した。又、朝食は青年や中高年の知的活動にも重要な効果があることが討議され、8〜80歳の人々を対象にして、炭水化物を摂取すると、短い話を記憶して話す能力が高まるという研究も紹介された。
朝食をきちんと摂取すると、
なぜ学習能力が高まるのか?
これまで炭水化物のグルコースが記憶力と脳の活動に何らかの影響を及ぼすとされており、朝食を抜くことで生じる短気記憶(10秒ほどしか保持出来ないような記憶)はグルコース摂取により回復することが明らかになっている。




朝食と知的労働
「現代のサラリーマンにとっては知的労働が生命である。従って、筋肉労働を中心に研究されてきた過去の栄養学は転機を迎えている。最近の国民栄養調査によると、男性の朝食欠食の割合は20才代で約30%、高齢者を除く働き盛りの前年令で11%でいずれも急速に増えている。これは健康上も、知的労働の上でも心配なことである。
朝食による血糖の上昇が勤労者の知的活動を高めるという研究が最近多い。今年の米国臨床栄養学雑誌に食事と知的活動の特集が発表された。
20才代の男女について、326kcal、タンパク質18、5g、脂質12、2gの朝食を与えた者(朝食摂取群)と欠食者(欠食群)をテストした。
空間記憶とは、犬やリンゴなど16種類の絵を編み目の上に置いて、20秒間眺めさせて後、絵を取り去る。そして、何秒で元の位置を網目上に書けるかどれだけ誤ったかを調べる。単語想起とは15種類の日常名詞を2秒ごとに提示して直後に、出来るだけ速く多くの単語を書かせる。結果は朝食群が有意に優れた成績を示した。
は血糖以外はエネルギーとして使えないので、食事の影響を受けやすい。他の臓器は欠食しても、脂肪を使える点で脳とは異なる。
肝臓には約半日分の糖しか蓄えられないので、欠食すると脳への血糖が不足する



芳香療法 <1>ローズマリー
色彩療法 <1>すみれ色
「クルミ」









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