| ミトコンドリア |
| (mito=糸)(chondrion=粒子)の合成語。 単数形をミトコンドリオン、複数形をミトコンドリアという。独立した1つの構造体ではなく、お互いに融合したり分裂したり出来る集合体。
ミトコンドリアが持っている独自の遺伝子が母親から子供へと直接伝わることから、1987年米国のアラン・ウィルソン博士らが「ミトコンドリア・イブ仮説」を唱え、世界各地の人々のミトコンドリアDNAを調べ人類の家系図を作った。その結果、現代人の祖先は人種を越えて共通の祖先にさかのぼれると発表した。 DNAの遺伝情報を受け持つ部分を「エクソン」といい、それ以外の部分を「イントロン」という。 エクソンが活性酸素などで傷ついた時に、それを修復するのがイントロンです。
縄梯子のステップの数: (1)核内DNAには30憶個。 (2)ミトコンドリアDNAには500個。 |
| Mitohondria |
| ミトコンドリア(Mitohondria)というのは複数形で、単数形では「ミトコンドリオン(Mitochondrion)」となる、一般に複数形が用いられるのは、ミトコンドリアの独特の挙動による。それは、細胞が分裂する時、酵母の場合にはミトコンドリアがすべてつながってしまう。ヒトの細胞でも分裂増殖する時はミトコンドリアがつながって長くなる。 ミトコンドリオンという名は、ギリシャ語で「糸」と意味するmitosと顆粒を意味するchondrosからなる造語です。 @すべての真核生物にあり、呼吸を営み、生命活動に必要なエネルギー源であるATPを生産する。 A内外の二重膜(二重の生体膜)に包まれ、内側の膜には内部に向かって突出し、クリステを形成する。 B内膜に囲まれた部分にはマトリックスがある。 C細胞内で分裂によって増える
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ミトコンドリアの数
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ミトコンドリアの構造
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| 6種類 |
| 「2009年、産業技術総合研究所は、ミトコンドリアの膜タンパク質が6種類しかない可能性が高いことを突き止めた。 従来考えられていた数(100種類)より大幅に少ない。 ミトコンドリアを覆っている生体膜を貫いて外部との物質のやりとりを制御するβ型外膜タンパク質に特有の『βシグナル』というアミノ酸配列に着目。 ミトコンドリアを構成する9000種類以上のタンパク質の配列をコンピューター解析したところ、既に知られているものを含めて6種類しか見つからなかった。 細胞内で働くミトコンドリアは、生物が酸素を呼吸してエネルギーを作り出す上で大きな役割を担っているとともに、異常を起こすとガンや糖尿病などにつながる。 ミトコンドリアはバクテリアが祖先と考えられ、バクテリアと同じように100種類以上の膜タンパク質を持つと見られていた。」 |
| ミトコンドリアの最大の役割 ・・・エレルギーを産生すること |
ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを生み出す細胞内の小器官。
「そのため、食べ物を代謝してエネルギーを作る肝細胞や、心臓や筋肉さらに神経細胞などのエネルギーを大量に必要とする組織にミトコンドリアは多い。 神経細胞は放出した神経伝達物質を神経細胞内に再び取り込んだり、電流を起こすナトリウムイオンを細胞外にくみ出す時に、大量のエネルギーが必要になる。 神経細胞のシナプスの模式図には必ず前シナプス部分にミトコンドリアが描かれている。脳は、莫大な量のエネルギーを消費している。」 「私たちが摂取した食物は、胃酸や消化管の酵素によって細かく切り刻まれた後に、小腸で吸収され、肝臓に送り込まれる。 3大栄養素である糖質・脂質・タンパク質は肝細胞で代謝され、最終的には二酸化炭素や水・尿などの排泄物になる。この際にミトコンドリア内で合成されるのがエネルギー源のATPです。 「ATPは、アデノシン三リン酸の略(Adenosine 5'-teiphosphate)で、アデノシンという物質にリン酸が3つ結合した格好をしている。