おうれんげどくとう
黄連解毒湯
トップへ戻るなおるナオルコム 病院ランキング
会員サービス
関連情報
漢方薬」「」「病位」「病質」「熱証・寒証」「実証・虚証」「陰虚」「病名一覧」「漢方医学」「日本漢方」「古方の漢方処方」「韓国漢方」「漢方処方集」「漢方書籍」「臓腑の主治薬」「臓腑の引経薬」 「医食同源

黄連解毒湯 (肘後方)
黄連1.5 黄柏1.5 黄3.0
山梔子2.0

(黄連解毒湯の目標)
  • 体力中等度もしくはそれ以上のもので、のぼせ気味で、顔面紅潮し、精神不安、不眠、イライラなどの精神神経症状を訴える場合に用いる。
    1. 心窩部の膨満感を訴える場合
    2. 鼻出血、喀血、吐血、痔出血、下血など諸種の出血を伴う場合
    3. 発疹、かゆみなどの皮膚症状を伴う場合。



(黄連解毒湯の応用範囲)

副作用
  • 間質性肺炎
    肝機能障害
    黄疸
  • (副作用・厚生労働省
    比較的体力があり、のぼせぎみで顔色が赤く、いらいらする傾向のある人における、鼻出血、不眠症、ノイローゼ、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸の症状に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)では不向きとされる。まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎が起こることが知られている。鼻出血、二日酔いに用いられる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談することが望ましい。 副作用情報(厚生労働省平成18年9/1~12/31日
(注意)
  • 薬剤過敏症(発疹・ジンマシン)
  • (消化器)
    食欲不振・胃部不快感・吐き気・嘔吐・腹痛・下痢

(原典)
  • 「黄連1銭、黄・黄柏・山梔子各2銭」
    ◎時疾、煩悶に苦しみ、乾嘔、口燥し、呻吟、譫語し、臥するを得ざるを治す。《外台秘要方》
(参考)
  • 比較的体力があり、ノボセ気味で、イライラする傾向のある者の次の諸症
    喀血・吐血・下血・脳溢血・高血圧・心悸亢進・ノイローゼ・不眠・皮膚掻痒症・胃炎。
  • 此方は胸中熱邪を清解する聖剤なり。《勿誤薬室方函口訣》
  • 苦味に堪えかねる者は泡剤にして与える。
  • 煩悶に苦しみ、乾嘔、口燥し、呻吟・錯語し、臥するを得ざる者。
  • 清熱瀉火、解毒、清熱化湿、止血。
  • 大熱止まず、煩躁、乾嘔、口渇、喘満、陽厥極めて深く、蓄熱内に甚だしく、及び汗吐下後、寒涼の諸薬でその熱を退く能わざる者を治す。《傷寒活人書》
  • 三焦の実火にて内外皆熱し、煩渇し、小便赤く、口に瘡を生ずるを治す《傷寒活人書》
  • 心胸の間に毒有りて停滞し、或いは心下、之を按じて濡にして煩悶し、或いは心志定まらざる者を治す。《古方兼用丸散方》
  • 適応《中薬臨床応用》
    • ・炎症性の煩躁
      ・意識朦朧
      ・譫語
      ・口乾
      ・脈に力ある者
(腹証)
  • 胸脇苦満や腹部膨満感がなく、心下がつかえるという程度。《大塚敬節》


(鑑別)
  • 黄連解毒湯
    • 充血、精神不安、煩悶、小便赤色、不眠、心下部痞満、心悸亢進、顔面赤い、脈有力、(陽明病)
  • 茵蒿湯
    • 発黄、舌黄苔、二便不利、口渇、心胸不安
    • 体力中等度、黄疸、便秘、皮膚掻痒症。(陽明病)
  • 釣藤散
    • 頭痛、肩こり(強)、眼充血、気欝、心下痞塞、めまい、動悸
    • 体力中等度以下、高血圧、頭痛、眼痛。(陽明病)
  • 三黄瀉心湯
    • 精神不安、顔面紅潮、便秘、心下痞、胃部膨満感、脈有力
    • 体力中等度以上、のぼせ、精神不安、便秘、心窩部痛。(陽明病)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(少陽病)
    • 神経過敏、臍上動悸、心下部膨満、胸脇苦満、実証
    • 体力中等度以上、胸脇苦満、腹大動脈拍動亢進
  • 五苓散
    • 口渇、小便不利
    • 体力中等度、口渇、尿量減少、浮腫、嘔吐、頭痛、二日酔い。(少陰病)
  • 桂枝人参湯
    • 体力低下、胃腸虚弱、下痢、頭痛、冷え性
  • 帰膠艾湯
    • 貧血、めまい<起立性>、下血、子宮出血、四肢煩熱
    • 体力中等度以下、貧血、出血傾向、手足の冷え、皮膚の荒れ。(厥陰病)
  • 温清飲
    • 充血、皮膚黒(黄)褐色、皮膚掻痒、腹直筋緊張、神経興奮、皮膚枯燥
    • 体力中等度、皮疹、皮膚枯燥、皮膚の色素沈着。(厥陰病)