| 水虫 |
| 漢方薬 | 鑑別 |
| 三物黄芩湯 | 口が渇き、足がほてる人で、患部に熱があり、乾いて裂け目がある者。 |
| 紫雲膏 | 乾燥している水虫。化膿していてもOK。 |
| 十味敗毒湯 | 化膿性で、ジクジクしている水虫。汁が出るもの。 |
| 当帰芍薬散 | 顔色悪い、冷え性で虚弱な女性に。 |
| 防風通聖散 | 太った美食家で便秘気味の者。 |
| 麻杏甘湯 | ジクジクした、化膿しない水虫。 |
| 汗疱状白癬 | trichophytia pompholyciformis |
| 水虫 | =athlete's foot 白癬菌の一種が寄生して起きる皮膚病。日本人の4~5人に1人が悩んでいるようだ。 水虫の原因は白癬菌というカビの一種だ。これが足の角質層に入り込むと発症する。水虫の人が部屋を裸足で歩くと、床に菌が付着し他の人に移すこともある。だが、家族の誰かが水虫にかかっているからと避ける必要はない。白癬菌が足に付着してもすぐに発病するわけではないからだ。 ![]() 足の角質層に菌が入り込むには通常1~2日かかる。普通に入浴して足を清潔にしていれば菌が付着しても水虫にはならない。それでも気になる人は足や指の間を弱酸性の石けんで洗っていれば確実に予防できる。旅館やホテル・サウナで備え付けのスリッパなどをはいた時も同じだ。 白癬菌は高温多湿が大好き。 |
| 白癬菌はカビの一種。 カビ(真菌)は『酵母』『糸状菌』『キノコ』の3群に分けられます。 |
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| 糖尿病 | 糖尿病が原因で治りにくいことがあります。 |
| 乾燥 と 通気 |
専門医の調査によると水虫患者は日本人の5人に1人に上る。かゆい症状のものばかりでなく、爪に感染した爪水虫がじわじわ進行し、自覚症状が無いために一緒に住む家族への感染源になる例も多いという。 全国の皮膚科の専門医1000人に呼びかけ、1999年と2000年の5月に患者を無作為に抽出して足疾患の実態について調べたジャパン・フット・ウィーク(JFW)研究会の報告によると、日本の水虫患者数は約5人に1人、推定で2500万人に上ることが分かった。 「水虫は不潔な人だからなるものと恥ずかしがる必要はない。水虫の菌は私たちの回りにあふれており、適度な温度と湿り気が続けば繁殖する。 →どんな人が水虫にかかりやすいか? ▽年齢が高い ▽男性 ▽平均気温が高い地域で生活している ▽靴を1日8時間以上履いている。 ▽同居家族に水虫の人がいる。 ▽汗を掻きやすい。 ▽足以来にも真菌症がある ▽ゴルフをする ▽骨・関節の病気がある。 →水虫の予防には、どんなことに気をつければよいか? 「風呂で足や指の間をせっけんで洗ったら、水分や汗をふき取り、良く乾燥させる。軽石などでゴシゴシみがくのは皮膚を傷つけ、かえって水虫を繁殖しやすくしてしまうから避ける。」 「ぬれた足のまま靴下を履くのでは、いくらきれいにしてもダメ。家族に水虫の人がいれば、風呂場の足ふきマットやスリッパなどに残った菌が必ずついてしまうから」、そのためサウナに通う人に多い。 |
| 白癬 | =表在性の皮膚真菌症。 <1>頭部白癬=境界明瞭。毛が折れやすく、抜けやすい。 <2>体部白癬=俗称「ぜにたむし」=斑状小水疱白癬。 <3>股部白癬=頑癬(輪郭性湿疹様白癬)=俗称「いんきんたむし <4>陰嚢白癬tinea scroti: 「陰嚢は通常、白癬菌に侵されることは少ないが、まれにある。」 <5>足白癬=[小水疱鱗屑型][趾間型][角化型] <6>手白癬tinea manus <7>爪白癬tinea unguium |
