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味覚障害



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薬物性味覚障害

においが分からない

亜鉛
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味覚障害の漢方薬
  1. 四君子湯
  2. 参蘇飲
  3. 人参湯
  4. 平胃散
  5. 補中益気湯






(くちふじん)
=口に味を覚えないこと。
“三陽の合病、腹満、身重くして、転側し難く、口不仁、白虎湯之を主る”《傷寒論》



味覚障害
=「味覚異常」「味がない」
  • 「うまみ」:イノシン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸ナトリウム
    「甘味」:グリシン、アラニン
    「塩味」:臭化カリウム、塩化カリウム
    「酸味」:クエン酸、酢酸
    「苦み」:キニーネ、フェニルアラニン


味覚障害の原因・・・血清亜鉛の測定が不可欠
  1. 亜鉛欠乏
    • 水を飲むと苦く感じる
  2. 特発性(原因不明)
  3. 薬剤性
    • 亜鉛キレート作用によるものを含む
  4. 全身性疾患
    1. 悪性貧血
    2. 肝硬変
    3. 腎不全
    4. 糖尿病
  5. 認知症


(副作用で味覚障害になる・・・・医薬品)

「アデカット」「アナフラニール」「アモキサン」「アルデシン」「アレジオン」「イトリゾール」「エフピー」「カプトプリル」「カルスロット」「クラビット」「グルコバイ」「コナン」「ザイロリック」「シスプラチン」「セタプリル」「タキソテール」「ダントリウム」「ディオバン」「テグレトール」「トフラニール」「ドラール」「トリプタノール」「トレドミン」「ノルバスク」「パナルジン」「ハルシオン」「フトラフール」「プラビックス」「ブリプラチン」「ブロプレス」「メバロチン」「ユーエフティ(UFT)」「ラシミール」「リピトール」「リュープリン」「リウマトレックス」「ルジオミール」「レニベース」「ロドピン」



亜鉛不足が招く
味を感じるところは舌である。舌には乳頭という小さなツブツブがある。4種類の乳頭が知られ、このうち3つの乳頭には味蕾という花のつぼみに似た構造がある。

成人には、約9000個の味蕾があり、それぞれ数個の味細胞からできている。味細胞は味を生じる物質(味物質)を受け取る細胞で舌の表面に埋め込まれていて、その入り口(味孔)が舌の表面に開いている。

  • 味蕾の個数は、生物種によってかなり差があり、牛では約25000個、ナマズは体表面にも存在するので、全部で約10万個も達する。

味細胞の寿命は10日間ほどだ。
  • 脳の神経細胞の寿命は数十年だから、同じ細胞でもずいぶんと違う。これは、味細胞が外部から色々な化学物質を受容するという事実と無縁ではない。
    脳細胞の寿命が長いのは記憶を司っているためだ。
  • そうはいっても年を重ねるごとに脳細胞は減り、記憶力の低下を生じる。味蕾の数も同様で、ヒトの場合、5〜7ヶ月の胎児が最も多く10歳半ばを過ぎると、どんどん減り始める。従って10歳代〜20歳代にかけて、味覚は最も鋭敏になるはずだ。

ところが、である。最近、味を感じることのできない若者が急速に増えている。うまいものを食べても、その味が分からない。
日本大学名誉教授の富田寛博士は「毎年14万人新たに味覚障害になっており、その中でも若者の急増が目立つ」と指摘している。
味覚障害の多くは、体内の微量金属である亜鉛の不足により起きる。
  • 亜鉛は細胞の若返りに重要な働きをしている。
  • 味細胞はどんどん死に、どんどん新生する。
  • その新生に亜鉛が必要となる。実際、味を感じる味蕾には、亜鉛が多く含まれている。
    亜鉛というと、生体に毒性のある鉛の親戚か?と誤解する方もいらっしゃるだろう。ローマ帝国が滅んだのは、鉛製の水道管を使い、鉛のコップで水を飲み鉛の毒が広がったためとの説があるほどだ。
    体内にある亜鉛は、体重の0.02%の量を占める。
    体重50kgの人で、わずか10gだが、私たちにとって絶対必要なのだ。
    1日に必要な摂取量は大人で15mg。妊娠時は20mg、幼児は5mgだ。

亜鉛を多く含む食物は、
高野豆腐やユバ(湯葉)、チーズ・カキ・ホタテ・アワビ・干しシイタケ・煮干しなどで、例えば湯葉には100g中に約8mg、チーズには約4mg含まれている。

味覚障害には、亜鉛の摂取不足のほかに、薬の副作用によるもの、心因性のものなどいくつかあるが、亜鉛を含む薬を飲むことで、その30%が治るという。
今の日本人の平均的な食卓では、亜鉛の摂取量は1日わずか9mg、若い女性に至っては6.5mgと、非常に不足している。
湯葉や干しシイタケといい、昔の日本人の食卓には当たり前に見られたものだ。



