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口渇
(ノドが渇く)





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口渇(こうかつ)
口渇=体内で水の代謝がうまくいかず、のどが渇いてよく見時を飲むような状態のこと。
  • 唾液の分泌が悪く、口内が乾燥するが、水は飲みたくなく、口を湿らせたい状態を「口乾」といいます。

  • 口渇はのどが渇いて水を呑むことを欲するものをいう。

  • 口渇は虚証の患者にも実証の患者にもみられる。《大塚敬節》






(副作用で口渇)
  • 「アダラート」「アルダクトンA」「インデラル」「ガスター」「カプトプリル」「カルスロット」「ケルロング」「コニール」「ジウテレン」「セロケン」「ダイクロトライド」「ダルメート」「テノーミン」「デパス」「ノルメラン」「ノルバスク」「ハルシオン」「PL顆粒」「ヒポカ」「フルイトラン」「プレドニン」「ペルジピン」「ヘルベッサー」「ベンザリン」「ポンタール」「ラシックス」「リズミック」「ルジオミール」「レニベース」「レンンドルミン」「ロヒプノール」「ロンゲス」「ワンアルファ」




水分の喪失が獲得を上回った時=「脱水」。
  • 脱水によって
    1. 唾液分泌の減少
    2. 血漿浸透圧の増加
    3. 血液量の減少
    を引き起こす。






