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抗生物質が効かない




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抗生物質
毒素性ショック症候群(TSS)
多剤耐性
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手術後に抗生物質使っても効果なし
  • 1970年代に米国で研修を受けた医師が言う。“教科書に、日本では新しい抗生物質が出ると数ヶ月で耐性菌が出る、と書かれていた。恥ずかしかったなあ”日本での抗生物質乱用の状況は今も余り変わっていない。
    「日本の医師は抗生物質の正しい使い方の訓練を受ける機会が少ないですから」と国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センターの青木真・医療情報室長(感染症内科)は指摘する。

  • 空振りが怖くて広範囲の菌に効く抗生物質を使う。その結果、耐性菌が出やすくなる。
  • 米国の病院では広い抗生物質の代表セフェム系注射薬を4、5種類しか置かないが、日本のほとんどの病院では20種類もある。米国の感染症専門医資格を持つ青木さんは、前任の聖路加国際病院でセフェム系を一挙に6種類に減らした。t

  • 「中途半端な使い方も耐性菌を増やします」。日本では、副作用を抑えるために抗生物質を少な目に使う傾向がある。菌は死なずに耐性を獲得する。

  • 「手術後の患者に感染予防目的で1週間も抗生物質を点滴するのは日本独特の慣習」と青木さん。米国では手術前が主で、手術後は限られたケースにしか抗生物質を使わない。
  • 60年代の研究で手術後はほとんど効果がないと証明されているからだ。
    患者の皮膚にいる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が、皮膚や組織を切るときにメスで押し込まれる。抗生物質が血中で待ち受けていると菌はすぐに死ぬ。しかし、壊れた組織や血の塊などに菌が潜り込んでしまうと難しい。手術後よりも手術前が大事、と言うわけだ。

  • 国際的に有名な臨床医の薬情報誌「メディカル・レター」は今年8月、最新の指針を載せた。
    「皮膚の切開から30分以内に一度、抗菌薬を使う。
  • 4時間以上長引く手術か大出血時、あるいは手術中に追加するのが望ましい。
  • 手術後は普通、使う必要はない」

  • 日本医師会は11月初め、生涯教育シリーズの「感染症の診断・治療薬ガイドライン」を発行。「抗菌薬の使い方」の項目では、手術後の抗生物質の使用について、「逆に感染症を増やし致死率も高くなる」と警告している。筆者の北原光夫・東京都済生会中央病院副院長は「今は私個人の見解だが、一日も早く本物のガイドラインになってほしい」と話す

オムツかぶれが治らない
  • 2002年11月。数日前にオムツかぶれが治らない2歳の赤ちゃんを診察した宮城県の医師Tさんは、念のため、患部から採取した検体を検査に出した。すると、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が検出された。病院の院内感染の主な原因となるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)には、170種類ほどあると言われる抗生物質の中で唯一、バンコマイシンだけが効くとされている。そのバンコマイシンに耐性を持つ腸球菌が赤ちゃんの腸内にいたことになる。
    赤ちゃんにはバンコマイシンを使ったことは無い。なぜ?。今のところ耐性菌の侵入経路は不明。
    その後、宮城県では同じ施設で継続的に調べた結果、402人のうち22人(5.5%)からMRSAが検出された。このMRSAは病院内で検出されるタイプと異なり別の経路で発生した「市中獲得菌」(平松敬一・順天堂大学医学部細菌学教授)だった。


結核の特効薬・・・ストレプトマイシン
  • ストレプトマイシンを生み出す放線菌「ストレプトミセス・グリセウス」の全遺伝情報を、東京大と北里大学、国立感染症研究所の研究チームが解読し、2007年の日本農芸化学会で発表した。
    ストレプトマイシンは1944年、米国のワックスマン博士によって発見された。
    ストレプトミセス属でゲノムが解読されたのは3種目。DNAサイズは約855万塩基対で、遺伝子は7138個あった。
    これまで知られていない化合物を作る遺伝子が見つかった。

