| 紅参(コウジン)高麗人参 |
| 関連情報 |
「朝鮮人参」「田七人参」「西洋人参」「アメリカニンジン」「竹節人参」「ニンジン(carrot)」「広東人参」「イタリアニンジンボク」「党参」 「老化予防」 |
| 高麗人参 | 開城(ケソン)は、高麗国の首都だった。ここで採れた人参だけが 「高麗人参」と呼ばれ、その他のものはオタネ人参・吉林人参などと区別されていました。それは、開城こそ人参のルーツの地で、土壌・気候・風土の関係で他の地に移植しても同じ品質にはなり難いからなのです。 野菜でも土地を選びます。ましてや、貴重な薬草は土地の違いの影響が大きいと言えます。 →「開城産だけが高麗人参と呼べる」理由なのです。 |
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| 紅参は高麗人参(朝鮮人参)を皮付きのまま、丸ごと保存加工したものです。 (一般的な大量生産の人参は、皮を剥ぎ取って乾燥させます)。 大変手間のかかる加工方法ですが、人参サポニン・マグネシウム・カリウムなどのミネラル類、その他多くの成分が皮の周辺に集中していることから工夫された製法です。 |
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| 紅参 |
畑から採った新鮮な根を「水参」というが、それには70~80%の水分がある、太い水参には多量の澱粉が含まれていて、日干しにするとき表面は乾燥しても中心部は乾かず、酵素の分解によって薬効成分が分解される。 そのため、高麗人はコルク層を剥がして乾かす方法をつかい、早く乾燥しながらもその質を高めた、これが「白参」である。 |
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| 紅参は水参を蒸して乾燥させたもので、皮も中身もアメ色をしている。 紅参は干し人参(コルク層を剥がさないまま乾燥)や白参より薬効が高く、保管に便利である。 |
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| おたね人参 御種人参 |
オタネニンジン 江戸幕府は人参生根と種子を朝鮮・中国から持ち帰り、栽培を試みたが、高麗人参の種子の発芽の難しさがその栽培を拒んだ。人参の種は、未成熟の状態では播いただけでは芽が出ない。人参は7月に入ると青い果実が赤くなり、熟すると柔らかくなる。この時期に採種して水でもみ洗いするが、この時点の胚は未成熟なのである。そのため荒めの川砂と種子を混合し、鉢などに入れて地上に置くなどして、適当な水分と温度と酸素の供給を続ければ成長を続け9月下旬~10月上旬にかけて胚の膨圧によって割れ目を生ずる。この割れた種子を11月中旬頃に播種すると3月下旬に発根、4月上旬発芽する。このような催芽処理を行い胚の成熟を促し、芽切りした種子は11月に採種し、90%以上の発芽率になる。このことが分かるまで長い時間が必要であった。 そして享保14年(1729)にはじめて移植に成功したのが日本での人参栽培の始まりとなった。 幕府はその人参の栽培法を公開する一方、種を諸大名に分け与え、各藩における財源として全国に人参栽培を奨励した。 高麗人参のことを日本では幕府から下賜された人参という意味で御種人参(オタネニンジン)という。 また、新井白石(1657~1725・儒学者・政治家)の自伝『折りたく柴の記』の序文に「父が75歳の時に傷寒病に罹り、死にそうになった際、独参湯を服用してその病気は癒えた」とある。 ※独参湯とは、人参だけを煎じたものです。 |
| ニンジン(人参属植物) | |||
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| (起源植物名) | (素材名) | ||
| P.ginseng C.A.Meyer | 人参 | 高麗人参 | Korean ginseng |
| P.notoginseng (Burk) F. H. Chen | 三七 | 田七人参 | Chinese ginseng |
| P.quinquefolius L | 西洋人参 | アメリカ人参 | American ginseng |
| P.trifolius L | 三葉人参 | ||
| P.pseudoginseng Wall | ニセ人参 | ||
| P.Zingiberensisi C. Y. Wu et K. M. Feng | ショウガ人参 | ||
| P.Jnaponicus C. A. Meyer | トチバ人参 | チクセツ人参 (竹節人参) 日本人参 |
Japanise ginseng |
| Ver.major (Burk)C. Y. Wu(洙子参) | |||
| Ver.bippinnatifidus(seem)C. Y. Wu et K. M. Feng(羽葉人参) | |||
