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低酸素症
(高山病)







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脱水症
酸素不足
登山





高山病  
高所病( Altitude sickness)

1>高山病とは、
  • 大気中の酸素分圧の低下により、人体に生じる様々な症状の総称低酸素症です

2>脳の圧力が高まる病気。

3>気圧の低い所に行くと起こる病的症状。   が主症状









高山病の原因
  • 脳の中の血管に水分が浸透することで起きるとされている
    • 体全体の2%の水分が失われると脱水症状を引き起こす。
    それは初心者はあれもこれもリュックに詰め込んで、過剰装備になるため、汗をよりかきやすくなるため
  • 標高1500m以下の場所から2000m(特に2500m)以上の高地に48時間以内の短時間で到達した場合や、
  • 1日に高度差500b以上上昇した時に発症します
  • 上昇速度が速かったり、睡眠時の高度が高いほど発症率が高くなり、重症化します
  • 海抜2000bを超えると高山病になる可能性が出てくる。
    富士山の五合目までバスで行けるが、すでに3000mを超えているので要注意。症状にはかなり個人差があります





高山病の初期症状
2500m以上で数時間以上経過すると出現する

@頭痛が起きる
  • プロスタグランジンの作用で脳の血管が拡張し、痛みが起きる。


Aさらに、次の症状のうち、1つ以上ある。
  • 睡眠障害
    めまい
    ・ふらつき
    食欲不振
    ・はく

    ・はきけ
    ・疲労
    ・脱力感

Bよく伴う症状には
  • ・胸のドキドキ
    ・息切れ

    せき
    いくら息を吸っても胸がスッキリしない
    まぶたが腫れる
    手が握りにくい
  • 大森薫雄・神奈川県立厚木病院長






高山病の症状







なぜ脱力するのか?
  • 高山病は高度変化によるのではなく、空気中の酸素含有量の変化によって起こるものです
    高所にいけば、(気圧が下がり酸素は徐々に少なくなります

    約2500mでの大気中の酸素は海面での半分になります。





高山病(高所病)の特徴は脱水です
  • 高所においては、液体は血液から身体組織に移行します。
  • その血液が濃厚になると、栄養及び酸素の効果的な配分を妨げ、有毒廃棄物の除去を悪化させます。

  • その結果、頭痛・疲労などの不快感や、また激しい渇きをもたらします。
  • そのため、高山病を軽くし、また避ける1つの方法は、登り始める前に水・お茶などの多量の無アルコール飲料を飲み、登山中に液体を摂取し続けることです。





アンデスでは調理した野菜スープを摂取します
  • アンデスでは1カップのマテ・デ・コカ(mate de coca)すなわちコカティーを飲みます。
  • コカティーはペルー及びボリビアでは合法的ですが、アメリカでは違います。
    それはコカ(coca,Erythroxylum coca)の葉がコカイン(cocaine)の原料であるからです。
  • コカインはコカを高度に加工した誘導体であり、コカティーはそのわずかを含んでいます。がしかし興奮薬として働くには十分であり、多くのペルー人が私たちがコーヒーを飲むようにコカティーを飲みます。」







窒息症状の1つ
  • 「酸素の分圧が低いために起こる窒息症状の一種と言われるが、酸素欠乏時に起こる過呼吸による二次的な血液及び組織のCO欠乏症もこれに関係すると言われる。


  • 故に高地に登るとき、単に酸素吸入だけをさせるよりは、これに少量のCOを加えることがこの症状を軽減させるのに役立つ。

  • 高地に登る速度もこの症状の発現に大いに関係がある。
    • ある高地にしばらく(2〜3週間)滞在してから登るというようにすると、通常は危険と思われる高さでも起こらない

    これは赤血球の新生・心臓の拍出量の増加によって酸素不足が起こらないからである。


    気圧130mmHg(12000〜13000m)以上の所では肺胞内の酸素分圧は130〜145(水蒸気圧)−20(CO分圧)=65(mmHg)以下となるから、加圧した酸素を吸入しないと危険である。 
  • 南山堂「医学大辞典」P659参照。





高山病の対策
出来れば高度を下げる
  • (決して登らない)
停滞し、温かくして休養
水をたくさん飲む
尿をどんどん出す
深呼吸(酸素の補給)





