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目が覚めない 「朝、起きれない」「目覚めが悪い」「寝起きが悪い」
深さ 起きるときの眠りの深さが決め手
「目覚めがすっきりしないと答えた人のうち、7時間以上眠っている人は49%もいる。睡眠時間がきちんととれているのもかかわらず、すっきりと目覚めることが出来ないわけだ。目覚めの良さ、悪さはどこで決まるのか?
●δ波の出方で起床のタイミングを変えてみると
アンケートの結果から、目覚めのよさ、悪さを決めるのは、必ずしも睡眠時間の長短ではないことが分かる。実験に協力してくれたAさんは非常に寝起きが悪く、毎朝ギリギリの出勤。目が覚めるまでの時間が長くかかり、覚めてから会社に行くまでも頭はボーっとしているそうだ。
睡眠中の脳はδ波という脳波を出している。このδ波が強いときは眠りは深く、δ波が弱まると眠りは浅くなっていることが知られている。そして睡眠中のδ波は強弱を繰り返している。これは、深い眠りと浅い眠りが交互に訪れていることを示している。
実験では1日目はδ波が半分ぐらいの時に起こしたが、いつもと変わらない目覚めの悪い状態だった。
2日目にδ波がほとんど出ていない状態で起こしたところ、いつもよりスッキリと目覚める結果となった。
すなわち、「眠りが浅いときにスッキリ目覚めることが出来る」ことが分かった。では、その状態を作り出すことは出来るだろうか?
眠りの浅い状態を作り出すために、3種類の刺激を与えてみたところ、それぞれ違った結果が得られた。
<1>匂いの刺激:
 「δ波に変化なし。眠りの状態は変わらない、目覚めに通じる変化は起こらない。」
<2>光の刺激:
 「δ波はゆるやかに減っていく。目覚めには至らない。
<3>音の刺激:
 「δ波は一気に消える。名前を呼ぶと簡単に目覚める、急激な目覚めを起こす」
3種類の刺激の中で目覚めを引き起こすことが出来たのは音の刺激だけ。ただし、その急激な目覚めは、めざす“スッキリした目覚め”に「なるだろうか?。バランス計を使って、目覚めの「スッキリ度」を測ってみよう。
両目をつぶって片足でバランス計の上に立つ。安定していれば、すっくり目覚めた証拠。音の刺激で起きた人はふらついてしまった。スッキリ度は最低の[1]。
究極の目覚ましは?
スッキリ気持ちよく起きられる究極の目覚ましを。人工的に作り出してみよう。
まず、寝室のカーテン、雨戸は完全に閉めることが大切。外からの音や光の刺激は、自然な眠りの状態を妨げるからだ。
電気スタンドは起床時間の10分前に点灯するようにセット。ラジカセは起床時間の5分前に音楽が流れるようにセットする。最後に目覚まし時計を起床時間にセット。
目覚まし時計が鳴る前に自然に目覚めたAさんは、「明かりがついたのは気づかなかったけど、音楽が鳴った時にパッと目が覚めた。普段より数段気分がいい」とのこと。A参の「スッキリ度」をバランス計でチェックすると・・・・。スッキリ度は[4](普段は2)で、非常によい目覚めだったことが分かる。」
(NHKためしてガッテン)
時計が 起きたい時刻に目覚める
「人間が起きようとする時刻にほぼ正確に目覚める“目覚まし時計の機構”の仕組みは、血液中の副腎皮質刺激ホルモンによることをドイツ・リューベック大のヤン・ボーン博士らが解明し、7日発売の英科学誌ネイチャーに発表した。
研究グループは、健康な若者15人を3夜にわたって実験。うち1夜目は翌朝6時、2〜3日夜目は同9時に起きるよう指示した。ただし、最後の朝だけは指示した時刻より3時間早い6時に起床させた。
この過程で被験者の副腎刺激皮質ホルモンの血中濃度を調べたところ、起きるように指示した時刻の約1時間半前から分泌が活発化した。しかし、当初指示した時刻より早く起こしたときは、このホルモンの血中濃度の上昇は見られなかった。
研究グループは、人間にとって睡眠から目覚めること自体がストレスであると指摘。このため睡眠中でも、起きる時間が近づいてくることを無意識下に自覚すると、ストレス反応を担う脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモンの分泌が盛んになり、その血中濃度が増えて目を覚まさざるを得なくなる、とみている。」
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