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越婢加朮湯






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越婢加朮湯の目標


越婢加朮湯
(応用)
  1. 朝のこわばり
  2. 足に力が入らない
  3. アトピー性皮膚炎
  4. イボ
  5. 陰嚢水腫
  6. 陰部掻痒症
  7. 黄疸
  8. 悪風
  9. 咳嗽
    • 咳喘癒えず、小便次第に少なくなり、ついに腫満をなす者には、大小の青竜湯、麻杏甘石湯、厚朴麻黄湯などを与えるが良い。《証治摘要》
  10. 疥癬
    • 諸種の皮膚病、殊に疥癬等。《奥田謙蔵》
  11. カルブンケル
  12. 潰瘍
  13. 角膜炎
  14. 脚気
    • 水腫性脚気にして、歩行時下肢に倦怠、痿弱、疲労感あり、頭重、口渇し、しばしば汗出で、下腿浮腫し、知覚鈍麻等ある証《奥田謙蔵》
  15. 化膿症
  16. 関節炎
    • 関節「ロイマチス」等。《奥田謙蔵》
    • 体力が充分にあって、脈にも腹にも力があり、一体に熱状のある関節炎に用いる《大塚敬節》
    • 実証陽証のものに適応となり、関節痛、筋肉痛の初期で、急激に発生し、患部に腫脹、熱感、圧痛のあるものに用いる(漢方診療医典)
  17. 関節リウマチ
    • 関節の腫脹、疼痛、熱感が著明。
    • 急性関節リウマチで、発熱して悪寒があり、のどが渇いて発汗傾向があり、小水の出が悪い者。
    • 43歳女性。左側膝関節の疼痛を主訴として来院した。患者は、硬 く肥満し、1回も妊娠したことがない。月経は異常なく、大便は1日1行。尿はやや頻数、舌には白苔がある。膝の痛みは、歩行時はもちろん、5分間以上坐っていると、痛みに堪えられなくなるという。医師は神経痛といい、按摩師は脂肪塊が神経を圧迫するためだと言ったという。しかしなかなか治らないという。患部を触診するに、拇指頭大の脂肪塊状のものがあって、これを圧すると痛む。私はこれに越婢加朮湯を与えたが、15日分の服用で、塊状物が消失して、疼痛も拭うようになくなった。
      私はこの治験に気をよくして、結核性の膝関節炎にこの方を用い、 反って疼痛が増し、食欲も減少して面目を失ったことがある。越婢 加朮湯は老人や虚弱者には注意してほしい。《大塚敬節》
  18. 頑癬
    • いんきんたむし
  19. 汗疱状白癬
  20. 瘧病
    • 内熱熾盛し、煩渇して水を飲み、発露し、風に当たって凉を取り、邪気発泄する能わざる者、変じて水腫を為す。越婢加朮湯に宜し。《先哲医話》《華岡青州》
  21. 急性腎炎
    • 実証
    • 急性腎炎、及びその類似疾患。《奥田謙蔵》
  22. 結節性紅斑
  23. 結膜炎
  24. 口渇
  25. 膠原病
  26. 自汗
    • 大量の出汗で体液喪失。
  27. 湿疹
    • 急性・慢性の湿疹
    • 患部は湿潤している場合が多い
    • 小便の出が悪く、のどが渇く者
  28. 湿性肋膜炎
  29. 紫斑病
    • リウマチ性
  30. 小便の出が渋る
  31. 神経痛
  32. 静脈瘤
    • 下肢の静脈瘤
  33. 腎炎
    • 急・慢性
  34. 心不全
  35. 舌質
    • <紅><乾燥ぎみ>
    • 全体に膨満気味(浮腫状)で緊張良好《矢野敏夫》
    • 周辺紅色(熱状)、表面甘草気味《矢野敏夫》
  36. 舌苔
    • <無苔~白苔~黄苔>
  37. 喘息
    • およそ浮腫の状況や脈状は分消湯のようで、喘咳が甚だしく呼吸が促迫する者に良い《導水瑣言》
  38. ただれ目
  39. タムシ
  40. 痛風
    • 発作時の鎮痛。(発作に頓服、浮腫あり)
    • 発熱して悪寒、のど渇いて、発汗、小水少ない者。
    • 発表を先務と為す。越婢加朮湯に宜し。最後は下剤を与うる佳と為す。神祐丸に宜し。此の証、水毒を泄下せざれば則ち全効なし
    • 発熱悪寒し、頭痛、骨節流注疼痛する者、後世名付けて痛風と曰う。又痛劇しく、節疼痛し、虎の咬む如き者、名付けて白虎病と曰う。
