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| RA | 慢性関節リウマチ ◎小児期に発症するRA(参照→若年性関節リウマチ) ◎原発性は20〜60才の女性に多発。 (1)小関節より大関節を漸次対照的に犯す。 (2)関節の痛みは安静時にもあり、とくに朝方に強く天候の影響を受けやすい。 (3)患者の多くが、症状が進行すると関節パンヌス(炎症性の肉芽組織)によって、骨・関節軟骨が侵食され、関節は著しく変形し、中指に「白鳥の首変形」や小指側にゆがむ。 (第1指→ヘバーデン結節) (4)好発年齢:(20〜40才代の女性に多い。) (5)好発時期:特になし。 ★「滑膜が腫大している。」 ★「滑膜から骨を溶かす成分「サイトカイン」が出る。」 ★「閉じこもってはダメ。積極的に外へ出ること。運動療法。」 1996.5.28 NHK「健康スペッシャル」 |
| 血液像 | l貧血 m白血球・・・増加 |
| 検査 項目 |
lRAtest:(+)・・・・80〜90% mLE細胞:(+)・・・・10% nCRP試験:(+++) o赤沈:(↑) pフィブリノーゲン(FI)・・・(↑↑) q血清タンパク分画: 「γグロブリン」(+) 「抗核抗体」(+) r血清補体価:(↑) |
| アメリカリウマチ協会1987年 | 診断基準 | 日本リウマチ学会 |
| @すくなくとも1時間以上の「朝のこわばり」が6週間以上続く。 | 朝のこわばりがみられる。 | |
| A3関節以上の腫れが6週間以上続く。 | 3つ以上の関節で、指で抑えたり動かしたりすると痛みを感じる。 | |
| B手関節・中手指節関節・近位指節間関節の腫れが6週間以上続く。 | 2つ以上の関節で炎症による腫れがみられる。 | |
| C左右の同じ関節に、腫れがある (対称性関節腫脹)。 |
皮下結節(リウマトイド結節)がヒジやヒザなどにみられる。 | |
| D手に定型的なレントゲン像がみられる。 | 血液検査で赤沈に異常がみられる。 またはCRPが陽性である。 |
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| E皮下にリウマトイド結節がある。 | ||
| Fリウマトイド因子が陽性である。 | 血液検査でリウマトイド因子が陽性である。 | |
| 以上の7項目中、4項目を満たすものをRAと診断する。 | 以上の6項目のうち3項目以上に当てはまる場合。 |
| 慢性関節リウマチの症状 | ||
|---|---|---|
| 発疹 | 肘、手首、指、足背、脊柱に発疹 | |
| 性状 | (イ)無痛性・クルミ大、 (ロ)小豆大皮下結節 |
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| 発疹の出現時間は不定 | ||
| 発熱 | ||
| 関節痛 | ||
| 関節炎 | 変形強直 | |
| 多発性関節炎 | ||
| Caplan症候群 | 英国の医師カプランが見付けた。リウマチ性関節炎を合併する塵肺症、X線写真で両側全肺野に、多発性の円形結節性の境界明瞭な陰影を認める。 | |
| 手根管症候群 | ||
| リンパ節腫大 | ||
| 脾腫 | ||
