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クローン病






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潰瘍性大腸炎

下痢



慢性下痢




クローン病
「Crohn病」自己免疫疾患の1つ。
  • 「回腸末端炎」
    「終末回腸炎」
    「限局性回腸炎」。→「難病


=炎症性腸炎の1つ。
  1. 大腸や小腸のほか、あらゆる消化管でどの部位にも潰瘍を起こす
  2. 小腸・大腸などに、原因不明の潰瘍・ビランが出来る病気
  3. 最も多く発症するのは、回盲弁から始まり盲腸・小腸の末端にわたる部分
  4. 好発年齢:20〜40歳




クローン病の病態
  • 潰瘍や線維化を伴う原因不明の肉芽腫性炎症。
    全消化管に起こりうる
  • 若い人に多く、
  • 小腸・大腸などの消化管のあらゆる部位に起こる、原因不明の潰瘍やビランができる病気。
(進行すると)
  • 炎症が消化管の粘膜、粘膜下、筋層、さらに一番外側の漿膜にまで及び、消化管全体が侵されます。
  • また、隣接する臓器に穿孔してつながる(内瘻)。





症状
  • 腹痛
  • 体重減少
  • 発熱
  • 下痢を主症状とする原因不明の腸壁全層の肉芽腫病変

主な症状
  • 腹痛、
  • 下痢、
  • 体重減少、
  • 発熱
  • 関節炎
  • 全身症状として
    • 皮膚・・・口内アフタ、結節性紅斑
    • 眼・・・・虹彩炎
    • 貧血




クローン病の臨床症状
<1>若い人に多く、徐々に発症し、
  • 1.慢性下痢
    2.発熱<+>
    3.腹痛<++>

<2>体重減少・低タンパク血症があり、

<3>腹部腫瘤形成し、
  • 進行すると肛門部病変・漏孔形成・腸索の触知を認める。

<4>病変と病変との間は正常粘膜である。

<5>敷石様外観を呈する。

<6>病変は腸管壁の全層を侵すので、壁は肥厚し、内腔は狭少化する。

<7>腸管膜側に深い縦長の潰瘍が多発する。

<8>大腸では右側結腸に多く、直腸の病変は少ない











(クローン病患者に要注意の医薬品)




クローン病の臨床検査
  • <1>貧血:低色素性
    <2>CRP:(+)
    <3>ESR:↑
    <4>α2-グロブリン:↑






クローン病の診断基準
  • 1976年、日本消化器病学会クローン病検討委員会
    次の病変のうち(1)(2)(3)を有するもの=疑診
    さらに(4)(5)(6)のうち1つあれば=確診
    (1)非連続性
    (2)コブルストンアペアランス(cobblestone apperarance)または縦走潰瘍。
    (3)全層性炎症性病変(腫瘤または狭窄)
    (4)サルコイド様非乾酪性肉芽腫
    (5)裂溝または瘻孔
    (6)肛門部病変:
     1.難治性潰瘍
     2.非定型的痔瘻または裂肛


除外規定:以下の疾患を除く
  • <1>腸結核
    <2>潰瘍性大腸炎
    <3>虚血性大腸炎
    <4>放射線照射性大腸炎
    <5>腸型ベーチェット
    <6>単純性(非特異性)腸潰瘍
    <7>非特異性多発性小腸潰瘍症
    <8>急性回腸末端炎


本症は病変部位によって区別する
  (イ)回腸Crohn病
  (ロ)回腸・結腸Crohn病
  (ハ)結腸Crohn病
限局性大腸炎(肉芽腫性大腸炎)とされているものは、Crohn病と見なす。








米ミシガン大学など米欧の研究期間は腸の難病である「クローン病」の原因と考えられる遺伝子変異(16番染色体にある)を見つけた。ヒトゲノム(人間の全遺伝情報)の解読データを利用した。
この病気は体を守る免疫システムが誤作動し、腸の炎症や下痢などを引き起こす。生活習慣や環境などの外的要因と遺伝的な要因が絡み合って若い人に多く発症、欧米では1000人に1人程度の割合で患者がいる。