| Ver.angustifolius(Burk)C. Y. Wu et Chu (ホソバチクセツ人参) |
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| P.stipuleanatus H. T. Tsai et K. M. Feng | 托三七 | ||
| 人参と類似品(現在、世界に分布している人参属植物は、全部で8種に3つの変種がある) | |||
| コウジンの効能 | |
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| 老化予防 | 細胞分裂によって新しい細胞が増え、古い細胞の死滅をカバーすることで臓器を維持している。新しい細胞の補充が不十分だと機能低下を引き起こす。 壮年期には1kgあった肝臓が100歳では600gにまで減少する。 また、免疫担当細胞数が減少し感染症に罹りやすくなる。 紅参を30日間投与した老シロネズミの細胞リボソーム含有量は、投与していない群にくらべて114%に高まり、タンパク質の合成速度は112%に高まった。 さらに肝臓でのリボ核酸合成速度は128%に早まった。 1日に8gの人参を1ヶ月程度使うと、老人に多い、頭重がしてめまいし、ささいなことにも怒りを感じるといった大脳皮質の興奮が抑えられ、記憶力・注意力・集中力が高まり、精神活動の能力が高まる。 |
| 冷え症 | 冷え症の原因は血行の障害にある。 肺から酸素を受け取った血液は、心臓の活動により動脈を通じて全身に送られる。動脈は心臓が遠ざかるほど細くなり、末端細胞になると髪の毛より細くなって直径6~9ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)の赤血球もやっと通過できる程度になる。 赤血球の通過が不十分になり細胞に酸素が不足すれば、細胞内でのエネルギー生産量が減少し、細胞の温度が低下し、冷え症として自覚される。 |
毛細血管を拡張し、その抵抗をへらして血行をよくする。右図は人参の血行促進作用実験です。 ウサギに人参を投与した後、耳の末梢血管を顕微鏡で見ると、血管が拡張し血行が改善されているのを確認できる。 人参サポニン配糖体の毛細血管拡張作用は、ジンセノサイドRg1、R0より、Rb1の方が強かった。 Rb1は、合成血圧降下剤のニフェジピンより強い血管拡張作用がある。 |
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| 肩こり | 血流をよくして、うっ血を除きます。 |
| 更年期 | 症状的に冷感の消失が最も多く、有効率は82%であった。 その機序として、赤血球の変形能を改善することで組織血液量の増加が考えられる。 更年期障害の不定愁訴に対して、紅参を応用したところ、約80%以上の改善効果を認め、また婦人科疾患に応用されている漢方方剤の当帰芍薬散を用いて比較及び併用効果を検討したところ、紅参は当帰芍薬散に比べ改善率が高く、また併用により当帰芍薬散の改善を有効へシフトさせる効果が認められた。 膣の乾燥感、痛み、かゆみに。 女性の性交痛にも |
| ストレス | また、交感神経と副交感神経のバランスを調整する。 免疫の若返りには白参より紅参がおすすめ。 紅参の方がマクロファージの活性が高いのです。 |
| 胃潰瘍 | ![]() |
| コレステロール | 肝臓でのタンパク質合成を促進し、善玉コレステロール(HDL)、リン脂質の合成と血中濃度を高める。(リン脂質は脂肪肝で減少する) 血中の悪玉コレステロール(LDL)の濃度を弱め、血管壁への脂質とコレステロールの沈着を防ぐ。 血管壁に沈着したコレステロールを吸収して切り離す 肝臓でコレステロールから胆汁酸の合成を促進し、消化管に排出する→動脈硬化 |
| 肝臓 | 血行を促進し、肝臓機能を高めます →脂肪肝を抑制 |
| スタミナ 強精 |
・シロネズミのしっぽに重りを付けて泳がせる実験で、体重1kg当たり1gの人参を投与したシロネズミは145分間泳いだが、投与しなかった対照群は105分しか泳がなかった。 ・100人の青年を2群に分け、1群には人参を5g、他方には偽薬を投与して、懸垂させたところ、人参を与えたグループは対照群に比べ平均1.8倍多かった。
精子欠乏症に有効。 |
| 血小板 | 「赤血球」 「血小板」 「白血球数」 を増やす |
| 貧血 | |
| その他 | 1日に8gの人参を50~60代のヒトに40日間投与したところ、血清タンパクの量が増えた。
腸閉塞(腸の蠕動運動とコウジン) ![]() |
| 紅参(こうじん)の応用 | |
| ●滋養強壮(虚弱) ●大補元気(病中病後) |
新陳代謝機能の 衰退する者に用いる 強壮、健胃、滋潤剤として、 陰証の者に用いられる。 (補肺健脾) (益陰生津) (安神) |