| IL6 | (インターロイキン6)の過剰によって炎症が激しくなる。 「リウマチは活性・増殖したリンパ球が、関節の骨の接合部分を包む滑膜などの細胞を異物と誤って攻撃することで、炎症を起こす病気とされる。リンパ球などから放出されるサイトカインの1つ『インターロイキン6(IL-6)』が、別のリンパ球表面のILー6受容体にくっつくことで、リンパ球が活性化し、増殖する。 大阪大健康体育部教授の吉崎和幸さん(臨床免疫学)らのグループが1993年、その仕組みを解明。 この受容体にふたをすることが出来れば、炎症を抑えられると考え、このふたの役割を担う抗体の製剤化に、吉崎さんらが成功。臨床試験が行われている。 治験では、生理食塩水に溶かした抗体(体重1kg当たり2mg)を、腕の静脈から点滴で、2時間半かけて注入する。2週簡に1回が1サイクル。 この結果、関節炎などの指標となる『CRP値』は開始時の13から0.06まで下がった。(正常値は0.2以下) 1998月、リウマチ治療薬として承認されたメトトレキサートを上回る成績だ。 「抗サイトカイン療法」でIL-6以外に注目されているのが、『エタナーセプト』。98年10月、米国で承認された。 |
| 特殊抗体 大阪大医学部第三内科(岸本忠三教授)の研究グループが開発した。各種の抗リウマチ薬では症状が抑えられなかった患者の治療を昨年から始めたところ、関節の腫れや痛みなどが改善されたという。18日から福島で開く日本リウマチ学会で発表される。 リウマチの原因はよく分かっていないが、同グループは、患者の体内でリンパ球がインターロイキン6(IL6)という物質を過剰に作り、関節の細胞表面の受容体にくっついて、腫れなどを引き起こしているのを確かめている。新しい治療法は、この受容体だけにくっつく抗体を遺伝子組み換え技術で作り、患者に注射してIL6が受容体にくっつくのを防ぐ。 抗リウマチ薬では効果がなくなった患者に絞り、同大の倫理委員会などの審査を受けたうえで、昨年4月以降、32〜78歳までの男女6人を治療。毎週注射が必要だが、いずれも数週間で関節の腫れや痛み、倦怠感などの症状が完全されたという。昨年11月から治療を始めた48歳の女性は、関節の痛みが取れ、4分近くかけて歩いていた道を30秒ほどで歩けるようになった。 |
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| PGD2 | 過剰な炎症を抑制 2006年、大坂バイオサイエンス研究所(吹田市)などの国際研究チームは、リウマチやアトピー性湿疹の様な自己免疫疾患の過剰な炎症を抑える働きがある物質を発見した。米科学アカデミー紀要の電子版に掲載。 大坂バイオサイエンス研の江口直美・元副部長(現早稲田大学先端バイオ研究所教授)と、米ハーバード大学、英ロンドン大学の共同成果。 免疫の調節にかかわる物質『プロスタグランジンD2』が造血器官で作られる時に出来る代謝産物に、リウマチなどの炎症を抑える働きがあることを突き止めた。 代謝産物ができないように遺伝子を操作したマウスは自己免疫疾患になると通常よりも炎症が強まった。逆に代謝産物が多くできるようにしたマウスは症状が軽かった。プロスタグランジンD2には様々なタイプがあり、最初に発見したのは大坂バイオサイエンス研の早石修名誉所長らで、脳で作られるタイプに睡眠誘発作用があることを突き止めた。 |
| オステオポンチン | 症状悪化 東京医科歯科大学の野田政樹教授らは、骨の形成を抑えるタンパク質『オステオポンチン』が慢性関節リウマチの症状を悪化させることを突き止めた。慢性関節リウマチはリンパ球の一種のT細胞が、ある種の抗体が結合した軟骨主成分を攻撃して起こる。研究グループは患者の軟骨にオステオポンチンが大量にあることみ着目、オステオポンチンがリンパ球の成長を促して軟骨の破壊を手助けしているのを発見した。 ネズミの実験でリウマチを引き起こす抗体を注射すると、オステオポンチンを作る遺伝子を取り除いた場合はリウマチを発症しなかった。 オステオポンチンは通常、骨や軟骨・白血球に含まれている。免疫反応を抑制する作用があるが、オステオポンチンがなくても生きられるので、その働きを抑える薬を作ればリウマチの治療につながる可能性が高い。 野田教授らはオステオポンチンの働きを阻害する候補物質を見つけており、「できるだけ早く動物実験で確かめたい」という。 成果は2002年4/2日発行の米科学誌、科学アカデミー紀要に発表 |