腸炎を引き起こす細菌の毒素を検出した
  • 2010年、さいたま市立病院で入院患者8人から腸炎を引き起こす細菌の毒素を検出した。このうち男性1人が死亡。
    検出した細菌はクロストリジウム・ディフィシル(CD)。
    CDは入院中の抗菌薬に伴う下痢の2030%、偽膜性腸炎の90%を占めるとされる。
    抗生物質の治療で腸の常在菌バランスがくずれた時に異常に増え、便を介して移る(感染する)とされる。
    国立感染症研究所が通常のCDより多量の毒素を出す強毒型かどうか調べている







抗生物質が効かない耐性菌が生まれる
  • 1999年、東京の病院で入院患者10人がセラチア菌に感染し、5人が亡くなった。
    1999年、長野市の病院で入院患者がVREに感染し、バンコマイシンを使っても菌が死なずに敗血症で1人が亡くなった。
    セラチア菌や腸球菌は自然界ではありふれた菌で、ヒトの腸内にもすんでいる。
    マラリアは、ハマダラカが媒介するマラリア原虫によって引き起こされる赤血球の感染症だ。代表的な治療薬だったクロロキンが効かなくなった。さらに殺虫剤DDTにも負けない蚊が出現し、ファンシダールなどの抗マラリア薬に耐性をもつ原虫も現れ始めた。
    抗生物質をだらだら長期間飲んだり、逆に、治療途中で止めると、抗生物質が効かない耐性菌が生まれる。

抗生物質が効かない細菌・・・酵素に原因があった
  • 2013年1月、東京大学の若本祐一准教授らは、遺伝子に変化がないのに抗生物質が効かない細菌が一部存在する原因の一端を突き止めた。
  • 生き残る菌には、抗生物質の働きを高める酵素がほとんど無かった。
  • 結核などで抗生物質を投与しても治療が長引くのは、酵素ができにくい菌が一定の割合で出現するためだという。
  • 酵素の量など細菌の個体差が生存確率の違いをもたらしていた。
  • 多くの細菌で、抗生物質を投与したときに死なずに長期間生き延びる菌が現れる。
    • 耐性菌のように遺伝子の一部が変化するのとは異なる。

  • 研究グループは結核菌に似た細菌を使い実験した。抗生物質を与えたときの変化を詳しく観察できる装置を開発し結核の治療で使われる抗生物質「イソニアジド」の効きやすさを調べた。
  • イソニアジドが細菌を攻撃するときに必要な「KatG」と呼ぶ酵素が少ない菌が一定の割合で存在した。遺伝子変異で生じる薬剤耐性菌とは異なる方法で生き残っていた。
  • これまで、抗生物質が効かない細菌はゆっくりと増殖する特殊なものがわずかに含まれていて、過酷な環境にも耐えて生き延びると考えられてきた。

耐性菌・・・世界で拡大
  • 2014年4/30、WHOは抗生物質が効かない耐性菌が世界で拡大傾向にあると発表。
    1. カルパペネム・・・が効かない肺炎桿菌は世界中に広がり、一部の国では患者の半数以上に無効だった。
    2. フルオロキノロン・・・大腸菌による尿路感染に使うが、半数以上の国で効かなくなった。

耐性菌に光を使い、死滅
  • 2014年、大阪市立大学の鶴田大輔教授、小沢俊幸講師らは、抗生物質が効きにくい耐性菌に対する新しい治療法を開発した。
  • 光に反応する物質を体内に投与し、患部に光を当てて、耐性菌を死滅させる。
  • 成果はプロスワンに8/22掲載。


関連情報 抗生物質」「毒素性ショック症候群(TSS)MRSA中毒性表皮壊死症」「感染症」「ネコひっかき病」多剤耐性」「院内感染」「バンコマイシン耐性腸球菌」「乳幼児の下痢


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