    • 発作のときばかりでなく、平素から越婢加朮湯を飲んでいると、発作を予防する効がある。しかし、体質が虚弱で、胃腸の弱い人は、食欲が無くなったり、疲労倦怠を訴えるものがある(漢方診療医典)
  41. 手足の疼痛
  42. なみだが出やすい
    • 21歳の未婚の婦人。訳もなく、ただ涙が流れ、人の前に出るもの恥ずかしいといって来院した。
      私と対談しているときも、涙がポロポロとこぼれる。いままで大学病院の眼科にかかり、遠視と結膜炎が有ると云われて手当を受け、眼鏡も新調したが、やはり涙の流れるのは同じだと云う。なお流涙の他に、口渇と不眠があり、下痢しやすい。しかし便秘すると気持が悪いので、下痢はきにならないという。野菜と魚肉が嫌いで、甘味を好む。月経は正常である。
      涙の流れるのは、風邪の時や、冷たい風に当たった時が、特にひどい。したがって夏より冬が悪いと云う。
      私はこれに越婢加朮湯10日分を与えたが、これを飲むと、涙の出るのが減るようだという。そこで10日あて与えて、経過をみることにした。1ヶ月ほどたつと、涙の出ない日が多くなった。しかし翌年の正月に薬を10日ほど休んだ時は、また少し後戻りする傾向があった。そこで、たまには休むことはあったが、10ヶ月ほど服薬して、ほとんど、涙を流すこととはなくなった。《大塚敬節》
  43. 難産
    • 妊娠末期に浮腫がひどくて坐することも出来ないという婦人に、越婢加朮湯を用いたところ、2、3日で浮腫が去るとともに。分娩が始まり無事に女子が生まれた《大塚敬節》
  44. 尿量減少
  45. ネフローゼ
  46. バセドウ病
  47. 半身不随
    • 半身不随等にして、手足の屈伸自由ならず、尿利著しく減少し、自汗あり、渇して頻りに水を欲する証。《奥田謙蔵》
  48. 皮膚炎
    • <潰瘍性>
  49. 皮膚の知覚異常
  50. 肥満
  51. 鼻涙菅狭窄
    • 本方の条文に汗が流れ出るという文章がある。これを涙が出るということに転用して用いることがある。分泌物があって、ただれて汚く見える。また結膜には異常がなくて当帰に風に当たると流涙が止まらないという者によい。脈は沈で水毒のある水太りの人によい。
      大塚氏は21歳の婦人が、ワケもなくただ涙が流れ人前に出られないといい、対談中も涙がボロボロこぼれている。眼科では結膜炎というが、冷たい風に当たるとひどく、なるよりとくに冬に激しい、口が渇いて不眠症があり、下痢しやすいという人が、本方を1ヵ月飲んで涙の出ない日が多くなり、10ヵ月飲んでほとんど治って結婚したと報告(漢方診療医典)
  52. 浮腫
    • 身体がむくんで、脈沈で小便が出ない者。《大塚敬節》
    • 浮腫を伴う種々の疾患に
    • 実腫に用いる方剤《大塚敬節》
    • 妊娠9ヶ月の婦人で、下半身の浮腫がひどくて、坐れないという者に、この方を用いたとこと、2、3日で浮腫がとれるとともに、分娩が始まった。麻黄剤を妊婦の浮腫に用いると流産することがあると古人も述べている。《大塚敬節》
    • 小青竜湯、大青竜湯。麻黄連赤小豆湯、続命湯などの麻黄剤を用いる浮腫は実腫で喘鳴、咳嗽を伴う者に良い《大塚敬節》
  53. フルンケル
  54. 変形性膝関節症
  55. 扁桃炎
  56. 麻痺
    • 下肢のマヒに
  57. 慢性関節リウマチ
    • 発熱し、口渇があり、その部分or全体に浮腫があって痛む者
    • 体力あり、脈・腹ともに力あり、口渇、多汗の者。
  58. 慢性腎炎
    • 実証の者
    • 皮膚病性腎炎等《奥田謙蔵》
  59. 水虫
  60. 目の充血
    • 眼球が赤く腫痛
    • 眼球膨張、熱痛し、瞼胞腫脹し、及び爛瞼風、痒痛、羞明し、涙多き者を治す。応鐘散を兼用し、時に梅肉散或いは紫円を以て之を攻める。《類聚方広義》
  61. 夜尿症
  62. 翼状片
    • 目頭に肉が出てきて腫れる
  63. 緑内障
    • 角膜の混濁があり、充血、頭痛などがあり、前駆症状と思われるときや刺激症状が比較的軽い時に用いる(漢方診療医典)







