| 急性アルコール中毒 |
| 病態 | エタノールの中枢神経抑制作用による意識障害が主たる症状である。重症例では昏睡となり、誤嚥や窒息と呼吸抑制によって死亡する |
| 窒息 に注意 |
意識の薄れや窒息に注意 患者は20代の女性。上座に仰向けに寝かされていたが、顔は青白く、脈拍は速く、呼びかけにも反応しないほどだった。 「救急隊が到着したときに、周りが平気で盛り上がっているというのは、珍しくないんです」と、同消防局西消防署救急隊のAさん。 逆に、重症でもないのに呼ばれる例も目立つ。去年、急性アルコール中毒で搬送された福岡市全体で700人。これに対して、救急出動はしたものの緊急度が低いとして運ばれなかった人も715人いた。 福岡大救急救命センターの岡本育医師は、粗暴になるなど、酔い方が普段と明らかに違うときは、何らかの保護が必要だとしたうえで、緊急度の高い場合をいくつか挙げる。 酔った人はイスから落ちたり転んだりしがちだが、このとき頭を強く打っても周囲が気づかないことがある。「転んだ後の方が意識が薄れて見えるときは、要注意です」 忘年会シーズン、道で寝てしまうのも怖い。寒さへの反応が鈍くなっているため目が覚めず、体温がどんどん下がる。寝ている人を見かけたら声をかけ、意識がなければすぐに救急車を呼ぶべきだという。 もう一つ、吐いた物が喉に詰まると、窒息死の危険が高い。酔った人を寝かせるときは横向きに、仰向けは厳禁だ。 「運び込まれるケースの多くが、この3つです。ほかに、ひどい泥酔だと呼吸が浅くなり、命に関わることもありますが」。 |
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