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トップへ戻ることば>免疫グロブリン

血清タンパク質
水に溶けない
繊維状タンパク
コラーゲン
ゲラチン
エラスチン
水に溶ける球状(globulor)タンパク アルブミン
αグロブリン
βグロブリン
γグロブリン(ガンマグロブリン)(免疫グロブリン)
  
IgG(免疫グロブリンG)
  IgM
  IgA
  IgD
  IgE
・・・アレルギーの原因物質

免疫グロブリン(Ig)の検査
IgG
(免疫グロブリンG)

870〜1700mg/dL
↑↑ [IgG骨髄腫]
[膠原病][慢性肝炎][肝硬変]
[原発性免疫不全症(Bruton型・Swiss型)][ネフローゼ]
・主に二次免疫応答において産生される抗体
・[補体結合能][皮膚感作能][リンパ球][単球][血小板]などのFcレセプターに対する結合能に重要。
・母児免疫に重要。
IgA
(免疫グロブリンA)

110〜410mg/dL
↑↑ [IgA骨髄腫]
膠原病][肝硬変]
・血液中および外分泌液中に存在し、粘膜感染における局所免疫反応に重要。
IgM
(免疫グロブリンM)
♂33〜190mg/dL
♀46〜2690mg/dL
↑↑ [原発性マクログロブリン血症]
・一次免疫応答の産物。
・免疫の初期に重要。
IgD
(免疫グロブリンD)

9mg/dL以下
[IgD骨髄腫]
・血清中に低濃度存在する。
・[DNA][インスリン][ジフテリアトキシン]などに対する抗体活性が認められる。
IgE
(免疫グロブリンE)

100〜200IU/mL以下
↑↑ [寄生虫疾患]
[アトピー性喘息][アレルギー性鼻炎][アトピー性皮膚炎]などのアレルギー性疾患。
Fc部分などを介して好塩基球やマスト細胞などの同種細胞と結合し、アレルギー反応を生じる。
・免疫グロブリンはBリンパ球で産生され、体液性免疫の中心的役割を果たす抗体の総称。
・[自己免疫疾患][免疫不全症][感染症][腫瘍]などに関連する。



免疫グロブリン製剤
(製剤) (薬剤名) (適応)









人免疫グロブリン [“化血研”ガンマーグロブリン]
[ガンマグロブリン-ニチヤク]
[グロブリン-Wf]
[人免疫グロブリン]
[人免疫グロブリン日赤]
[ベリグロビンP]
・無又は低ガンマグロブリン血症
・麻疹
・A型肝炎
・ポリオ
乾燥イオン交換樹脂処理人免疫グロブリン [ガンマガード] ・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
乾燥pH4処理人免疫グロブリン [サングロポール] ・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
・特発性血小板減少性紫斑病
pH4処理酸性人免疫グロブリン [ポリグロビンN] ・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
・特発性血小板減少性紫斑病
・川崎病の急性期
ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン [献血ヴェノグロブリン-IH]
[ヴェノグロブリン-IH]
[献血グロベニンI-ニチヤク]
・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
・特発性血小板減少性紫斑病
・川崎病の急性期
・慢性炎症性脱髄性多発根神経炎
乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン [ガンマ-F]
[ガンマ・ベニンP]
[献血静注グロブリン]
・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
乾燥スルホ化人免疫グロブリン [献血ベニロン]
[ベニロン]
・低ならびに無ガンマグロブリン血症
・重症感染症に
・特発性血小板減少性紫斑病
・川崎病の急性期
・ギランバレー症候群










乾燥抗D(Rho)人免疫グロブリン [抗Dグロブリン]
[抗D人免疫グロブリン-Wf]
抗HBs人免疫グロブリン [乾燥HBグロブリン]
[抗HBs人免疫グロブリン]
[ヘパトセーラ]
[ヘブスブリン]
・HBs抗原陽性血液汚染後のB型肝炎
・新生児のB型肝炎予防
ピリエチレングリコール処理抗HBs人免疫グロブリン [静注用ヘブスブリン-IH] ・HBs抗原陽性血液汚染後のB型肝炎
抗破傷風人免疫グロブリン [テタガムP]
[テタノセーラ]
[テタノブリン]
[破傷風グロブリン]
・破傷風
ポリエチレングリコール処理抗破傷風人免疫グロブリン [テタノブリン-IH] ・破傷風
・重症の外傷
・熱傷(第V度)
抗ヒトリンパ球ウマ免疫グロブリン [アールブリン] ・腎移植の拒絶反応
抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン [リンフォグロブリン] ・再生不良性貧血
抗ヒトTリンパ球ウサギ免疫グロブリン [ゼットブリン]







以下の2種類があります
<1>水に溶けない:(繊維状タンパク)

  
コラーゲン
  ゲラチン
  エラスチン

<2>水に溶ける:球状(globulor)タンパク
1.アルブミン
2.αグロブリン
3.βグロブリン

4.γグロブリン
(免疫グロブリン
)
   
1.IgG(免疫グロブリンG)
   2.IgM
   3.IgA
   4.IgD
   5.IgE⇒アレルギーの原因物質
検査で 血液中には様々なタンパク質が循環しており、栄養の補給や物質の輸送、免疫などに重要な働きをしています。
タンパク質は大きく、アルブミンとグロブリンに分けられ、さらに、グロブリンは[α1][α2][β][γ]の4つに分けられ、種々のタンパク成分が含まれます。
総タンパクが増えるのは、タンパク質のうち、γグロブリンの増えていることがほとんどです。その原因には、γグロブリンに含まれるタンパク質の1つの成分が増えているのか?、複数の成分が増えているのか?、を検査で調べる必要があります。
1つの成分のみ増えるのは、免疫グロブリンの1成分が増えていることが多く、[多発性骨髄腫][原発性マクログロブリン血症]などが考えられます。
一方、複数の成分が増えるのは、[慢性肝炎][肝硬変][慢性炎症][膠原病][悪性腫瘍]などです。
これらの原因を区別するには、症状や他の検査所見の有無が参考になります。自覚症状が無く、他の検査で異常が見つからなくも、重篤な病気のことがあり得ます。(奈良信雄・東京医科歯科大学大学院教授)
電気泳動 ☆電気泳動によってα・β・γに分ける。
☆TiseliusとKabatは、肺炎球菌多糖体で免疫したウサギの血清を抗原で吸収する実験を行い、抗原吸収前・抗原吸収ー抗原抗体沈降物除去後の血清の電気泳動像を比較した。抗体を抗原で吸収沈降させた後の血清ではγグロブリン分画が著明に減少しており、抗体はγグロブリンであることを示した(抗体=タンパク質)
関連情報
タンパク質
血液検査
アミノ酸
アレルギー
川崎病

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