  1. 小腸型
  2. 大腸型
  3. 小腸大腸型
  4. その他・・・肛門周囲病変など

(治療の目標)
  1. 自覚症状を改善し、快適な生活を可能にする
  2. 栄養状態や貧血の改善
  3. 腸管病変や腸管外合併症の改善


○活動期
  • ・小腸型/小腸大陵型の軽症冷
    • 「ペンタサ」 2250〜3000mg./日(経口)分3
    ・大腸病変がおもなもの
    • 「サラゾピリン」3〜4g/日(経口)分3〜4
    ・中等症・・以下を併用
    • 「プレドニン」30〜60mg/日(経口)
    • ステロイド不耐・抵抗例では
      • 「イムラン」を併用
    ・成分栄養療法には
    • 「エレンタール」
    ・遠位大腸や肛門周囲病変を合併
    • 「フラジール」
  • ・重症例・・・絶食と高カロリー輸液
    • 「ソル・メドロール」(静注)
    ・瘻孔がある
    • 「レミケード」(点滴静注)
○寛解期
  • 「ペンタサ」
  • 「サラゾピリン」




指標
  1. 自覚症状と身体所見
  2. 血液検査
    • CRP、白血球、Hb、アルブミン
  3. 内視鏡または造影X線
  4. 合併症の改善




炎症性腸疾患は、『クローン病』や『潰瘍性大腸炎』などに代表される。
患者は全国に約10万人と推定されている。
これまで原因は不明だった。
北海道大学遺伝子病制御研究所の西村孝司教授らのチームが、炎症性腸疾患を引き起こす原因が、体内にあるリンパ球の一種『CD8T細胞』の異常増殖により生み出される物質であることをマウス実験で突き止めた。
成果はロックフェラー大学の医学雑誌2008年5月号に掲載





クローン病腸狭窄症
人工RNAで
  • 2010年、ステリック再生医科学研究所と新潟大学は共同で、クローン病による腸狭窄症を、人工的に作った遺伝子を利用して治療する治験を2011年から始める。
    腸狭窄症を根治できる医薬品はなく、外科手術が必要。
    腸狭窄症患者の細胞では、炎症により変異したRNA(リボ核酸)が異常な糖鎖を細胞表面上に作り出している。炎症の原因は不明。
    研究チームは変異したRNAと結合しやすい人工RNAを開発。患者の細胞に人工RNAを入れると、変異したRNAを結合し、分解して細胞外へ送り出す。異常糖鎖も細胞から離れて体外へ排泄される。
    人工RNAは腸の狭くなった部分の粘膜下層に内視鏡を使って注射で送り込む。




短腸症候群薬
小腸手術後
  • 2012年、武田薬品工業は、小腸の手術をした後にまれに発症する栄養欠乏や下痢などを引き起こす疾患「短腸症候群」の治療剤「リベスティブ」(一般名:テドゥグルタイド)の販売許可を欧州委員会から取得した
  • 短腸症候群は小腸を広範囲に切除した場合にまれに発症する疾患。栄養素や水などの吸収不良となる。




栄養療法が有効
  • 「21歳の男性。痔のような肛門の異常のあと、下痢と腹痛が続き、さらに体重 も減少するという症状も出ました。受診したところ、腸の病気であるクローン病と診断されました。

●どんな病気ですか?
  • 主に小腸や大腸などの消化管に、原因不明の炎症や潰瘍が生じる病気です。腹痛・下痢・発熱・痔のような症状が現れます。10代〜20代の若者の患者が多く、日本では約13000人が確認されています。異常が起こるのは、小腸が大腸とつながる回腸の末端が多く、虫垂炎と間違えることもあるようです。
    この病気は、小腸にも大腸にも生じますが、小腸に異常を起こすと、栄養が吸収しにくくなって体重が減ってきます。又、腸以外にも、口内炎・目や皮膚・関節の症状が生じることもあります。

●痔から始まったそうですが?
  • 下痢・腹痛などの腹部の症状が現れる前に、肛門の異常が出現する人はクローン病患者の80%もいるのです。10代の若い人が痔になった場合は、クローン病ではないかと疑ってみるべきです。

