慢性腎炎         
トップへ戻る病名・症状>慢性腎炎

漢方薬 鑑別
五苓散 口渇があって、むくみと尿量の減少がある者に用います。頭痛・嘔吐がある人にも使います
柴胡加竜骨牡蛎湯 胸脇苦満があり、血圧高く、便秘気味で、胸でドキドキして圧迫感がある者に用います
小柴胡湯+
黄連茯苓
むくみが少ない者
七物降下湯 慢性腎炎で血圧が高い、虚証の者
八味地黄丸 タンパク尿と高血圧がある者
補気建中湯 むくみと腹水がある、虚証の者
補中治湿湯 気力体力ともに衰え、浮腫が長引く者
分消湯 水が著明で、腹部は硬く張って、脈は沈んで力がある、実証の者
木防已湯 むくみ・心臓肥大があって、みずおち硬く抵抗感があって、呼吸がゼイゼイいう者

慢性腎炎 ◎タンパク尿・血尿・高血圧を呈し、しばしば無症状のまま数年〜数十年にわたって徐々に進行し、気がついたときには慢性になっていることがあります
【慢性腎臓病】の定義(米国)
@糖尿病や高血圧などの原疾患の有無にかかわらず、糸球体濾過率が1分あたり60_g以下。
@糸球体濾過率に関係なく、3ヶ月以上の[組織][尿][生化学][画像上]の異常があること。
症状 頭痛
頭重
めまい
肩こり
むくみ
タンパク尿
高血圧
血尿

などが見られます」







ある朝、出張先のホテルで履こうとした靴が入らない。手が腫れぼったく吐く息が妙に臭い。昨夜の酒が悪かったのかと自問しながら、支店の営業会議に出席したが。考えがまとまらない。拍動性の頭痛を覚えて、意識を失った。
  気がついた時は白衣の医師と看護婦さんがのぞき込んでいた。病名は慢性腎不全。
 血中の尿素窒素が正常人の7倍以上の150mg(100ml当たり)もあり、腎機能は1/10に低下していた。週に3回、1日4時間の血液透析が必要で、社会復帰を第一義にするなら携行式腹膜潅流(CAPD)もあると説明された。
「なぜ自分がこんなことに・・・・」。深い絶望が去来したが、こうした気持ちを解きほぐしてくれたのは若いケースコーディネータの言葉だった。
「病気には健康を回復出来る急性期型のものと、病気と共存せざるを得ない慢性型があります。腎不全は確実には治らない疾患ですが、社会復帰が出来ないものではあえいません。私たちの求める医療は障害を持つ人が不自由であっても不幸でない、そんな環境を患者さんと共につくることです」
 男性はCAPDによる在宅療法を選んだ。1日4回、腹膜潅流液を交換して記録をつける。気分の悪さはウソのように消えた。それにも増して、自分を心配してくれる周囲の人々に感謝を覚えるようになった。
「人間は死という不治の病を抱えています。その過程を時間的な長さでなく、充実を感じ悔いのないように生活することが大切だと気づきました」。何ヶ月目かの外来受診で男性はこう語ってくれた
【臨床例】 ☆23歳、男性。
小学校6年生の時に風邪から腎炎となり、その後現在まで12年間、病院通いをしている慢性腎炎の患者。副腎皮質ホルモンの服用で顔はムーンフェイスを呈している。主訴は風邪を引きやすく、風邪をひくと尿タンパクが多く出る。その上、体が疲れやすいという。浮腫はない。
体格は中等度で、栄養は良好だが、何となしにシンが弱いという感じで、顔色は青白くムーンフェイスを呈している。脈はやや弦で、舌には白苔が付いている。腹診すると胸脇苦満の症状があり、腹部の肌はツヤがなく、カサカサしている。尿タンパクは中等度の陽性を示す。
腹証により、小柴胡湯加茯苓黄連地黄連銭草を与える。地黄は副腎ホルモンを調整するために加味した。
2年間服用すると、胸脇苦満の症状がほとんど取れ、顔色がよくなり、肌のカサカサが消えてツヤが出てきた。これは本方が副腎皮質ホルモンのミネラルコルチコイドに働いて水分代謝が正常になったため、ツヤが出てきたものと思われる。そのうえ、風邪を全然引かなくなり疲れなくなった。尿タンパクは±になったり、陰性になったりするようになった。ムーンフェイスはまだ少し残っている。」 (寺師睦宗著「成人病の漢方療法」p147〜p148)
【民間療法】 アキノキリンソウ・アズキ・ウキクサ・カヤツリグサ・キササゲ・スイカ・ニワトコ
漢方薬あれこれ 牛車腎気丸
五苓散
柴胡加竜骨牡蛎湯
七物降下湯
潤腸湯
小柴胡湯+黄連・茯苓
真武湯
清心蓮子飲
大柴胡湯
知柏地黄丸
釣藤散
当帰芍薬散加工ブシ末
当帰芍薬散
人参湯
人参養栄湯
八味地黄丸
八味地黄丸コンドロイチン
八味地黄丸有機ゲルマニウム
八味地黄丸霊芝
八味地黄丸サメ軟骨
八味地黄丸コエンザイムQ10
防風通聖散
補中益気湯
木防已湯
六君子湯
六味丸
苓桂朮甘湯
関連情報
IgA腎症
腎炎
急性腎炎
夜間尿
慢性腎不全
有機ゲルマニウム

治るTOP栄養外字コード病院ランキング血液検査副作用会員サービス治る治るTOP