3番目のリン酸が離れるとき、ATP340g当たり7.3カロリーのエネルギーが放出される(7.3kcal/mol、あるいは30.5kj/mol)。残った部分はアデノシンに2つのリン酸が結合したADP(Adenosine 5'-diphosphate)となる。 ATPによって生み出されるエネルギーは、私たちの筋肉を動かしたり、タンパク質を合成したり、神経を活動させたり、ホルモンなどの外部からの情報を内部へ伝える情報源になったりと、広範囲で活躍する。 通常ATPは合成されてから1分以内に消費されてしまう。 ヒトは休憩していても1日で約40kgのATPを消費する。 激しく運動するときは1分当たり0.5kgも一気に使う。 爆発したATPは、ATP合成酵素によってすぐに修復され、リン酸がくっつけられ、再利用される。 ATPは体内で最も多く合成される物質であり、その反応は他の合成反応と比べて速やか。食事から得たエネルギーのほとんどはATPのエネルギーに置き換えられるので、私たちはATPを作るために食べているようなもの。」 「地球上の生物が生きるために用いているエネルギーは、ほとんどが太陽からのプレゼントだ。太陽からの光エネルギーを化学エネルギーに変化させるのは植物の光合成だ。光合成によって二酸化炭素という単純な物質から糖質という複雑な物質と酸素が作り出される。酸素は呼吸によって肺から血液中のヘモグロビンに取り込まれ体内を循環する。酸素が消費されると同時に、栄養素から作られた二酸化炭素が放出され、エネルギーが発生する。燃焼の場合は酸素が直接相手の物質と結合するのだが、生体内では酸素が食物と直接結合してエネルギーを発するのではない。」 「グルコース(ブドウ糖)が細胞の中にはいると。 まず細胞質ゾル(サイトゾル)で数段階のステップを経てピルビン酸に変換される。この一連の反応を『解糖系』と呼ぶ。解糖系のエネルギー源になるのはグルコースなどの糖だけで、脂肪やタンパク質はエネルギー源にならない。 細胞質ゾルで行われる反応にはミトコンドリアは直接関係しない。その後、酸素が十分に取り込まれている場合には、解糖系で作られたピルビン酸がミトコンドリアの中に入り込み、ATPが合成されることになる。 エネルギーの特徴は、一見全く性質が異なると思われる別のタイプのエネルギーに変換できることにある。そして、電気エネルギーから化学エネルギーに変換するのがミトコンドリアのATP合成反応です。ピルビン酸は専用のゲートを通ってミトコンドリアの二重膜を抜け、マトリックス内に入る。ここでピルビン酸は『アセチルCoA(コエー)』という物質に変換され、続いて、このアセチルCoAはマトリックス内で『クエン酸回路』という反応(アセチルCoAが二酸化炭素にまで分解される反応のこと。)経路によって代謝される。 クエン酸回路は、アセチルCoAが最初に変換される物質がクエン酸なのでこの名がある。また発見者の名にちなんでクレブス回路と呼ばれたり、クエン酸がカルボキシル基という構造を3つもっているので、トリカルボン酸回路(TCA回路)と呼ばれたりする。 クエン酸回路に入ったアセチルCoAは様々な代謝中間物へと変換されていき、その過程で水素原子がいくつか引き抜かれ、二酸化炭素が放出される。引き抜かれた水素はガスとして放出されるのではなく、補酵素と呼ばれる「物質群に吸収される。これらの補酵素はビタミンから合成されるので、ビタミンが不足するとエネルギー代謝はスムーズにいかなくなる。 次の最終ステップが電気エネルギーから化学エネルギーへの変換システムだ。ここでようやく酸素が登場し、大量のATPが合成される。『電子伝達系』あるいは<呼吸鎖>と呼ばれる反応です。 この反応経路を司る酵素はミトコンドリアの内膜に埋め込まれているので、反応は内膜上で進行する(エネルギーを大量に必要とする心筋では、内膜の表面積を増やすためクリステが発達している)。クエン酸回路で水素を吸収した補酵素が出来るが、ここから酵素の働きによって、その水素が引き抜かれ、水素イオンと電子に分離される。 水素イオンはプラスの電荷を持っており、電子はマイナスの電荷を持っている。この水素イオンだけがマトリックスから膜間スペースに放出される。そして、ミトコンドリア内膜の外側では水素イオン濃度が増して酸性になり、プラスの電荷が蓄積し、マトリックス側はアルカリ性でマイナスになる。 ミトコンドリアの内膜(絶縁体)にプラスとマイナスの電位がかかることによって、ミトコンドリアには莫大な電気エネルギーが蓄えられる。 |