●治療の方法は?
  • 薬物療法と栄養療法があります。薬には、サラゾスルファピリジンという薬とステロイド剤や免疫抑制剤があります。ステロイド剤や免疫抑制剤は副作用があるので、専門の医師の指導が必要です。一般的なのは、サラゾスルファピリジンですが、大腸には効いても小腸の病気にはあまり効きません。最近、認可された5ーアミノサリチル酸製剤は小腸の病気にも有効です。しかし、薬では、腸の炎症や潰瘍、栄養状態のすべてを改善することは出来ません。最も有効なのは栄養療法です。

●それはどういう療法ですか?
  • 経腸栄養法といって鼻から十二指腸あたりまでチューブを入れ、消化吸収しやすく腸への負担も軽くした栄養剤を小腸内へポンプで注入する方法です。これを、4週間続けると95%で症状がおさまります。自宅でも可能です。症状がひどい場合や腸が狭くなった場合には、胸の静脈に栄養剤を点滴する中心静脈栄養法を使うこともあります。

クローン病で注意すべき食品の一例。
・・・「マーガリン
  (1)脂肪の多い食品や調理品:
      肉類
      魚類(ウナギ・まぐろのトロ)、
      乳製品、
      スナック菓子、
      チョコレート、
      インスタントラーメン、
      揚げ物。
  (2)繊維の多い食品。
      海草、
      キノコ、
      ゴボウ、
      コンニャク。
  (3)消化の悪い食品。
      イカ、
      タコ、
      佃煮、
      皮のついた豆。
  (4)腸管を刺激する食品。
      アルコール、
      コーヒー、
      香辛料、
      炭酸飲料。
  (5)極端に熱いものと冷たいもの




医薬品
○トシリズマブ(商品名:アクテムラ)
  • 2010年、医薬基盤研究所の仲哲治創薬基盤研究部長と大阪大学の岸本忠三教授らのチームは、抗体医薬品であるトシリズマブが炎症性腸疾患のクローン病にどう作用するかを解明した。
    トシリズマブは岸元教授らの研究を元に開発され、炎症性物質IL-6の働きを抑える。中外製薬が関節リウマチ薬として実用化。
    研究チームはクローン病のモデルマウスを使い作用を詳しく調べた。
    この病気に深く関わるとされる、免疫細胞のTh17細胞やTh1細胞の増殖を抑えていることがわかった。さらに、炎症抑制作用のある制御性T細胞の分化を促進する作用もあった。
    現在、クローン病治療には「インフリキシマブ(レミケード)」などが使われているが、根治は難しい。

○エントコート
  • 2015年、ゼリア新薬工業が、エントコートの販売権を取得。








クローン病に対する漢方治療
  1. 黄蓍建中湯
    1. (難治性瘻孔、狭窄、膿瘍)
    1. (狭窄なし、腹痛、潰瘍)
  2. 桂枝茯苓丸
  3. 柴胡桂枝乾姜湯
  4. 柴胡桂枝湯
    1. 虚実中間証
    2. 胸脇苦満、ねあせ、吐き気、食欲不振
  5. 四逆散
    1. 虚実中間証
    2. 胸脇苦満、イライラ、不眠、腹痛、下痢、
    3. 動悸、冷え
  6. 小建中湯
    1. 虚証
    2. 疲れやすい、顔色が悪い、動悸、食欲不振
  7. 真武湯
    1. 虚証
    2. 全身倦怠感、冷え、尿量減少
    3. 下痢、動悸、めまい
  8. 大建中湯
    1. (難治性瘻孔、狭窄、膿瘍)
    2. 米国シカゴ大学で臨床試験が始まる
  9. 十味敗毒湯
    1. (難治性瘻孔、狭窄、膿瘍)
  10. 腸癰湯
    1. (難治性瘻孔、狭窄、膿瘍)
  11. 人参湯
    1. 虚証
    2. 冷え、尿量が多い、食欲不振、胃もたれ、下痢
  12. 排膿散及湯
    1. (難治性瘻孔、狭窄、膿瘍)
  13. 半夏瀉心湯
    1. (狭窄なし、腹痛、潰瘍)


下痢」「」「慢性下痢」「腹痛」「タンパク漏出性胃腸症」「好塩基球増加」「痔核」「ステロイド」「活性酸素」「マーガリン




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