メタボリックシンドローム
Metabolic Syndrome
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代謝症候群 メタボリックシンドローム
metabolic(代謝)
○血液中の糖や脂肪を分解する体の代謝が正常でなくなる症候群のこと。
・肥満や血圧・血糖など個々の検査データはそれほど悪くないが、要注意の項目が複数ある状態。
・小腸などの臓器を包んでいる腹膜の一部の腸管膜に、内臓脂肪が過剰に溜まってくると起きやすくなる。
・心筋梗塞などの危険が高まる。
・40歳以上の男性に多い。
心臓病や糖尿病などのリスクが大幅に上昇することが国内外の研究で判明。その原因は食べ過ぎや運動不足と考えられている。患者数は1000万人以上と言われている。
SNP 「APOA5」という遺伝子に特有のSNPがあると、リスクが5倍になる。
男性 2004年度の国民健康・栄養調査から
成人の有病者(1300万人)
成人の予備軍(1400万人)
・40才以上の男性・・・・2人に1人が有病者or予備軍
・40代以上の女性・・・・5人に1人が有病者or予備軍
診断基準 心筋梗塞などの危険が高まる『メタボリックシンドローム』の診断基準を日本動脈硬化学会など8学会がまとめた。基準作成には日本肥満学会、日本高血圧学会、日本糖尿病学会などが協力し松澤佑次住友病院院長が中心になりまとめた。2005年7月の日本内科学会で発表。
対象は
・内臓脂肪型肥満が疑われるウエスト85cm以上の男性
・ウエスト90cm以上の女性。
【診断項目】
@空腹時の血糖が110以上
A血圧が最大血圧130以上、または、最小血圧85以上。
B中性脂肪150以上、または、HDLコレステロール40未満

以上の3項目の内、2項目以上が該当する場合が代謝性症候群に当たるとする。
生活習慣病と呼ばれる糖尿病や肥満症、高血圧、高脂血症などは、脂肪が内臓に蓄積した結果引き起こされることが多いことが最近の研究で明らかに成った。これら4疾患は「死の四重奏」とも言われ、併せ持つと動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険が非常に高まる。
代謝症候群はそれぞれの検査値だけを見ると正常の範囲から大きくはみ出していないが、心筋梗塞や狭心症など心臓病のリスクが健康な人の約2倍になる。
基準作成に関わった中村正・大阪大学講師は「内臓脂肪が減ればリスクを抑えられる。まずはウエストを測る習慣をつけるのが大事」と語る。」2005.4.4《日本経済新聞》
重症化 全国で1000万人の患者がいると言われるメタボリックシンドロームは肥満が診断基準の1つ。東京医科歯科大学の小川佳宏教授らは細胞を使った基礎実験で、肥満で巨大化した脂肪細胞から出る『飽和脂肪酸』が、メタボリックシンドロームの重症化のキッカケになることを突き止めた。動脈硬化につながる仕組みは
@食べ過ぎなどで脂肪細胞が大きくなり、飽和脂肪酸を出す。
A飽和脂肪酸が免疫細胞の働きを活性化する。
Bその免疫細胞が脂肪細胞を活性化する。
C脂肪細胞から炎症を引き起こすタンパク質が出る。
という悪循環が引き起こされ血管のダメージが進んでゆく。
飽和脂肪酸の作用を抑え込めば、症状が進行するのを防げる可能性がある
オスモチン 内臓脂肪が溜まると、脂肪細胞から出るホルモン『アディポネクチン』が減少することが知られている。アディポネクチンには動脈硬化を抑える作用の他に、脂肪や糖の燃焼を促す作用がある。東京大学の門脇教授らは、ジャガイモトマトに含まれる『オスモチン』に、アディポネクチンを上回る作用があることを発見。
オスモチンは、本来、植物が害虫から身を守るための物質。
マウスの細胞を取りだし、アディポネクチンと結びつくヒトのタンパク質を組み込んだ。オスモチンを投与すると、そのタンパク質につながって機能し、脂肪や糖をエネルギーとして取り込む酵素の活性が3倍に上昇した。
アディポネクチンより100倍の効果があった。
アディポネクチン 脂肪細胞から出てくる善玉物質。
「脂肪細胞が分泌する生理活性物質(サイトカイン)で、松澤裕次住友病院院長らが1996年に発見した。
他のサイトカインと比べて、血液中の含有量は数ケタ多い。
・肥満になるほどアディポネクチンの分泌量が低下する。
・同じ肥満でも皮下脂肪でなく内臓脂肪が溜まると分泌量が減る。
・血中のアディポネクチン量を一定に保っておくと動脈硬化の進行を遅らせることができる。
【増やすには】
アディポネクチンを増やす基本は運動。激しい運動でなくても日常生活にウォーキングを取り入れるだけで、数ヶ月で効果が出てくる。ウエストのサイズが小さくなると、アディポネクチンの分泌量が増えたと考えても良い。
また、大豆を食べると血液中のアディポネクチンレベルが上がることも分かってきた。大豆に含まれるタンパク質が脂肪細胞の中にあるアディポネクチンを合成する機能を高めるらしい。
★喫煙・・・・はアディポネクチンの合成機能を弱める。ネズミの実験では喫煙後12時間で20%低下する結果も出ている。
VLDL 新潟大学と珍書検査役の開発販売会社の○○は、メタボリックシンドローム(内臓肥満症候群)の直接原因となる血液中の『悪玉中性脂肪』の量を10分で安価に測定する手法を開発した。
開発したのは岡田正彦新潟大学教授らの産学研究チーム。1年以内をめどに薬事法に基づく検査の承認と保険適用を求める方針。
測定するのは微粒子状の『VLDL』に含まれている中性脂肪。
VLDLが血中で増えると、動脈硬化・血栓症などになりやすくなることが知られている。
現在の血液検査では血液中のすべつの粒子の中性脂肪をまとめて測定しており、VLDLの中止脂肪量だけを調べることができなかった。
高速の遠心分離器を使えば測定可能だが、結果が出るまでに数日かかり、研究用に使われていた。
開発した手法ではまずコレステロールを除去し、界面活性剤と酵素を使ってVLDLの中の中性脂肪だけを取りだして測定する。
現在の健康診断では、血液中のすべての中性脂肪を測定している。中止脂肪の中には栄養素として体内に取り込まれるものもある。20074/13《日本経済新聞》より
喫煙 母親の喫煙で子どもがメタボリック
母親が喫煙する子どもは阿智無いのニコチン分解物質の値が高く、将来メタボリック症候群になる恐れがあることが、埼玉県熊谷市の医師らが小学4年生を阿智小児した調査で判明。
ニコチンの影響は父親の4.5倍になっていた。
両親の喫煙アンケートと、ニコチンが分解してできる『コチニン』の尿中値の測定を行い、2002〜2006年までの計1048人を分析した。
母親が喫煙者だった子どもは尿中コチニン値が両親とも吸わない子どもの10.5倍に上がり、父親が喫煙者の場合と比べても4.5倍高かった。
一方、尿中コチニン値が高いほど、動脈硬化を抑制する「善玉コレステロール」の値は低かった。
またメタボリック症候群の予備軍と考えられる子どもの尿中コチニン値は、そうでない子の約3倍だった。
熊谷市は2007年10月から、小学4年生の希望者を対象に、公費負担で「受動喫煙検診」を実施する。

