| モノアミン酸化酵素阻害剤 | |
| M A O 阻 害 剤 |
monoamine oxidase inhibitor =「モノアミン酸化酵素阻害剤」 =「マオ阻害剤」 =「MAO-I」 ・ドーパミンやアドレナリンをまとめてモノアミンといいます ◎イプロナイアジドによる結核患者の治療中、副作用として不眠や異常興奮が起こることから、本薬を抑うつ性精神病の治療に用いて著効を示すことが分かった。同時に中枢神経系の機能に重大な役割を果たすセロトニンやカテコールアミンの代謝に関与するMAOの活性を阻害することがも分かった。 そして、MAO阻害による生体アミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど)の脳内含有量増加と中枢興奮薬との関係が調べられた結果、抗ウツ剤として使われるようになった ◎MAO阻害剤は、3種類の生物起源のアミン、すなわちノルアドレナリン、ドーパミンおよび5-HTならびに他のフェニルエチルアミン類の酸化的脱アミノ化を阻害する ◎MAO阻害剤は正常な気分に対してはほとんど影響を及ぼさない。 ◎消化管から吸収されやすく、2〜3日で血中濃度は最高になる。 |
| 製剤 | 1.「フェネルジン」 2.「トラニルシプロミン」 3.「イソカルボキサジド」 塩酸セレギリン(選択的MAO-B阻害剤)がある。 |
| ウ ツ 病 |
ノルアドレナリンやセロトニンが足りないとウツ病になる(モノアミン理論)。 ウツ症状を改善するためにMAO阻害剤(MAOI)が使われる。 非定型うつ病に対しても使われる。 |
| 注 意 |
MAO阻害剤を服用している人は、以下のものを食べたり飲んだりしてはいけない。 1.チーズ 2.ワイン 3.ビール 4.コーヒー 5.レバー 6.レーズン 7.酵母製剤 以上のものには『チラミン』という物質が含まれているからです。チラミンは、アミノ酸のチロシンが脱炭酸酵素によって二酸化炭素が抜け落ちて出来る。ノリアドレナリンによく似た物質です。 ノリアドレナリンやアドレナリンの量はMAOによってコントロールされている。ところが、MAO阻害剤を服用すると、MAOの働きが著しく抑えられろ。そこへチーズなどをたくさん食べると、チラミンが大量に供給される。そうなると、脳に入ったチラミンはMAOに分解されること無く神経細胞に取り込まれる。そして、ノルアドレナリンの入っている小包を刺激するので、ノリアドレナリンが神経末端から放出される。そうすると、交感神経が異常に興奮する。このため、血圧が急激に上昇するので、脳卒中の危険性が高まることになります(=高血圧クライシスと呼ばれています)。 |
| 相互 作用 |
→「ロヒプノール」 |
| 副 作 用 |
1.肝障害:服用量や投与時間に関係なく肝実質障害を起こす。 2.起立性低血圧 3.発疹 4.中枢神経症状:頭痛・振戦・眩暈・幻覚・不眠など。 5.ときに異常高血圧・異常高体温。 |
| 「うつ病」「チーズ」「ワイン」「コーヒー」「酵母製剤」 |
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