| 放射線 | 微量の放射線が有効 「電力中央研究所は自然界に存在する放射線など低線量の放射線に長期間当たると、慢性リウマチなどの自己免疫疾患の症状が緩和することを確認した。低線量放射線の働きを細胞や遺伝子レベルで解明できれば、自己免疫疾患の治療に応用できる。 人間は宇宙から届く放射線などで平均年間1.1_グレイを浴びている。一度に多量の放射線を浴びると発ガン性があることはわかっているが、低線量の作用はよく分かっていない。 研究チームは慢性関節リウマチなどの症状が全身に現れた自己免疫疾患の実験用マウスで実験。生後7週目から約5週間にわたり1時間あたり1.2_グレイの放射線を当てると、症状の緩和にもっとも効果があることが分かった。 |
| 縄文人 | 慢性関節リウマチは全身の関節に炎症が起き、変形したり動かなくなったりする病気。ウイルスや細菌から身体を守る免疫の働きに、自分自身が攻撃される「自己免疫」と関係していると考えられるが、詳しい原因は分かっていない。 世界中に患者がいるが、文献に初めて登場したのは1800年頃。一方、約10年前、米国の医師が遺跡から出る人骨を調査したところ、北米でリウマチの痕跡が残っている骨が多い一方、ヨーロッパの骨ではほとんど例がないことから、元はアメリカの先住民の間で風土病だったものが植民地時代にヨーロッパ、アジアに広がったという説を唱えていた。 滋賀医科大の福田真輔教授(整形外科)らは、中国・河南省の文物考古研究所との共同研究で、同省から出土した6000〜3000年前の人骨、148体を調査。さらに国内では京都大理学部自然人類学講座と共同で縄文時代晩期の人骨313体、大阪府堺市で出土した江戸時代の人骨24体などについて調べた。その結果、縄文人骨の中に全身の症状から確実に『慢性関節リウマチ』と見られるものが1体見つかり、少なくとも日本では3000〜2500年前からある病気であることが確認された。 さらに欧米人に比べてアジアでは少ないとされる『変形性股関節症』についても調べた。これは股関節の軟骨がすり減って普通に歩けなくなる病気だが、アジア人の中でも日本人には患者が特に少ない。 古人骨でも縄文人で1%前後、中国人では5〜7%にしか見られず、江戸時代の日本人の骨には1例もなかった。これはローマ時代の英国の人骨を調べた報告例(12%)に比べてかなり少なく、現在と同じ様な傾向が生活習慣のかなり違う古代にもあったことが分かった。 背骨の中を走る靱帯が骨に変形して神経を圧迫・麻痺を起こす『脊椎靱帯骨化症』は日本人以外には患者が非常に少ない病気だ。中国の古人骨には靱帯が骨になっている例は見られず、日本でも縄文人には1例も無かった。しかし堺市の江戸時代の人骨からは少数にもかかわらず2例が見つかった。この病気は弥生時代以後のある時期、何らかの要因で日本で増えたらしいという。福田教授は“古人骨の調査は、疫学研究の1つとして病気の原因解明に役立つのではないか”と話している。 |
| 診断薬 | 厚生省から慢性関節リウマチ(RA)診断薬の製造承認をうけたのは『パナクリアMMP-3』。 関節の骨や軟骨の組織が破壊されると要因となる酵素『マトリックスメタプロテアーゼ-3(MMP-3)』が血液中に存在している量を分析し、リウマチが発症しているかどうか診断する。これまでリウマチの判定は学会基準に従って医師が触診や視診で行うのが一般的だっったが、血中の酵素を直接計測することで早期発見につながると言う。 同社によると、RAの推定患者数は約700000人。発症から1〜2年で組織破壊が始まること殻、治療する上でリウマチの早期判定が課題となっていた |
