高血圧
hypertension
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種類
本態性
高血圧症
腎疾患などの血圧を亢進させる(二次性)原因疾患がなく、高血圧を呈するようになったもの。高血圧は早めに改善しないと血管や臓器に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞など多くの病気につながりやすい。高血圧の方の9割が「本態性高血圧」と呼ばれる原因がよく分からないタイプだが、残りの約1割がホルモン異常など原因が特定できる「二次性高血圧」です。
二次性
高血圧症
腎性
高血圧
(イ)腎実質性高血圧:
「急性糸球体腎炎」
「慢性腎炎」
「嚢胞腎」
「糖尿病性腎症」
「水腎症」
「腎盂腎炎」
(ロ)腎血管性高血圧:
「動脈炎」
血栓
「動脈瘤」
「アテローム硬化」
「線維筋性過形成」
(ハ)レニン産生腫瘍
内分泌性
高血圧
(イ)副腎:
クッシング(Cushing)症候群
アルドステロン症
褐色細胞種
(ロ)甲状腺 甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症
(ハ)末端肥大症
心・血管系
高血圧
(イ)大動脈弁閉鎖不全症
(ロ)動脈硬化
(ハ)大動脈縮窄
(ニ)動脈炎
(ホ)動静脈瘻
神経性
高血圧
(イ)脳圧亢進 1.脳出血
2.脳腫瘍
3.
脳炎
(ロ)脳幹障害
急に激しい頭痛や動悸に襲われ、。血圧が高く、降圧剤を飲み始めたがなかなか下がらない。肥満体質でもなく、これまでどちらかというと低血圧気味だった。不思議に思って専門医を受診した。すると『原発性アルドステロン症』という耳慣れない病名を告げられた。腎臓の上にある副腎に出来た塊の腺腫を手術で取り除けば血圧は下がるという。
 原発性アルドステロン症は副腎に出来た腺腫の影響でアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されるために高血圧を引き起こす。ホルモンの分泌量異常に伴う高血圧はホルモンの種類で異なる。
 コルチゾール・・・・・・「クッシング症候群
 カテコールアミン・・・「褐色細胞種
などに分けられる。いずれも腺腫を除去すると治る。両方の副腎が腫れる特発性アルドステロン症は手術できないため、特定の薬で治療することが多い。
 35歳以下の高血圧の4割程度が二次性高血圧です。若い人で高血圧の場合、生活習慣が問題と思いこむ前に他の原因を疑うことも必要だ。
 二次性高血圧ではホルモン分泌の異常のほか、腎臓機能の悪化から血圧が上がるタイプも多い。中でも診断がつきやすいのが腎臓に入る血管が狭くなることで起きる腎血管性高血圧。血管を広げる手術などを受ければほぼ治るという。このほか腎臓自体がダメージを受けて腎炎などが起きている場合も血圧が上がることが多い
1999年

(WHO)
正常値低めに改訂
静かなる殺し屋、高血圧。自覚症状がないまま、動脈硬化を進行させの脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気を起こすから、そう呼ばれる。今年、世界保健機構(WHO)と国際高血圧学会は合同で、高血圧の人の治療方針を決めるガイドラインを6年ぶりに改訂し、正常血圧を前より低めに設定した。
血圧が低ければ低いほど脳卒中や心筋梗塞で死亡するリクスがより低くなるからだ。
血圧の上の数字は、心臓が縮んで送り出されたときの血液の圧力で収縮期血圧と呼ばれ、血圧としては最大の値だ。下の方は拡張期血圧で、最低の値だ。
高血圧の原因として、慢性腎炎など腎臓の病気や甲状腺などの内分泌の病気、心臓や血管の病気などが分かる場合もある。しかし大部分は原因となるはっきりした病気はない『本態性高血圧』というタイプだ。
1999年の改訂版によると
正常血圧 最高血圧130未満・最低血圧85未満
理想的血圧 最高血圧120未満・最低血圧80未満
改訂前は正常血圧が最高血圧140未満で最低血圧90未満だった。旧基準と新基準の間は、高血圧とは言えないが病気のリスクが正常より高い『正常高値』とされた。
正常値が低くなったのは、血圧が低いほど脳卒中や動脈硬化になる率がより低いことが世界各地の調査ではっきりしてきたからだ。WHOは、中年の高血圧患者が最低血圧を長期にわたり5ポイント低下出来れば、脳卒中のリスクは35~40%減るという。
『最高血圧140以上』か『最低血圧90以上』であれば高血圧になる。こういう人は日本に2000万人以上とされている。
高血圧の問題は動脈硬化を引き起こすことだ、血管・特に圧力が高い動脈が長期間高血圧にさらされると、硬くなりやすくなる。それが進むと、血管がもろくなり、脳出血を起こすこともある。血が固まりやすくなって血栓を作り脳梗塞を起こすこともある。
新ガイドラインは、高齢・心臓血管系の病気の経験・腎臓病・糖尿病・喫煙習慣・肥満・コレステロール値などの危険因子の数と、血圧の値を組み合わせて、リスクを[低][中等][高][超高]に分けた
危険因子 高齢
・心臓血管系の病気の経験
・腎臓病
・糖尿病
・喫煙習慣
・肥満
・コレステロール値が高い
高リスク 例えば危険因子が3つあれば140以上159以下の軽症高血圧でも、[高リスク]
リスクの大きさによって薬物療法の開始時期などが異なる。
“血圧の値だけでなく他の危険因子があるか、その程度は、などを調べて治療方針を立てることが大切”と荻原俊男・大阪大教授は話す。

1978年、WHOによれば
<1>水銀柱で
1.最高血圧160以上、
2.最低血圧95以上のどちらかに当てはまれば「高血圧」。
<2>最高139以下、最低89以下の両方が当てはまれば「正常血圧」。
<3>最高、最低のどちからが2つの基準の間にあるのが「境界域高血圧」
◎1984年、米国高血圧合同委員会による分類:
<1>正常血圧ーーーーー拡張期血圧:<85
                 収縮期血圧:<140
<2>高値正常血圧ーーー拡張期血圧:85~89
<3>軽症高血圧ーーーー拡張期血圧:90~104
<4>中等症高血圧ーーー拡張期血圧:105~114
<5>重症高血圧ーーーー拡張期血圧:≧115
<6>境界型収縮期高血圧:
               拡張期血圧:<90 and
               収縮期血圧:140~159 
<7>収縮期高血圧ーーー収縮期血圧:≧160
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