| ●気虚の呼吸困難、 ●自汗、 ●易疲労、 ●食欲不振、 ●慢性下痢 |
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| ●口渇、 ●多汗、 ●息切れ、 ●消渇症 |
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| ●虚による不眠、 ●動悸、 ●健忘、 ●不安 |
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| ●ガン ●虚弱者 ●重症患者 ●ショック ●性機能低下 ●老人病 ●糖尿病 ●肝疾患(急性肝炎) ●高脂血症 ●白血球減少症 |
・強精 ・強心 ・生津 ・止渇 する |
| ●崩漏暴脱 ●肺虚喘促 ●脾胃虚弱 ●驚悸 ●健忘 ●消渇 |
気を補い、 津液を生ず |
| ガンと紅参・・・免疫UP | |||||||||||||
| ガン治療には外科的手術療法・放射線療法・化学療法などガンを直接攻撃する治療法と、ガン細胞に対する患者の抵抗力を高め、ガン細胞を間接的に抑える治療法がある。直接ガン細胞を攻撃する治療法は患者の免疫機能を弱めるので、この欠点を補うために免疫療法が必要になる。 ○生体がガン細胞を攻撃する免疫監視システムに【特異的システム】と【非特異的システム】がある。 【特異的システム】 ガン細胞の特異抗原を認識し、これを目印に攻撃するメカニズム。これには、 ①促進T細胞がガン抗原を認識し、キラーT細胞が攻撃するメカニズム ②促進T細胞が抗原に反応した後、B細胞に抗体を作らせ、この抗体が補体と共同してガン細胞を攻撃するメカにズム。 ③抗体を有するK細胞がガン抗原を攻撃するメカニズム。 これらの攻撃メカニズムが結合してガン特異抗原をもったガン細胞を破壊する。 【非特異的システム】 ガン特異抗原に反応したT細胞がリンフォカインやインターフェロンを放出し、マクロファージとナチュラル・キラー細胞を活性化させてガン細胞を攻撃する。このとき、本来のガン特異抗原を有していないガン細胞も区別なく攻撃するので非特異的メカニズムという。 ○紅参は非特異メカニズムと同時に特異メカニズムも活性化させて生体の免疫機能を高める。 紅参の高分子物質は、促進T細胞とB細胞の分化、成熟を促進してガン特異抗体とキラーT細胞の生成を強化し、リンフォカイン・インターフェロンを誘発させマクロファージを活性化する。 ![]() シロネズミにパナジオール(人参配糖体)溜分を10日間、体重1kg当たり20mg、腹部注射したところ、免疫担当細胞のTリンパ球の数が増えた。 |
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| ガン細胞を攻撃する細胞を活性化する ①促進T細胞を刺激し、キラーT細胞の作用を助ける ②リンフォカイン生成T細胞を刺激してマクロファージを活性化する ③インターフェロンの分泌を亢進させナチュラルキラー細胞を活性化する。 |
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| 抗体の生成を促進する ①B細胞が抗体生成B細胞になるように促進する。 ②抗体とガン細胞の結合を促進し、キラー細胞・マクロファージのガン細胞攻撃を強める。 |
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| 転移 1998年、朝鮮人参に多く含まれる薬効成分「サポニン」が、体内で血中に吸収されると、ガンの転移を防ぐ効果があることを、富山医科薬科大和漢薬研究所の済木育夫教授(病態生化学)と、民間研究機関「一都生命科学研究所」(東京都府中市)の長谷川秀夫研究員の共同研究で分かった。この成分でガン細胞を死滅させることも実験で裏付けられた。8/29から富山市で開かれた和漢薬学会で発表された。 済木教授らによると、ガンの転移を防ぐのは『M1』と呼ばれるサポニンの代謝産物。朝鮮人参を食べると、主要成分のサポニンは、体内で腸内細菌の分泌酵素によって「M1」に変化して吸収される。この「M1」を実験動物に投与したところ、ガン細胞が体内の別の場所に転移する数が大幅に減少。また、M1をガン細胞にかけると、ガン細胞は増殖せず、「アポトーシス」を引き起こして死滅することも確認された。 主要成分のサポニンは、ガンや糖尿病、炎症に効果があるとされていたが、実際に体内でどのように作用するのか不明だった。 |
