高脂血症薬
検査
ベニコウジ
カデュエット配合剤



高脂血症薬
一般名 プアトルバスタチンカルシウム水和物
商品名 「リピトール」
作用機序 【HMG-CoA還元酵素阻害薬】

★肝臓におけるコレステロールの合成に関与する酵素の作用を阻害することで、コレステロールの産生を抑えます。スタチン系薬剤は肝臓内のコレステロール値を減らし、血中のリポ蛋白(LDLというコレステロールが主成分)を肝臓内へ取り込み、その代謝を促進します。

★コレステロール生合成系の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を選択的かつ競合的にに阻害します。

★血中のトリグリセライド(中性脂肪)を低下させる作用も認められています。
効能効果
  • 家族性コレステロール血症
  • 高脂血症


禁忌 使ってはダメな者
  • ・本剤に過敏症の既往歴ある者。
    ・肝臓の代謝機能が低下した以下の者:
      急性肝炎
      慢性肝炎の急性増悪
      肝硬変
      肝線維症
      肝癌
      黄疸
    ・妊婦またはその可能性のある者
慎重な投与 ・肝障害・その既往歴ある者。
・アルコール中毒
・重篤な腎障害・その既往歴ある者。
・フィブラート系薬剤投与中の者。
・免疫抑制剤投与中の者
・ニコチン酸製剤投与中の者
・アゾール系抗真菌剤投与中の者
・エリスロマイシン投与中の者
相互作用 以下の薬剤との併用は原則禁忌
  • ・フィブラート系薬剤(急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症の危険)。
    ・免疫抑制剤
    ・ニコチン酸製剤
    ・アゾール系抗真菌剤
    ・エリスロマイシン(急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症の危険)
    ・クラリスロマイシン(本剤の血中濃度上昇)
    ・陰イオン交換樹脂(保内の吸収阻害)
    ・トログリタゾン(本剤の血中濃度低下)
    ・ジゴキシン(ジゴキシンの濃度上昇)
    ・経口避妊薬
    ・HIVプロテアーゼ阻害剤
妊婦への影響 授乳中止する






リピトールの副作用(五十音順)
  1. 異常感覚
  2. 横紋筋融解症・・→直ちに中止
    1. 筋肉痛
    2. 脱力感
    3. CK上昇
    4. 血中ミオグロビン上昇
    5. 尿中ミオグロビン上昇
  3. ・K(カリウム)上昇
  4. 過敏症状・・→中止
    1. 血管神経性浮腫
    2. アナフィラキシー反応
    3. ジンマシン
  5. 肝炎
  6. ・肝機能異常
    1. 黄疸
    2. GOT上昇
    3. GPT上昇
    4. γ-GTP上昇
    5. ALP上昇
    6. LDH上昇
  7. ・関節痛
  8. ・胸痛
  9. ・筋炎
  10. .筋肉痛
  11. 血小板減少症・・・・・→中止
  12. くび・肩のこり
  13. グリコヘモグロビン上昇
  14. ケイレン
  15. 血糖値が上昇・・・・・→定期検査必要、異常で中止
  16. ・下痢
  17. 健忘症
  18. ・CK上昇
  19. ・四肢のシビレ感
  20. 消化器症状
    1. アミラーゼ上昇
    2. 嘔吐
    3. 下痢
    4. 胃炎
    5. 軟便
    6. 吐き気
    7. 口内炎
    8. 胸焼け
    9. 便秘
    10. 胃不快感
    11. 腹痛
    12. 心窩部痛
    13. 腹部膨満感
    14. 膵炎
    15. 胆汁うっ血性黄疸
    16. 食欲不振
    17. 消化不良
    18. 口渇
    19. 舌痛
  21. .腎障害(重篤な) ・・→直ちに中止
  22. ジンマシン
  23. 水疱性発疹・・・・・→中止
  24. スティーブンス・ジョンソン症候群・・・・・・→中止
  25. 女性化乳房
  26. 頭痛
  27. 精神神経症状
    1. めまい
    2. 頭痛
    3. 不眠
  28. せき
  29. ・全身倦怠感
  30. 代謝以上
    1. グルコース上昇
    2. HbA1c値の上昇
    3. 血清鉄低下
    4. 低血糖症
  31. 帯状疱疹
  32. 多形紅斑・・・・・・→中止
  33. ・テストステロン低下
  34. ・動悸
  35. ・糖尿病 ・・→定期検査必要、異常で中止
    1. 口渇
    2. 頻尿
    3. 全身倦怠感
  36. 内分泌症状
    1. テストステロン値低下
    2. ChEの上昇
    3. TSHの上昇
    4. ACTHの上昇
    5. アルドステロンの低下
  37. 尿に色が付く(有色尿)
  38. ・熱感
  39. ・ねむけ
  40. ・脳梗塞
  41. ・肺炎
  42. 背部痛(背中が痛む)
  43. ・発疹
  44. 皮膚症状
    1. 掻痒感
    2. 発疹
    3. 皮疹
    4. 脱毛症
    5. 光線過敏
  45. 発赤
  46. ・白血球減少
  47. ・BUN上昇
  48. 皮膚粘膜眼症候群・・・・・・→中止
  49. ・貧血
  50. ・頻尿
  51. ・頻脈
  52. ・浮腫(顔面・四肢)
  53. ・不眠
  54. 勃起障害(ED)
  55. ・末梢神経障害
  56. ・味覚異常
  57. ミオグロビン(血中・尿中)上昇を特徴とする横紋筋融解症
  58. ミオパシー・・・・→中止
    1. 広範囲の筋肉痛
    2. 筋肉圧痛
    3. CK上昇
  59. 無力症
  60. めまい


基本的注意 ○あらかじめ食事療法を行い、さらに運動療法や高血圧・喫煙などの虚血性心疾患のリスクファクターの軽減を十分に考慮する。
○血中脂質の値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない時には中止する。
○投与中(または増量時)は12週までの間に1回以上、それ以降は定期的(半年に1回)に肝機能検査を行う
4人死亡 2006年4月までの3年間でリピトールを投与された12人が[劇症肝炎]などを起こし、うち4人が死亡していた。厚生労働省は2006年6月、添付文書に「劇症肝炎。肝炎」を重大な副作用に追加するようにメーカーに指示している。


参考
  • 2011年、特許が失効する。
  • スタチン系
    2008年9/13、米アルバート・アンド・メアリー・ラスカー財団は、2008年度のラスカー医学賞を、元三共研究員の遠藤章・バイオファーム研究所所長に授与すると発表。
    遠藤氏は6000種類のカビやキノコを調べ、青カビの一種から、血中コレステロール値を効果的に下げる物質「スタチン」を発見した。さらにその仕組みも解明した。





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