ガンの味覚障害に亜鉛有効
ガンが進行し、食べ物の味が分からなくなったり、おいしく感じられなくなったりした患者は、亜鉛製剤で味覚を回復できることが、日本バプテスト病院ホスピス(京都市)の林章敏医師の調査で分かった。

昨年4月から6月までに同ホスピスに入院した末期ガン患者28人を調べた。その6割にあたる17人が味覚障害を訴えた。
 亜鉛が不足すると味覚障害が起きる。


患者の血液を調べると、味覚障害を訴える人の亜鉛濃度は確かに低かった。
比較的元気な9人に亜鉛が含まれる胃腸薬を飲んでもらったところ、6人が劇的に味覚が回復し、3人は改善した。残る8人には食欲改善薬とされるステロイド剤を使い、5人の味覚が改善した。
 林さんらは「これまでもっぱらステロイド剤が使われた。今後は亜鉛製剤も積極的に使いたい」と話す。



亜鉛
亜鉛は、舌にある味を感じる細胞(味蕾)の新陳代謝に必要な元素。


亜鉛の吸収を妨げる食品添加物と薬物:
  <1>フィリチン酸
  <2>ポリリン酸

  <3>降圧剤
  <4>抗生物質
  <5>高脂血症薬の一部








何を食べても味がしない」・・・。
2年前中国に留学中だったTさん(当時22歳)は、ある日突然、こんな症状に襲われた。味がしない症状は翌日になっても治らなかったので、続けていた中華料理中心の外食生活を改め、日本食中心に切り替えたところ、数日後にようやく味覚が元に戻ったという。
→「中華レストラン症候群




味覚の感度
甘み・塩味・酸味・苦みを認知する味覚感度はすべての項目で女性が男性を上回り、年齢が若いほど感度が良かった。
佐賀大・水沼俊美教授(栄養学)らの大規模調査で分かった。成果は2005年5/15、日本栄養・食糧学会で発表。



タンパク質が受容

味は、舌の表面にある組織、味蕾でまず受け止められる。
砂糖やカフェインなどの物質が、味蕾の中にある味細胞に作用し、その情報が脳に届き、味が分かる。
細胞一般に言えることだが、味細胞も生体膜なるもので表面を覆われている。生体膜には、化学物質を受け取るタンパク質(受容体)があり、受け取ったという情報が電気信号に変換され、味細胞とつながっている神経に伝わり、それが脳へ行く。
この化学物質の受容、電気信号へ伝搬、脳での知覚という一連の過程は、すべての感覚で共通である。つまり、視覚では光が視細胞で受け取られ、それが電気信号に変わり、神経を伝わり、脳で知覚される。味覚では化学物質、視覚では光と、受容する対象は異なっているが、その後のプロセスは同じだ。

私たちの社会は、電気を抜きにしては語れない。
電気が約200年前、イタリアの解剖学者ガルバニによるカエルを使った実験で見つかったことは、あまりにも有名である。
ちなみに、舌を2つの金属(例えば、亜鉛 )ではさむと、味を感じたような錯覚に陥る。
これは、2つの金属の接触で電気が生じ、それが舌の神経を刺激数するためだ。
神経はそれを脳へ伝え、脳は「味」を感じたのである。



ネオクリン
(レモンの酸味を甘く感じる)

少し白く濁った水溶液で、舌触りはザラッとしている。ニオイは無く、ほのかな甘味がある。
これが阿部啓子(東京大学大学院教授)らが、2004年に分子構造を解明したネオクリンだ。
このタンパク質を舌の上でなじませた後、酸っぱいクエン酸(レモンの酸味成分)を口に含むと、甘いオレンジジュースのように感じる。

なぜ?
阿部らは、動物実験で、甘味は甘味受容体に物質がくっつき、うまみはうまみ受容体に物質がくっつくことで脳にそれぞれの「味の伝導路」を通じて刺激が入ることも明らかにした。

ネオクリンを構成するヒスチジンというアミノ酸が、酸性という条件下で形が変わり、ネオクリンが細胞にある甘味を受けとる受容体により強くくっつくような構造になっていることが分かった。甘味受容体から神経を介して脳に強い情報が送られることで、脳はクエン酸を飲んでいても甘味を感じるようになる。このように酸と一緒に食べると甘味として感じさせてしまうことからネオクリンを
味覚修飾タンパク質と名づけた。



アミノ酸の不足で
2012年、九州大学の谷村禎一准教授らは、味覚や食への欲求と栄養状態との関係を調べるためにショウジョウバエで実験した。
その結果、
  • a 体内でアミノ酸が不足すると、
    味の好みを変化させてアミノ酸をより多く摂取するようになることを発見した。

ショウジョウバエが体内で合成できない10種類の必須アミノ酸を与えずに6日間飼育した後、糖とアミノ酸の2種類の溶液を用意し、どちらを選ぶかをテストした。
すると、アミノ酸不足のハエがアミノ酸溶液を選ぶ割合は70%に達し、不足していないハエの20%〜30%程度より大幅に多いことが分かった。