| 頭部白癬 | 1.[脂漏]:境界不明確、毛髪正常。 2.[乾癬]:銀白色の厚い鱗屑、毛髪正常。 3.[しらくも]:脂漏or頭部単純性粃糠疹。 |
| ぜにたむし | 1.[ジベルばら色粃糠疹]:紅斑and鱗屑縁・対側性に多発 2.[乾癬]:中心治癒傾向なし 3.[環状丘疹性梅毒]:かゆみなし 4.[貨幣状湿疹]:四肢に好発 |
| いんきんたむし | 「陰股部・臀部・体幹・顔面に。」 1.[慢性湿疹]:湿潤苔癬化 2.[ヘイリー・ヘイリー病]:家族内発生 3.[皮膚疣状結核]:かゆみなし 4.[紅色陰癬]:辺縁隆起なし |
| 治 り に く い ワ ケ |
水虫菌ほど長年人類を悩ませているカビはない。何故治りにくいのか? 動物が死ぬと、死体は他の生物によってすぐに食べられる。ただ、皮膚の最も外側にあって体を保護する角質層や、髪の毛、爪などは食べ残される。自然は良くできたもので、土の中にはこうした物質を好む「角質分解菌」が300種類以上いて、せっせと食べて分解している。その中のある種の菌は死体ではなく、生きている動物にも取り憑いて角質を食べ始めた。 この新天地の開拓に成功したのが水虫菌で、正式には白癬菌、または皮膚糸状菌と呼ばれる。カユイ病気として知られるインキン・タムシ・シラムモは、いずれも白癬菌の仕業。 インキンは内股の付け根、タムシは顔や胴・手足に、シラクモは頭髪に感染したものだ。 皮膚の中では常に新しい細胞が生まれ、それが皮膚表面の方へ次第に押し上げられていく。硬いタンパク質からなる角質層を作り、アカとなる。 水虫菌はエサとなる角質層にのみ侵入し、その下に生きている細胞層には入り込めない。角質層には生きた細胞がいないので、異物や侵入者を攻撃する免疫機構も働かない。水虫菌は菌糸を伸ばし活発に角質を食べて繁殖する。しかし、菌糸が広がるにつれ、菌が持つ酵素や老廃物が角質層の下の生きた細胞を刺激する。すると体の免疫が活発に働き始めて、はびこえる菌糸を攻撃する。炎症反応が起きてかゆくなり、小さな水疱・ただれなどおなじみの水虫の症状が起きる。 菌は殺されるが、生き残るために逃げを打つ。菌糸は細切れになり、それぞれが丸く膨らんで数珠玉のようになる。その正体は休眠状態に入った水虫菌の細胞だ。菌糸の状態よりも生体側の攻撃に強く、数が多いので生き残る細胞も出てくる。 休眠中の菌はジットして死んだように見えるので、生体側は攻撃の手を緩め炎症も鎮まる。すると、菌は休眠から目覚めて芽を出し、再び菌糸を張り巡らせる。 現在では良い薬が多数あり、きちんとぬれば菌はいなくなる。ただ、タタミやジュウタン。風呂場の足ふきマットなどには、水虫菌の休眠細胞や菌糸の断片が、アカを一緒に多数落ちている。再感染は簡単に起きる。(宮治誠・千葉大学教授) |
| 【民間療法】 | ○あせび・キハダ・クララ・サイカチ・サンショウ・スギ・ドクダミ・松ヤニ・ムクゲ・ムラサキ。 |
| 【芳香療法】 | <1>ラベンダー+没薬 <2>ティートリ <3>マリーゴールド:ひび割れしているとき |
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越婢加朮湯 加味逍遥散 十味敗毒湯 消風散 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 当帰芍薬散 防風通聖散 麻杏甘湯 苓桂朮甘湯 |
| 関連情報 |
「ツメ水虫」 「カンジダ症」 「ただれ」 「掌蹠膿疱症」 「真菌」 |