ガン |
- ガン治療には外科的手術療法・放射線療法・化学療法などガンを直接攻撃する治療法と、ガン細胞に対する患者の抵抗力を高め、ガン細胞を間接的に抑える治療法がある。
直接ガン細胞を攻撃する治療法は患者の免疫機能を弱めるので、この欠点を補うために免疫療法が必要になる。
- 生体がガン細胞を攻撃する免疫監視システムに
- 【特異的システム】と
- 【非特異的システム】がある。
- 【特異的システム】
- ガン細胞の特異抗原を認識し、これを目印に攻撃するメカニズム。これには、
- 促進T細胞がガン抗原を認識し、キラーT細胞が攻撃するメカニズム
- 促進T細胞が抗原に反応した後、B細胞に抗体を作らせ、この抗体が補体と共同してガン細胞を攻撃するメカニズム。
- 抗体を有するK細胞がガン抗原を攻撃するメカニズム。
これらの攻撃メカニズムが結合してガン特異抗原をもったガン細胞を破壊する
- 【非特異的システム】
- ガン特異抗原に反応したT細胞がリンフォカインやインターフェロンを放出し、マクロファージとナチュラル・キラー細胞を活性化させてガン細胞を攻撃する。このとき、本来のガン特異抗原を有していないガン細胞も区別なく攻撃するので非特異的メカニズムという。
- 紅参は非特異メカニズムと同時に特異メカニズムも活性化させて生体の免疫機能を高める。
- 紅参の高分子物質は、促進T細胞とB細胞の分化、成熟を促進してガン特異抗体とキラーT細胞の生成を強化し、リンフォカイン・インターフェロンを誘発させマクロファージを活性化する。
|
- シロネズミにパナジオール(人参配糖体)溜分を10日間、体重1kg当たり20mg、腹部注射したところ、免疫担当細胞のTリンパ球の数が増えた
|
- ガン細胞を攻撃する細胞を活性化する
- 促進T細胞を刺激し、キラーT細胞の作用を助ける
- リンフォカイン生成T細胞を刺激してマクロファージを活性化する
- インターフェロンの分泌を亢進させナチュラルキラー細胞を活性化する
|
- 抗体の生成を促進する
- B細胞が抗体生成B細胞になるように促進する
- 抗体とガン細胞の結合を促進し、キラー細胞・マクロファージのガン細胞攻撃を強める
|
 |
- ガンの転移
-
1998年、朝鮮人参に多く含まれる薬効成分「サポニン」が、体内で血中に吸収されると、ガンの転移を防ぐ効果があることを、富山医科薬科大和漢薬研究所の済木育夫教授(病態生化学)と、民間研究機関「一都生命科学研究所」(東京都府中市)の長谷川秀夫研究員の共同研究で分かった。この成分でガン細胞を死滅させることも実験で裏付けられた。8/29から富山市で開かれた和漢薬学会で発表された。
済木教授らによると、ガンの転移を防ぐのは『M1』と呼ばれるサポニンの代謝産物。朝鮮人参を食べると、主要成分のサポニンは、体内で腸内細菌の分泌酵素によって「M1」に変化して吸収される。この「M1」を実験動物に投与したところ、ガン細胞が体内の別の場所に転移する数が大幅に減少。
また、M1をガン細胞にかけると、ガン細胞は増殖せず、「アポトーシス」を引き起こして死滅することも確認された。
主要成分のサポニンは、ガンや糖尿病、炎症に効果があるとされていたが、実際に体内でどのように作用するのか不明だった
|
- 激痛・・・ガン患者の激痛を和らげる
- ガン患者は末期に激しい痛みにさいなまれる。その原因はいろいろあるが、ガン毒素による血栓の形成によって血流が悪くなるためである。
- 紅参はガンの血栓を溶かし、血行をよくするので、痛みを軽くする
- ガン患者の血小板凝集を防いで血栓を予防し、生じた血栓も溶かしてガン組織に抗がん剤が良く浸透するように働き、ガンの転移を防止する。
- ガン細胞が育つと、そこから分泌されるガン毒素によって、ガン組織周辺の血小板が凝集し、血栓が出来てガン組織が固まってしまう。
その結果、抗がん剤が血管と通じてガン組織に浸透しなくなる。
この場合にウロキナーゼのような血栓溶解剤を抗がん剤と一緒に使えば抗がん剤の量を減らしながら治療効果を高めることが出来る。紅参は、ウロキナーゼの活性を高めて、ガンの血栓を溶かす
- 正常化
- ガン細胞を成長出来ないようにし、再分化を誘導し正常細胞に戻らせる作用がある。
このような作用は紅参の特異成分である『ジンセノサイドRb2』に顕著にあらわれる。
- ガン細胞は脱分化して細胞質は小さくなり、細胞の間がハッキリしなくなる。
- モリス肝ガン細胞培養液に人参サポニン配糖体を混ぜると、細胞間の境界が明瞭になり、細胞質が増えてその形態が正常細胞と同じようになる。
- 分化度が極めて低いB16メラノーマ細胞の場合も、ジンセノサイドRh1(40~80µg/ml)でメラニン合成が4.5~5.5倍も促進した。
|
- (マウス実験)
- マウスの腹部にエーリッヒ腹水ガン細胞を注射し、ガンを発生させる。
そこへ、化学療法剤のチオテパやマイトマイシンCなどの抗ガン剤と一緒に使えば、化学療法剤だけ使う場合にくらべてガン組織が30~40%減少し、白血球数もほとんど正常水準を維持した。
さらに、ガン患者の血小板凝集を防いで血栓を予防し、生じた血栓も溶かしてガン組織に抗ガン剤がよく浸透する。
ガン細胞が育つと、そこから分泌されるガン毒素によって、ガン組織周辺の血小板が凝集し、血栓ができてガン組織が固まってしまう。
その結果、抗ガン剤が血管を通じてガン組織に浸透しなくなる。
この場合にウロキナーゼ(血栓溶解剤)などを抗ガン剤と一緒に使えば、治療効果が上がる。
紅参は、ウロキナーゼの活性を高めてガンの血栓を溶かす。
ガン細胞が成長できないようにし、再分化を誘導し正常細胞に戻らせる作用がある。
このような作用は、紅参の特異成分であるジンセノサイドRh2で顕著である。
-
ジンセノサイドRh2
(10µg/ml) |
肺ガン細胞
(マウス) |
モリス肝ガン細胞
(シロネズミ) |
B16メラノーマ
(マウス) |
子宮頸ガン
(ヒト) |
| 2.7% |
12.0% |
40.0% |
57.8% |
| ガン細胞を増殖を抑制 |
|