| 若年者糖尿病の成熟発現 maturity-onset diabetes of youth |
| MODY | =「若年者糖尿病の成熟発現」 |
| 若年発症型の糖尿病 糖尿病は若年発症型と成人発症型に区分され、前者はインスリン依存性でインスリン治療をしないと生命が危機になるタイプ。後者はしばしば肥満を伴い、近親者に糖尿病がよく見られる。若年型はウイルスなどによる膵臓のインスリン産生細胞の破壊とそれに続く自己免疫過程によるとされ、成人型は遺伝形質に過食や運動不足などの環境要因が加わることによるとされている。遺伝性は後者に強い。 若年で発症しているのにインスリン治療をしなくても異変がなく、若年型に特有の抗体も見つからず、肥満はないもののどちらかと言えば成人型になる。このようなどっちつかずの糖尿病を「若年で見られる成人発症型」といい、専門家の間ではアルファベットの頭をとって『MODY』(モディ)という。 このモディは常染色体優性遺伝であり、7番目の染色体にあるグルコキナーゼという酵素の遺伝子の突然変異が原因の一つであることが最近分かった。膵臓でこの酵素の働きが悪いために糖尿病になる。人種によって頻度が異なり、我が国では糖尿病患者の0.1%と少なく、軽症であることが特徴だ。 |
| 関連情報 |
「糖尿病」 「1型糖尿病」 |