| 抗リウマチ薬 | ○アクタリット ○オーラノフィン ○金チオリンゴ酸ナトリウム ○サラゾスルファピリジン ○ブシラミン ○ペニシラミン ○メトトレキサート(MTX): (1)抗リウマチ薬 「メトトレキサート」(商品名:リウマトレックス) 「レフルノミド」(商品名:アラバ) 「ブシラミン」(商品名:リマチル) ○アラバ錠 (2)副作用: 1.肺繊維症 2.骨髄の働きを抑制するので血液の異常 3.腎臓障害 (3)効果が出るまで2、3ヶ月かかる。 ○エラスターゼ阻害剤 「小野薬品は米医薬品ベンチャー、コーテック(コロラド州)から、経口エラスターゼ阻害剤の全世界での開発・販売権を取得することで合意した。小野薬品は慢性閉塞性肺疾患・慢性関節リウマチの治療薬にする計画だ。 エラスターゼはタンパク分解酵素で、炎症性疾患での組織破壊や臓器不全の原因になると考えられている。小野薬品はエラスターゼの働きを抑えるエラスターゼ阻害剤が、炎症性の慢性疾患の新しい治療剤になるとみている。 ○エンブレム「1998年秋、米国で発売された。」・・・日本では武田 ○レミケード(一般名:インフリキシマブ):生物製剤・・・日本では田辺 |
| 副作用で 死亡 |
●「アラバ」(一般名:レフルノミド) 仏系製薬会社アベンティスファーマは2004年1/27、リウマチ治療薬「アラバ」の投与を受けた後に、間質性肺炎を起こし死亡した患者が、発売4ヶ月後で5人発生したと発表。昨年9月に発売以来約3400人が投与された |
| 西洋薬 | これまで中心的な治療薬はワイスが販売する『リウマトレックス』だった。過剰な免疫が組織を攻撃するのを抑制して炎症を抑えるとされる。 これに対してレミケードとエンブレルは細胞の表面にある受容体に結合して炎症を起こす命令や、骨や関節を破壊する命令を出すタンパク質の活動を制限する。根治薬ではないが、リウマトレックスで効果がない患者にも効く上、骨の破壊を止める効能がある。 ただ、レミケードとエンブレルは体内タンパク質が免疫反応を調整するため(活動を制限することになるので)体の防御機能が弱まる。そのため、感染症や結核再発の副作用に注意が必要。 →「骨粗鬆症」 |
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越婢加朮湯 加工ブシ末 葛根加朮附湯 葛根湯 九味檳榔湯 桂枝加朮附湯 桂枝加朮附湯+霊芝 桂枝加朮附湯+霊芝+紅参 桂枝加朮附湯+キャッツクロー+真珠+デビルズクロー 桂枝加朮附湯+霊芝+コンドロイチン+グルコサミン 桂枝加朮附湯+加工ブシ末+有機ゲルマニウム 桂枝加朮附湯+鹿茸大補湯 桂枝加朮附湯+麻杏g甘湯 桂枝加朮附湯+陳久散 桂枝湯 桂芍知母湯 桂芍知母湯+鹿茸大補湯 五積散 柴胡加竜骨牡蛎湯 柴苓湯 芍薬甘草湯 芍薬甘附子湯 小続命湯 疎経活血湯+陳久散 大防風湯 桃核承気湯 二朮湯 風湿舒筋丸 麻杏g甘湯 g苡仁湯 |
| [キャッツクロー][霊芝][紅参][有機ゲルマニウム] [コンドロイチン][グルコサミン][デビルズクロー] |
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| 【民間療法】 | ○イラクサ・オトギリソウ・オニシバリ・サイカチ・サルトリイバラ・ハマゴウ・ヤブガラシ・ヨモギ。 ○[ニワトコ+オオバコ+ヨモギ+キャベツ+コマツナ+ツユクサ] |
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[曲池][陽谿][合谷][陽陵泉][太谿][足三里][小腸兪] |
| 【栄養療法】 | ビタミンB12 |
| 関連情報 |
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