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| 激痛・・・ガン患者の激痛を和らげる。 ■ガン患者は末期に激しい痛みにさいなまれる。その原因はいろいろあるが、ガン毒素による血栓の形成によって血流が悪くなるためである。 紅参はガンの血栓を溶かし、血行をよくするので、痛みを軽くする。 ■ガン患者の血小板凝集を防いで血栓を予防し、生じた血栓も溶かしてガン組織に抗がん剤が良く浸透するように働き、ガンの転移を防止する。 ガン細胞が育つと、そこから分泌されるガン毒素によって、ガン組織周辺の血小板が凝集し、血栓が出来てガン組織が固まってしまう。 その結果、抗がん剤が血管と通じてガン組織に浸透しなくなる。この場合にウロキナーゼのような血栓溶解剤を抗がん剤と一緒に使えば抗がん剤の量を減らしながら治療効果を高めることが出来る。紅参は、ウロキナーゼの活性を高めて、ガンの血栓を溶かす。 |
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| 正常化 ○ガン細胞を成長出来ないようにし、再分化を誘導し正常細胞に戻らせる作用がある。 このような作用は紅参の特異成分である『ジンセノサイドRb2』に顕著にあらわれる。 ガン細胞は脱分化して細胞質は小さくなり、細胞の間がハッキリしなくなる。 ①モリス肝ガン細胞培養液に人参サポニン配糖体を混ぜると、細胞間の協会が明瞭になり、細胞質が増えてその形態が正常細胞と同じようになる。 ②分化度が極めて低いB16メラノーマ細胞の場合も、ジンセノサイドRh1(40~80µg/ml)でメラニン合成が4.5~5.5倍も促進した。 |
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| マウスの腹部にエーリッヒ腹水ガン細胞を注射し、ガンを発生させる。そこへ、化学療法剤のチオテパやマイトマイシンCなどの抗ガン剤と一緒に使えば、化学療法剤だけ使う場合にくらべてガン組織が30~40%減少し、白血球数もほとんど正常水準を維持した。 さらに、ガン患者の血小板凝集を防いで血栓を予防し、生じた血栓も溶かしてガン組織に抗ガン剤がよく浸透する。 ガン細胞が育つと、そこから分泌されるガン毒素によって、ガン組織周辺の血小板が凝集し、血栓ができてガンン組織が固まってしまう。その結果、抗ガン剤が血管を通じてガン組織に浸透しなくなる。この場合にウロキナーゼ(血栓溶解剤)などを抗ガン剤と一緒に使えば、治療効果が上がる。紅参は、ウロキナーゼの活性を高めてガンの血栓を溶かす。 |
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ガン細胞が成長できないようにし、再分化を誘導し正常細胞に戻らせる作用がある。このような作用は、紅参の特異成分であるジンセノサイドRh2で顕著である。
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| 糖尿病と紅参 | ||||||||||||
| 血糖値を正常にする 血糖降下作用は正常時には現れず、血糖過多になると顕著に出てくる。 シロネズミの実験でも、400mg~500mg/dlの高血糖ネズミの腹部にジンセノサイドRb2を1日10mg注射したところ、血糖値が169mg/dlまで下がった。コウジンの投与を中止した後も、血糖値は対照群より40~50%低い水準を維持し続けた。 ■コウジンは投与を止めた後でも、そのパワーが持続します。 |
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| 膵臓に対して インスリンの分泌を亢進させる。 人参の血糖降下作用は、正常な者には現れず、血糖過多の場合に顕著に現れる。 人参を与えたウサギと与えていないウサギにブドウ糖を注射して血糖を高めてから30分後に測定する実験でも正常な動物の血糖を変化させなかった。 しかし、400~500mg/dlの高血糖シロネズミに、1日10mgのジンセノサイドRb2を9日間腹部注射したところ、血糖が169mg/dlにまで下がった。 投薬を中止後も、血糖値は対照より40~50%低い水準を維持し続けた。(下図) |
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| 1型糖尿病 インスリン依存性糖尿病にも有効。 シロネズミにアロキサン、またはストレプトゾトシンを注射すれば、膵臓(ランゲルハンス島)のβ細胞が破壊され、インスリンを分泌できなくなる。 この方法でつくったインスリン依存性糖尿病の動物に人参を与えると、血糖値が下がる。 人参はインスリンのようにブドウ糖が筋肉組織内に入ってエネルギー源として使われるように促し、肝臓でのグリコーゲンの合成を助ける。 ジンセノサイドRb2も同様に作用した。(下図) |
| 糖尿病テスト | 血糖値 (mg/dl) |
グルコーゲン含有量 (mg/肝) |
| 正常シロネズミ | 117.7±7.8 | 179.8±18.1 |
| 糖尿病ネズミ | 730.8±33.1 | 45.4±5.8 |
| ジンセノサイドRb2 6日間(10mg/日) 腹部注射 |
511.6±49.4 | 57.8±8.2 |