アミノ酸不足のハエは、糖を食べて「満腹」の状態でも、アミノ酸を選んで食べていた。


口内細胞の代謝進まず
50歳を過ぎて、食物の味を感じにくくなる味覚異常を訴える人が多い。高齢になるほど其の程度は大きくなる。味覚組織の新陳代謝が若い頃に比べて遅くなり、味に対して鈍感になるためだ。

微量元素の亜鉛が不足すると、味覚異常に拍車がかかる。
  • かたよった食事、精製加工食品、インスタント食品に頼りすぎると起こる一種の栄養失調症だと言える。

亜鉛は1日の必要量は15mgとされる。

味蕾という小さな器官が舌表面や軟口蓋に10000個知覚分布している。ここに呈味物質が接触して味覚刺激が与えられる。
この味蕾をつくっている細胞には亜鉛は高密度に存在している。

味蕾細胞は体の細胞のうちで最も新陳代謝が速く、老化した細胞は味に感じやすい若い細胞によって置き換えられている。
この時、味蕾細胞ではタンパク質が盛んに合成されている。

亜鉛
はタンパク質合成に必須の元素なのだ。
これが不足すると「細胞の新旧交代」がスムーズにいかなくなり、その結果、味に対して鈍感になる。

食塩嗜好も味覚異常と関係あるようだ。

木村修一先生(昭和女子大大学院教授)は、ラットのエサのタンパク質量を減らすと濃厚食塩水を好むことを証明している。さらに、ここ10数年の日本人の食塩摂取量の減少と食事中タンパク質レベルの上昇との相関性を見いだしている。良質のタンパク質は食塩嗜好性を低下させるようだ。
亜鉛は貝類に豊富に含まれ、特にカキには断然多い。海藻、卵黄、乳製品、肉類、レバー、豆類、種実類、胚芽米にも多く含まれる。
アルコールの飲み過ぎは体内亜鉛を減らすので、味覚異常を招く危険もある。






味覚感じる部位解明
「甘い・辛いといった味覚を感じる脳の場所を初めて突き止めたと、通産省工業技術院の生命工学工業技術研究所(茨城県つくば市)が10日、発表した。

大脳の前頭葉から側頭部にかけての内側の左右一対ある島(トウ)と呼ばれる部分。

サルを使った実験で、ここではないかと推定されていた場所だった。
脳の神経が活動を始めると弱い電流が流れて磁場が生じる。
感覚知覚研究室の小早川達研究員らは、21〜32歳の男女各3人の舌前に食塩水と人工甘味料のサッカリン溶液を0.4秒間触れさせる実験を40回繰り返し、「脳磁計」という装置でこの磁場をとらえた。
脳の磁場の強さは地磁気の1億分の1で、その分布の様子から電流の流れた場所は島(トウ)の部分と特定した。
普通の水では磁場は生じなかったという。
島は目の後ろ側から脳の奥までの細長い構造をしており、長さ5〜6cm、厚さは最大2cmほど。人の感覚に関係する部分と見られていたが、働きはよく分かっていなかった。味を感じる脳の活動は、辛みが舌に触れてから数10mm秒後、甘みの時は数100mm秒後に始まっていた。これは神経伝達の理論とも合致するという。」

2011、舌にある味蕾には、基本味(甘味・苦味・うまみ・塩味・酸味)のいずれかを感じる細胞が集まっている。味の情報は味蕾から神経細胞へ伝わり、さらに脳の奥深くに伝えられる。これまで味覚情報が脳のどこに、どのように伝わるのかが不明だった。
米コロンビア大学のチェン博士らは、特殊な顕微鏡を用いて、マウスの脳内の深い領域を観察した。その結果、大脳皮質味覚野で基本味ごとに異なる神経細胞の集団が反応することを発見した。
これらの細胞集団は直径0.5_b程度の大きさで、ある範囲に散らばっていた。
ただ、これらの集団から、酸味に反応する集団は見つからなかった。
さらに、味蕾に苦味を感じるタンパク質が無いマウスの脳を調べた。このマウスは、苦味に反応する神経細胞群が発達せず、苦味に対する回避行動も起きなかった。Science9/2

15種類の人工甘味料
2012年、東京大学や新潟薬科大学などのチームは、ヒトの舌にある甘味を感じる細胞が、15種類の分子構造の違う人工甘味料の甘味を識別できる仕組みを突き止めた。
甘味受容体というタンパク質の一部を甘味料の種類に合わせて形を変えて使い分けていた。
甘味を感じる受容体は1種類なのに、様々な分子構造の人工甘味料を甘く感じることがナゾだった。
甘味を感じるタンパク質は細胞の内と外にまたがって存在するが、細胞の外に突き出た部分の一部が、甘味料の分子構造に合わせて使い分けられており、複数の異なる構造を甘味として感じることができるという。
消化器の細胞にも同様の甘味受容体があることから、糖分を感じる仕組みを利用した治療薬がデザインされる可能性がある。






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