クリプトスポリジウムドクトルアウンの気になる健康情報
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水道水に混入し、激しい下痢などを引き起こす原虫「クリプトスポリジウム」による感染症対策で、厚生省の検討会は30日、浄水処理を強化したり、感染症が発生した場合には即座に給水を停止するなどの暫定対策をまとめた。厚生省は都道府県と水道事業者に通知すると同時に、全国の浄水場の水質検査に乗り出す。
クリプトスポリジウムは直径4〜6ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)の原虫で、ネコやウシなどに寄生し人間に感染すると腸内で繁殖し「激しい下痢」や「腹痛」を引き起こす。普通の人だと1〜2週間で自然に治るが、免疫力が極端に低下している人には致命的になるといわれる。
国内でも過去に感染例が報告されているが、今年6月上旬、埼玉県入間群越 生町のほぼ全域で数千人が集団感染した。県の調査で水道水や浄水場の沈殿池の水計6検体からクリプトスポリジウムが検出され、国内で初めて、水道水が感染源と特定された。町営水道から県営水道に切り替えたことで集団感染は終息している。
厚生省の検討会は、クリプトスポリジウムが水道水の塩素処理だけでは死滅しないことから抜本的な水道対策が必要と判断。
<1>水源の近くに人や家畜の糞便を処理する施設などがある場合には、水質検査で汚染の可能性を判断する。
<2>クリプトスポリジウムによる汚染の恐れのある浄水場では、凝集剤を使った急速濾過法や膜濾過法によって浄水処理を強化する。
<3>水道水が汚染された可能性があるときには、給水を停止するなどの対策をまとめた」。
「主な症状は下痢と腹痛、発熱。原虫が手指や飲食物を介して口の中に入ると、体内を腸まで移動、腸壁にくっついて増殖を始める。約4〜5日の潜伏期間を経て発症、最も活動が活発な時には1日10億個もの原虫が水の様な下痢と共に放出される。
93年には米国ミルウオーキーで40万人が一度に集団感染、免疫力が低下したエイズ患者を中心に400人が命を落とした」
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