| 精子の尾 |
| 2011年、理化学研究所は、細胞内でエネルギーを作る働きを持つミトコンドリアに、細胞を形作る<骨格>の機能があることを突き止めた。 ショウジョウバエの精子が出来る過程を詳しく観察。ミトコンドリアが細胞を内側から押しのばし、精子の長い尾を作っていることが分かった。 ミトコンドリアはほぼすべての真核細胞にあり、糖や酸素などを使ってエネルギーを作り出す働きを持っている。 ショウジョウバエの精子では尾の部分に巨大なミトコンドリアがあるが、エネルギーを作る以外の働きは知られていなかった。 |
| 生物に取り込まれた「細菌」 |
| 1996年、「細胞の中に、エネルギー生産を受け持つ『ミトコンドリア』という小器官がある。もともと独立した細菌だったが、15億年前に、我々の祖先に当たる生物が取り込んだと考えられている。おもしろいことに、次の世代の生命誕生につながる生殖細胞はミトコンドリアの命令で形づくられるらしい。 動物や植物の体は、器官や組織をつくる体細胞と、わずかな生殖細胞とで出来ている。発生の早い時期、体細胞はそれぞれの器官や組織にふさわしいように分化していく一方で、生殖細胞は未分化のまま保たれる。 多くの動物の受精卵では、細胞質の中に、ある色素に濃く染まりやすい部分があり、そこを取り込んで分かれた細胞が生殖細胞になる。そこで、この細胞質の部分から、『生殖細胞になれ』と指令を出す物質を見つける努力が100年以上にわたって続いていたが、その正体は分からなかった。 筑波大学生物科系のグループは、ショウジョウバエを使った実験で、その指令役の1つを突き止めた。 ショウジョウバエの細胞質では、生殖細胞をつくる部分が卵の末端にある。この部分に紫外線を当てて生殖細胞を生む能力を失わせた卵に、さまざまな物質を注射した。驚いた事に、細胞内のミトコンドリアが含むRNA(リボ核酸)を注射すると、其の能力を取り戻した。 このRNAは、普通ミトコンドリアの中にあって、この小器官のために働いているが、生殖細胞づくりのときだけは、外に飛び出して、「本業」以外の働きをするらしい。 そこで、このRNAを切るリボザイムという物質を開発し、卵に注射したところ、確かに生殖細胞が出来なくなった。ミトコンドリアが生殖細胞づくりに大きな役割を果たすことの証明だ。 カエルの卵でも、生殖細胞を生み出す部分の細胞質に、ミトコンドリアのRNAがとびだしていることが分かった。 “寄生するものは、生き残りをかけて宿主の生殖細胞にとりつく。自分の居場所を生殖細胞にしてしまえば、もっと効果的だ”と、同大遺伝子実験センターの小林悟講師。 生殖細胞は先祖から引き継がれた鎖。ミトコンドリアは、増殖をはじめとするほとんどの活動を宿主に明け渡したと見せかけて、実は生命の主導権を乗っ取ったのだろうか。もちろん、生殖細胞の分化には、別のタンパク質もいくつかかかわっている。ほ乳類の卵には、こうした生殖細胞のもとになる細胞質物質が見つかっておらず、ハエで分かった原理はそのままでは通用しない。 母親の体内で発生が進む、ほ乳類は観察が難しい。しかも、卵と子宮の間でも指令役となる物質のやりとりがあって複雑な為、ほ乳類の生殖細胞の起源を探る研究は遅れている。 だが、“最近、マウスの始原生殖細胞1個を取り出して培養出来るようになった。ほ乳類のナゾ解きも加速しそうだ”と、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所の長濱嘉孝教授は期待している。 |
| 支配されるミトコンドリア |
| 2002年、「私たちの体を構成する細胞の中にはミトコンドリアと呼ばれる小さな粒が存在し細胞が必要なエネルギーを生む「発電所」の役割を担っている。 ミトコンドリアは細胞に入り込んだ細菌が細胞によって飼い慣らされたなれの果てらしいことが最近の研究によって分かってきた。 ミトコンドリアは 細胞内にある長さ2マイクロ(1マイクロ=1/100万)bほどの小さな粒。 酸素を利用して細胞のエネルギー源となるATP(アデニシン3リン酸)という物質を作り出す。 この小さな粒が実は太古の昔に細胞に入り込んだ細菌だと提唱したのが、米ボストン大学のリン・マーグリス博士だ。 