急性腎炎      
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急性糸球体腎炎 =acute glomerulonephritis(AGN)
病態 細菌(特にβ-溶連菌)やウイルスによる急性の糸球体腎炎。
糸球体内細胞増殖のため[乏尿][急性腎不全]を起こす。
検査 尿量・・・・乏尿ときに無尿となる
バイタルサイン・・・・[浮腫][高血圧]を認める
尿タンパク・・・・異常となる
尿潜血・・・・・赤血球円柱
BUN・・・・・・・乏尿時に上昇する
血清Cr・・・・・・・乏尿時に上昇する
Na・・・・異常値のことがある
K・・・・・・異常値のことがある
Cl・・・・・・・異常値のことがある
補体価・・・・低下する。8周以内にほぼ100%正常化。
ASO・・・・・溶連菌で上昇
ASK・・・・・溶連菌で上昇
CRP・・・・上昇する
赤沈・・・・・上昇する
腎生検・・・腎内増殖性腎炎像
咽頭炎
招く
急性腎炎は、溶血性連鎖球菌という病原性の強い菌が原因で生じ、感染後しばらくして起こる抗体産生が引き金となって、腎炎を発症する。
溶血性連鎖球菌は他に「猩紅熱」や「リウマチ熱」の原因ともなり、小児科領域では最も恐れられていた細菌の1つだ。幸いにもこの菌にはペニシリンが効くので、これらの疾患は近年めっきり減少した。日本では感染症に対して比較的安易に抗生物質の投与が行われ、医療費の高騰や耐性菌の出現などの弊害が指摘されているが、引き続き生じる病気を予防している面もある。
よく似た症状には、慢性腎炎の一種である「IgA腎症」の急性増悪がある。
これは発熱、感染などが誘因となって、血尿や浮腫などを生じ、しばしば急性腎炎と間違われる。
予後に関しては、慢性腎炎の方が悪い。急性腎炎は治ればおしまいであるが、慢性腎炎、特にタンパク尿を伴っている場合には、息の長い観察と治療が必要である。ただし、小児は、慢性腎炎と診断されても、薬などによく反応し、完全に治癒する事も多い
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