富士登山・・・・児童の半数が高山病
  • 2014年、富士山に登った児童の半数が高山病に・・・。
  • 日本旅行医学会は富士山への登山を終えた児童の聞き取り調査の結果をまとめた。
  • 同学会は2012年と2013年の8月、富士山から5合目に下山してきた5歳〜12歳の児童計245人に、頭痛や吐き気、めまいなどの症状を聞き取り調査した。
  • 専門の指標を使って分析したところ、134人(55%)に高山病の症状が見つかった。
  • 登頂できなかったのは122人(50%)で、このうち62人は高山病を発症していた。
  • 登頂前に、5合目より高い地点で睡眠をとった児童は、それより低い地点で睡眠をとった児童よりも高山病を発症しやすいことも分かった。
  • 富士山では、長時間の高地滞在が子供にとって負担になっている可能性があるという。
  • 調査した同学会の篠塚規専務理事は“大人に比べて頻度が高い。富士山は入山しやすく家族連れも増えているが、症状が出たら降りることを考えてほしい”と話す。





富士山登山
  • 2010年、富士山の中高年登山者は、ベテランでも歩行中や山頂付近では
    • 睡眠中に、通常なら救急医療で酸素吸収が必要なレベルの極度の低酸素状態になり、血圧も上昇する
    ことが鹿屋体育大の山本正嘉教授(運動生理学)らの調査で分かった。
    山本教授は「登山未経験者や普段運動していない人だと、より大きな負担がかあり、事故の引き金になるおそれがある」として、一気に登頂せず途中で一泊したほうが負担を軽減できると指摘している。
    調査は2009年8月、登山経験15年以上の58〜69歳の男女計7人を対象に、2泊3日の行程で実施。
    標高2400m付近の五合目・富士宮口から約7時間かけて登頂し、旧富士山測候所に宿泊。
    2日目は約3時間かけて山頂火山口を1周する「お鉢巡り」をし、
    3日目は約3時間かけて下山した。

  • この間、体内の酸素量の指標となる
    • 「動脈血酸素飽和度」(SpO2
    • 心拍数、
    • 血圧
    などを測定した。

    スタート時のSpO2は7人の平均が約93%だったが、酸素が薄い山頂に近づくにつれて低下。
    3700mを超えた歩行中と山頂でも睡眠時は平均60%台となった。
    登山は徐々に酸素が減るので体が慣れていくが、平地だと90%を下回ると、救急医療で酸素吸入が必要なレベルという。
    低酸素状態になることで心拍数と血圧も上昇。山頂でも最高血圧は、平均で高血圧と定義される140以上に達した。






(弾丸登山)
  • 2012年、登山口の5合目から睡眠を取らずに山頂に向かう「弾丸登山」に挑んだ人のうち、登頂できたのは86.5%にとどまり、途中で山小屋に1泊した人の94,6%より低いことが、岩手大学の山本清瀧準教授らが報告した。
    調査は2010年8月、山梨県側の吉田口登山道へ下山してきた18歳以上の414人が対象。
    5合目を午前0時前後に出発して頂上でのご来光を目指す「弾丸登山」は全体の3割にあたる126人で、山頂に到達できたのは109人。
    1泊した場合は278人のうち263人が成功した。山小屋への宿泊の有無は404人が答えた。
    山小屋に泊まった人も含め、途中で断念した理由は吐き気や頭痛など高山病の症状が多かった

    山足腱藤吉田市によると、2011年夏に8合目の救護所が診療した登山者の6割が高山病だった。





高地適応の原因遺伝子
  • 2010年、チベット人は2万年以上前から海抜4000b前後に住んできた。意外なことに、チベット人のヘモグロビン(Hb)濃度は低地に住む人の通常濃度より低く、環境に適応した独自の遺伝子変化があると予想されていた。
    アメリカ、ユタ大学と中国、青海大学の研究グループは、チベット人31人の遺伝子を調べ、低地のアジア人のデータと比較した。
    その結果、血液中の酸素運搬に関わる遺伝子10個に違いを見いだした。
    このうち「EGLN1」と「PPARA」という遺伝子の違いによって、ヘモグロビン濃度は大きく異なることが分かった。
    Science2010/7/2







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