同博士の「細胞内共生説」によると、20億年以上昔の地球には3種の単細胞生物がいた。 @人間を含む動植物細胞(真核細胞)の祖先。 Aミトコンドリアの祖先(αプロテオ細菌) B葉緑体の祖先 @の細胞にミトコンドリアの祖先が入り込み、大気中の酸素を利用して活動する新しい生物が誕生、ここから多くの生物が生れた。この細胞にさらに葉緑体の祖先が入り込んだのが、光合成をする植物細胞だ。 1990年代半ばに映画化された瀬名秀明氏のベストセラー小説「パラサイトイブ」は、この細胞内共生の考えをヒントにして書かれた作品だ。 しかし最近の研究でミトコンドリアや葉緑体の立場は共生どころか、「居候先の宿主細胞の生殺与奪の権を握られた隷属的なものであることが分かってきた」と東京大学の黒岩常祥教授は話す。 宿主細胞による支配機構の 第1は、遺伝子の抜き取り。
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| ミトコンドリアの活動に 不可欠なタンパク質(Tim50) |
| 2002年、「名古屋大学の遠藤斗志也教授らは、細胞内でエネルギーを作る器官ミトコンドリアの活動に不可欠なタンパク質を発見した。様々なタンパク質がミトコンドリアに入る時の、取り込み口の役目を果たしていた。 ミトコンドリアは二重膜で覆われ、エネルギー合成に必要なタンパク質などを膜を通して取り込んでいる。 遠藤教授らは、内側の膜にあり、中に取り込むタンパク質が取りつく『Tim50』というタンパク質を見つけた。遺伝子操作でこのタンパク質のないミトコンドリアを作ると、外部のタンパク質はミトコンドリア内に移動できなくなった。 ミトコンドリアの内膜で、通過口の役割をしているとみられるタンパク質はこれまでに3種類見つかっている。外側の膜を透過中のタンパク質と結合しやすいのはTim50だけであることも分かった。 ミトコンドリアは、細胞の自然死(アポトーシス)や老化などと密接に関わっているとみられる。」 |
| DNAの複製について |
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| 分 解 |
2009年、自然科学研究機構・基礎生物研究所のチームは、細胞内の不要なミトコンドリアが分解される仕組みの一端を解明した。酵母の細胞内を蛍光顕微鏡や電子顕微鏡で詳細に観察した結果。 岡本浩二研究員らの成果で、デベロップメンタル・セルに掲載。 パンやビールの製造に使う出芽酵母の変異体約5150種について、エネルギーを作り出す働きがあるミトコンドリアが分解される様子を蛍光タンパクを使って観察。ミトコンドリアの分解が起きない変異株を見つけ詳しく調べたところ、機能が知られていない特定のタンパク質を作る遺伝子が壊れていた。 研究グループはこの遺伝子を『Atg32』と命名した。 さらに解析を進め、ミトコンドリアが分解されるうえで必要な物質であることを突き止めた。ミトコンドリアが傷つく原因となる活性酸素がたまると、[Atg32]がくっついて分解が進むという。 |
| 遺 伝 子 |
分裂に関与する遺伝子 2009年、立教大学の黒岩常祥特任教授らのチームは、細胞内の小器官であるミトコンドリアが分裂するときに働く遺伝子を突き止めた。 研究チームは、紅藻の一種である単細胞生物「シゾン」に注目。 この生物が細胞分裂を起こす際に、葉緑体とくっついた状態のミトコンドリアを取りだし、世界で初めてミトコンドリアの分離に成功した。タンパク質を解析した結果、ミトコンドリアが分裂する際に働く遺伝子を約20個突き止めた。 遺伝子のほとんどがシゾンのものだったが、『FtsZ』と『Z』の2つの遺伝子はほかの細菌由来のものだった。 ミトコンドリアは1つの細胞の中に300個ぐらいある。 細胞が分裂する際にミトコンドリアも分裂するが、壊れやすいため分裂時の様子をとらえるのが難しかった。 ミトコンドリアはもとの細菌が細胞に寄生してできたが、これらの遺伝子はその名残という。 |
| 異 物 |