【引飲】 (いんいん)
=口渇きのはなはだしい状。
【煩渇】 (はんかつ)
=はげしい口渇。






発渇には、石膏・知母を主薬とすべし
《万病回春》



○イタドリ・カキ・キカラスウリ・クサスギカズラ・クズ・サジオモダカ・サルトリイバラ・ジャノヒゲ・ナルコユリ・ハス・ハマゴウ・ミミズ・モモ・ヤマモモ。








口渇に用いる漢方薬
  1. インチンコウトウ
    1. 実証
    2. 口渇
    3. 便秘、吐き気尿量減少、むくみ、
    4. みずおちの膨満感・不快感
    5. 急性肝炎の初期やネフローゼの初期に激しい口渇を訴えることがあり、その時に、インチンコウトウを用いる機会がある《大塚敬節》
  2. インチンゴレイサン
    1. 虚実中間証
    2. 尿量減少、下痢又は軟便、吐き気、食欲不振
    3. ノドの渇き
  3. 温清飲
  4. 越婢加朮湯
  5. 銀翹解毒丸
  6. 五苓散
    1. 体力の程度にかかわらず使える。
    2. 水を飲んでも、その量の割に尿量が少ない
    3. 悪心、嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、めまい、むくみ
    4. 口渇
  7. 牛車腎気丸
  8. 柴胡桂枝乾姜湯
    1. 虚証タイプ
    2. 顔色悪い、疲れやすい、冷え症、貧血気味
    3. 尿量減少、動悸、息切れ、食欲不振
    4. 口乾
    5. 激しい口渇でなく、口乾の傾向がある
    6. 口が乾いて、少しずつ水っぽいものを口に入れることを好む者がある《大塚敬節》
    7. 括呂根・人参・知母・麦門冬・地黄などは体液を増し、滋潤の効があるから、口渇の有る者に用いられる。柴胡桂枝乾姜湯は体力が衰え、動悸・息切れなどがある患者で口渇が有る者に用いる。《大塚敬節》
  9. 柴苓湯
  10. 滋陰降火湯
  11. 滋陰至宝湯
  12. 四君子湯
    1. 《陳念祖》曰く、一婦人有り、産後一年、口渇止まず。服薬効かず、予、「四君子湯L麦門冬・烏梅・乾姜」蜜で弾子大の丸剤。それを口の中で溶かしながら服用させる。3日にして知り、10日にして全癒す。方中の妙は白朮の苦燥、乾姜の辛熱、に在り、所以に胃気を鼓舞してその水液を升すなり。《雑病翼方》
  13. 梔子柏皮湯
  14. 炙甘草湯
  15. 小柴胡湯桔梗石膏
  16. 小半夏加茯苓湯
  17. 消風散
    1. 口渇を訴える者が多い《大塚敬節》
  18. 升麻葛根湯
  19. 辛夷清肺湯
  20. 真武湯
    1. 陰証の口渇には、附子の配合された真武湯、茯苓四逆湯などを用いる
    2. 口渇を、熱湯をのむことを好む者を陰証とし、冷水を好む者を陽証として分けられるが、陰証もその極に達すると、かえって冷水を欲し、陽証に似てくる。また、陽証もその激しいものは、かえって熱湯を好むことがある。
  21. 清上防風湯
  22. 清暑益気湯
  23. 清心蓮子飲
  24. 大承気湯
    1. 腹が脹って渇する場合、実証で下すべき承気湯証と、虚証で下してはならない四逆湯証とがある。《大塚敬節》
    2. 腹満・便秘の状があって、口渇の有る者に、大柴胡湯や小承気湯、大承気湯などの証がある。
      大柴胡湯の場合は、鳩尾から季肋下にかけて膨満していて、胸脇苦満の状がある。大承気湯の場合も、腹部が臍を中心にして膨満している。白虎加人参湯証では、腹部が膨満していることがあっても、軽微である。ところで、数日間便秘していて、口渇を訴える者に、承気湯で下してはならない虚証の患者がある。この際には便秘しているか否かによって、虚実を分けるのではなく、脈と腹を診て、この部に力がなければ、いくら便秘していても、四逆湯や附子理中湯などを用いる《大塚敬節》
    3. 下痢して渇する者、足が冷えて渇する者、身熱して面色白くして渇する者、寒戦して渇する者、急に歯牙を咬んで渇する者、水を呑んで渇の止まない者、等は“熱”ではなく、脾胃・肌肉が虚して津液が少なくなったからである。《内藤希哲》
  25. 竹茹温胆湯
  26. 知柏地黄丸
  27. 調胃承気湯
  28. 猪苓湯
    1. 体力にかかわらない
    2. 尿量が少ない
    3. 尿に血が混じる
    4. 排尿時に疼痛
    5. 残尿感がある
    6. 腰や下肢にむくみある口渇
  29. 猪苓湯四物湯
  30. 天王補心丹
  31. 麦味地黄丸
  32. 麦門冬湯
    1. 骨蒸、唇乾、口燥を療し、飲を得て渇を止むる:「L竹葉生姜」《外台秘要方》
    2. 向精神病薬による口渇に対する効果は59.1%《EBM》
  33. 八味地黄丸
    1. 虚証
    2. 疲労倦怠感、冷え症、手足のしびれ、
    3. 尿が出にくい、排尿回数多い、残尿感、
    4. 腰痛、手足の冷え・ほてり。
    5. 口渇、
    6. 糖尿病や尿崩症では激しい口渇とともに、多尿がある。このような者に八味丸証が多い《大塚敬節》
    7. 糖尿病には口渇と多尿を目標にして八味丸を用いるが、糖尿病の初期で口渇があり、体力の旺盛な者には、白虎加人参湯、竹葉石膏湯を用いることがある。《大塚敬節》
    8. 老人には地黄剤の証が多いから、何病であれ、口渇or口乾を訴える者があれば、先ず地黄剤である八味丸・炙甘草湯・滋陰降火湯などの証でないかを考えてみる必要がある。《大塚敬節》
    9. 口渇があり、疲労感・腰痛等があれば、外見上強壮にみえても、八味丸を用いるべきである《大塚敬節》
  34. 白虎加人参湯
    1. 実証
    2. (煩渇)五苓散などで取れない口渇
    3. 糖尿病などから来る激しい口渇
    4. 汗が出て尿量が多い。
    5. 顔がほてる、手足が冷たい
    6. くちびるや舌が乾燥する
    7. 腹部膨満感があるノドの渇き。
  35. 防風通聖散
  36. 麻杏甘石湯
    1. 《陳修園》曰く、中暑、頭痛汗出でて喘し、口渇の外証を治す
  37. 味麦地黄丸
  38. 木防已湯
    1. 虚実中間証
    2. みぞおちがつかえて硬く張っている。
    3. 呼吸困難、むくみ、尿量が少ない
    4. 動悸、息切れ、夜間頻尿
  39. 六味丸



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