SUMO 脂質合成を抑制
2008年、佐藤龍一郎・東京大学教授らのチームは、体の中での過剰な脂質合成に“待った!”をかけるタンパク質を突き止めた。
成果は米国生化学会誌に発表。
タンパク質『SUMO』に新たな働きを見つけた。このタンパク質は普段は別のタンパク質にくっついて、脂質合成を進める遺伝子や血糖コントロールに関係する遺伝子の働きを制御している。
肥満の状態にあるマウスの肝臓では、別のタンパク質から離れ、脂質合成が過剰になったり、血中の糖質を細胞内に入りにくくして高血糖を引き起こしていることが分かった。くっついた状態下では異常な代謝が抑えられなかった。
サプリメント・栄養補助食品・健康食品 [霊芝][キトサン][DHA][カルニチン][サメ軟骨]
[
SOD][コウジン(紅参)][クワ(桑)]
リンゴ 米国健康統計センター(NCHS)が1999〜2004年に調査した「米国全国健康栄養調査」によると、リンゴやリンゴを加工した食品を摂取する習慣がある成人は、メタボリック症候群になる危険性が低いことが分かった。
リンゴを積極的に食べている人は、食べない人に比べて冠動脈の異常を示す炎症性のタンパク質『C反応性タンパク質』が少ないことが判明した。
また、福井の死亡率も低く、血圧の拡張期、収縮期ともに上昇が3割ほど抑えられていた。
また、リンゴを食べる習慣がある人は脂肪や砂糖の摂取量が抑えられる傾向にあった

メタボリックシンドロームとサプリメント

関連情報
高血圧
肥満
血糖値が高い
基礎代謝
心筋梗塞症
脳卒中
胆石症
インポテンス
睡眠時無呼吸症候群
月経異常
ひざ関節症
痛風
高脂血症
動脈硬化
脂肪肝

アスタキサンチン
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