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副作用で テオドール

急性脳症 急に発症する中枢神経障害
症状 <1>40度近い高熱・下痢・吐き気
<2>嘔吐に続いて突然のケイレン・高熱・意識障害などが現れる。
1.幻覚
2.意味不明の言動
3.奇声
4.異常なおびえや怒り
5.体に力が入らない
6.呼びかけに反応しない
<3>重症になると昏睡状態に陥る
副作用で 非ステロイド抗炎症剤
「炎症は帯が異物を排除するための反応だが痛みや発熱が耐え難い場合がある。急性感染症に伴う炎症なら病原体が排除されれば治まるが、リウマチなどではそうはいかない。慢性の病気の炎症や痛みを和らげる薬が抗炎症剤。ステロイド剤が最も強力な抗炎症剤だが、それ以外の鎮痛剤系の抗炎症剤をまとめて非ステロイド抗炎症剤(NSAID)と呼ぶ。
本来は慢性炎症のほか、痛風など感染以外の原因による痛みに使用すべきもの。しかし、強力な解熱作用があるため日本ではインフルエンザによる咽頭炎などの解熱にも使用が許可されている。
アスピリンもその1つだが、非ステロイド抗炎症剤といえば普通それ以外のものを指す。ジクロフェナクやインドメタシン、メフェナ酸など30種類以上の成分が販売されている。
小児にもメフェナム酸(シロップ)やボルタレン座薬などがよく使われるが、これらは、日本のライ症候群やインフルエンザによる死亡、脳症の有力な原因と考えられる。厚生省の調査をよく見ると、非ステロイド抗炎症剤を使用した子供のライ症候群による死亡の危険は、服用しなかった場合の20倍も高い。
インフルエンザなど感染症の発熱に対する非ステロイド抗炎症剤の使用はやめ、眠れないような耐え難い痛みにのみアセトアミノフェンを少量使用するのがよいと思われる




子供がインフルエンザや水ほうそうになり、熱が下がってそろそろ治って来たかなと思う頃に、突然、意識がおかしくなり、ケイレンを起こしたり昏睡し、肝臓の働きも悪くなって死亡することの多い病気である。約35年前にオーストラリアのライという学者が報告した。
アメリカでは、解熱剤のアスピリンに疑いが持たれて調査を実施した。ライ症候群の子はアスピリンを使った子の割合が圧倒的に多かった。アスピリンを使った子はアセトアミノフェンという緩やかな解熱剤を使った子よりも16倍程度もライ症候群に罹りやすいことが分かった。アメリカではアスピリンを徹底的に使わないようにした結果、ライ症候群はほとんど発生しなくなった。
一方、日本でも以前から100人を超えるライ症候群が毎年発生していると推定されている。最近厚生省は「アスピリンの使用とは無関係にインフルエンザ感染それ自体か、あるいは不明の因子が加わることによって発症することがあるように考えられる」として、原因不明のまま研究を終了した。
しかし、この解釈は大変疑問。日本ではアスピリンはもともと使われず代わりにアスピリンよりも強力な解熱剤を使っている。欧米では子供には使わない強力な非ステロイド抗炎症剤だ。自衛のためには、日本のライ症候群の原因として最も疑わしい強力な解熱剤は使わない方が賢明だ

米で激減
「子供が激しい吐き気やケイレンなどを起こし、死に至ることもあるライ症候群が米国で激減していたという調査結果を米疾病対策センター(CDC)がまとめた。インフルエンザや水疱瘡にかかった子供に解熱剤のアスピリンなどサリチル酸系の薬を使うとライ症候群になりやすいと警告されているが、この関係が指摘された後の1981年から減っていて警告を裏付けた。
全米からCDCに報告された18歳未満の症例を集計した。80調査年度(79年12月〜80年11月)には555人の報告があったが、85年度には約100人に下がり、87年度以降は年間36人以下、94〜97年度には年間2人以下となった。この間、82年に米医務総監が警告を出し、86年からはアスピリンを含む薬に警告文が載るようになった
予後悪い
急性脳症
「乳幼児期には急激な発熱に伴って、全身ケイレンや意識障害といった症状を示すことが多い。このような症状の疾患としては
『熱性ケイレン』
『ウイルス性髄膜炎』
『細菌性髄膜炎』
『急性脳症』
『ライ症候群』
などが知られている。この中で熱性ケイレンは、1〜3歳の幼児期に多く、高い熱に引き続き全身ケイレンが起きる。ただ、ケイレンは長く続かず一過性なので心配無いことが多い。
しかし、意識障害が長く続いたり、ケイレンが止まりにくかったり、高い熱が続くようなときは、入院が必要で検査をして診断する必要がある。検査としては血液検査や脊髄液を採取して細胞の数やタンパク質の量を調べる髄液検査、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴装置(MRI)を使った検査などが行われる。
このような検査により髄膜や神経の炎症が証明されれが、髄膜炎または脳炎と診断される。しかし、はっきりとした症状が無く脳の圧力が高くなっているときは急性脳症と診断されることが多い。急性脳症は乳幼児期に多く、様々なウイルス感染が引き金になって起きる。インフルエンザウイルスによって起きることも多く、インフルエンザ脳症とも呼ばれる。
治療として抗ウイルス剤や抗ケイレン薬、輸液、脳圧を下げる治療などが行われるが、後遺症を残すことも多く予後が悪い。ときにはライ症候群と言って肝臓の脂肪変性などを伴う重篤な例も盛られる。
予防法としてはワクチン接種のほか、うがいや手洗いを心掛けることが大切である。風邪の症状に続いて、ケイレンや意識障害が起きるときは早めに病院を訪れた方が懸命である
関連情報
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