呼吸不全       
トップへ戻る病名・症状呼吸不全

呼吸不全とは 動脈血ガスが異常な値を示し、そのために生体が正常な機能を営むことが出来ない状態をいう

呼吸不全(1980年、厚生省特定疾患「呼吸不全」調査研究班)



(1)室内気吸入時の動脈血O2 分圧が60 Torr以下となる呼吸障害、またはそれに相当する呼吸障害を呈する異常状態を呼吸不全と診断する。
「呼吸不全はPaO2のみで定義され、Paco2は病型の分類に用いられている。」
<1>(Pao2<20 Torr):生命の維持が困難。

<2>(Pao2<40 Torr):口唇・舌・口腔粘膜に中枢性チアノーゼが必発。
但し、重篤な貧血(還元ヘモグロンビン5g<血液100ml)では発症しにくい。

<3>中枢性チアノーゼが認められない程度の低酸素血症:以下の症状
       不穏・
       頭痛・
       見当識障害・
       頻脈。
       労作性呼吸困難(慢性の場合)
(2)呼吸不全を動脈血CO2分圧が 45 Torrを越えて異常な高値を呈するものと、そうでないものに分類。 <1>高炭酸ガス血症:急性・慢性いずれも以下の症状
  (10 Torr 以上の)急激な上昇で:
       意識障害(何らかの)
       羽ばたき振戦
  (30 Torr)で:
       昏睡状態
       手のぬくもり
       脈圧増大を伴う頻脈
       縮瞳
       足背浮腫
       頭痛
(3)慢性呼吸不全とは、呼吸不全の状態が少なくとも1ヶ月持続するもの。
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