ミトコンドリアDNAに異変 2010年、筑波大学の林純一教授と国立国際医療研究センターのグループは、細胞内の小器官であるミトコンドリアDNAに変異があると、体の免疫がその細胞を異物と判断して攻撃することをマウス実験で発見した。 ミトコンドリアはエネルギーを合成する役目を担う小器官で、独自のDNAを持つ。 このDNAにわずかな変異があると、細胞表面にも変化が現れ、免疫が異物と認識するようになることが分かった。 従来は、免疫とは関わりがないと見られていた。 iPS細胞を応用した再生医療では患者本人の細胞を使うと、免疫から異物として攻撃されないと考えられているが、ミトコンドリアDNAに老化で変異が蓄積した細胞を使うと、攻撃される可能性がある。 |
| 食 べ ら れ て |
消滅・・・父親のミトコンドリア 2011年、父親のミトコンドリアは食べられて消滅し、遺伝子は次世代に伝わらない・・・。細胞の中でエネルギーをつくる小器官ミトコンドリアで、母親のミトコンドリアの遺伝子のみが伝わる母性遺伝をするのは、受精卵の中で「自食」という作用が起きて、父親のミトコンドリアを分解するためとする研究結果を群馬大の佐藤健教授と妻の美由紀助教が10/14サイエンス(電子版)に報告した。 自食は細胞が飢餓状態になったときに自らの一部を分解して栄養源に使う場合などに起こる。佐藤教授らは、実験用生物である線虫のミトコンドリアを着色し受精卵を調べた。精子由来のもののみが受精直後に特殊な膜に包まれ、酵素によって徐々に分解される様子が観察された。卵子のミトコンドリアは残っていた。 なぜ父親のものが排除されるかは分からない。 |
| カ ル ジ オ ピ リ ン |
2013年、名古屋大学の遠藤斗志也教授らは細胞内でエネルギーを生み出すミトコンドリアの活動に必要なリン脂質を合成する酵素を突き止めた。 九州大学、産業技術総合研究所との共同研究。 米科学誌セル・メタボリズム(電子版)に掲載。 ミトコンドリアだけに存在する「かるじおピリン」という脂質の合成経路を調べた。 カルジオピリンはエネルギー生成やタンパク質の活性を保つ際に重要な役割を果たすことは知られていたが、どんな酵素が働くかは不明だった 研究チームはタンパク質「Tam41」を詳しく調べた。このタンパク質の有無で、カルジオピリンんぉ合成に差異があるか実験で確認した。 脂質合成時にTam41が酵素として働いていた。 |
| ミトコンドリアの遺伝子 |
ガンの転移
糖尿病に
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エネルギーを作る際にカギとなるタンパク質をつくる遺伝子
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ミトコンドリアは核の遺伝子が作るタンパク質のうち1000種類を取り込む
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| ミトコンドリア |
| 2017年、順天堂大学の服部信孝教授と今居謙先任准教授らは、パーキンソン病の症状を和らげることにショウジョウバエを使った実験で成功。 エネルギーをつくるミトコンドリアの働きを抑えると、神経や筋肉の変性を抑えることができた。 (CHCHD2) CHCHD2と呼ぶ遺伝子に異常があるとパーキンソン病の発症につながる。 CHCHD2(遺伝子)が無いショウジョウバエは、細胞内でミトコンドリアに異常が生じ、神経や筋肉の細胞が変性した。 ミトコンドリアは膜に埋め込まれた酵素に電子を流し、エネルギーをつくる。 CHCHD2が無いと電子が膜から漏れ出し、細胞をキズつける活性酸素ができることが分かった。酵素群に電子を受け渡す電線のような役割をしていた。 (4E-BP) CHCHD2が無いショウジョウバエで様々なタンパク質を増やし、効果を調べた。 ミトコンドリアの働きを抑えるタンパク質「4E-BP」を増やしたところ、パーキンソン病の症状が改善した。 |
| 再生タンパク質を発見・・・ RRF2(翻訳因子)
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リボソームを人工合成
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ミトコンドリアの膜の動きを映像化
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| 「エネルギー」「神経細胞」「進化」 |
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