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黄砂



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脳梗塞
黄砂(こうさ)

2011年、黄砂が中国大陸から飛んでくると脳梗塞の発症リスクが高まることを九州大学の北園考成教授と国立環境研究所のグループが突き止めた。


脳の太い血管がつまって言語障害や手足のマヒを招く重症タイプに限ると、発症リスクは1.5倍になる。
   飲酒の習慣がある人は2.5倍のリスク
   喫煙の習慣を伴う人は、2倍のリスク


北園教授らは1999年6月〜2009年3月、福岡県の基幹7病院に脳梗塞で運ばれた救急患者6352人について調査。気象庁のデータから黄砂の飛来した日との関係をつきあわせたところ、
脳梗塞の急患は、
前3日間に黄砂が観測されると7.5%増えた

黄砂には直径4マイクロb(1マイクロ=1/100万)ぐらいの微粒子が多く含まれ、肺の奥へ入り込む。

黄砂に含まれる汚染物質や微生物によって過剰な免疫反応が起こり、血管の内側についた脂肪の塊がはがれて脳梗塞を引き起こすと考えられている。

浮遊粒子状物質(SPM)と呼ぶ大気汚染物質の濃度が高くなるほど、発症リスクが上昇した。

北園教授は“動脈硬化が進んでいると発症しやすくなる。黄砂の日は外出を控えた方がよい”と語る。
日本脳卒中学会で発表。

黄砂の健康影響については、京都大学のグループが「小児ぜんそく」の発作の危険性が高くなると報告。欧米でも心筋梗塞が増えると指摘。




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