越婢加朮湯の目標)
  • むくんで汗が出やすい人の、以下の症状・疾患に用います。
    • 「腎炎」
      「ネフローゼ」
      「湿疹」
      「関節炎」
      「夜尿症」など

  • 比較的体力がある人で、
    • 冷え性でなく、
    • 浮腫、発汗傾向、口渇があり、
    • 尿量減少する場合に用いる
    • 四肢関節の腫脹、疼痛、熱感があるもの

  • 浮腫、汗が出て、小便不利のあるものの次の諸症:
    • 腎炎、
    • ネフローゼ、
    • 脚気、
    • 関節リウマチ、
    • 夜尿症、
    • 湿疹

  • 特定の腹証なし。
    • 腹部全体に緊張が良好であれば(実)どんな腹証に使用しても差し支えない。(症状の方が重要)。
    • 胸脇苦満があっても無視する。《矢野敏夫》










(副作用)
  • 偽アルドステロン症
    ミオパシー
  • 副作用情報(厚生労働省平成18年9/1~12/31日
(注意)
  • (自律神経系)
    ・不眠
    ・発汗過多
    ・頻脈
    ・動悸
    ・全身脱力感
    ・精神興奮
  • (消化器)
    ・食欲不振
    ・胃部不快感
    ・吐き気
    ・嘔吐
    ・軟便
    ・下痢
  • (泌尿器)・排尿障害










越婢加朮湯
(原典)
  • 「麻黄6両、石膏半斤、生姜3両、甘草2両、白朮4両、大棗15枚」
    右六味、以水六升、先煮麻黄、去上沫、内諸薬、煮取三升、分温三服。悪風加附子一枚、炮。
    ◎治肉極、熱則身體津脱、理開、汗大泄、風氣、下焦脚弱。《千金方》《金匱要略》


(参考)
  • 一身面目黄腫し、小便少なく、渇して汗出で、その人大便く、舌黄なるは、越婢加朮湯之を主どる。《医聖方格》
  • 此方は裏水とあれども、越婢湯方後に風水加朮四両とあれば、風水の誤りと知るべし。朮を加ふるものは湿邪に麻黄加朮湯を与ふと同手段なり。《勿誤薬室方函口訣》
  • 「越婢湯+蒼朮4両」或いは症に随って更に茯苓・附子を加う《勿誤薬室方函口訣》
  • 行水解表。《中医処方解説》
  • 咽喉がかわき浮腫または水疱が甚だしく尿量減少または頻尿の者。あるいは分泌物の多いもの。
    • 「腎炎」「ネフローゼ」「湿疹」「脚気」
    《矢野敏夫》



越婢加朮湯 (金匱要略)
麻黄6.0 石膏8.0 大棗3.0
甘草2.0 白朮4.0 生姜3.0




越婢加朮湯
方剤分類 去湿剤
八綱弁証 裏熱実
六淫 湿
四傷
六経弁証 太陽病
衛気営血弁証 衛分
三焦 上焦
方剤帰経 膀胱経・肺経
臓腑弁証 ・湿熱犯肺
・風水相搏
効能 ・疏風宣肺
・利水
適応 脚気
関節炎
湿疹
ジンマシン
腎炎
神経炎(急性)
頭痛
痛風
ネフローゼ




(鑑別)
越婢加朮湯 自汗、浮腫、小便不利、大便硬、鼻の先端が黄色い、皮膚知覚異常、手足疼痛、腰脚無力、肉極、脈沈。
(太陽病)
葛根湯 関節痛、急性の関節痛、口渇や尿量減少はない、体力中等度以上
桂枝加朮附湯 発汗傾向、筋の攣縮、体力中等度以下
木防已湯 浮腫、心下痞硬。
(陽明病)
防已黄蓍湯 浮腫、皮肉軟弱、虚証。
関節痛、水ぶとり、多汗、浮腫傾向、体力中等度以下。
(太陰病)
五苓散 浮腫、口渇、小便不利。
(少陰病)
白虎加人参湯 湿疹、体力中等度以上、著しい口渇
柴苓湯 浮腫、口渇、尿量減少、胸脇苦満、食欲低下
消風散 湿疹、浸出物多い、口渇、色素沈着、きたない皮疹
八味地黄丸 脚弱、臍下不仁。(少陰病)
ヨクイニントウ 関節痛、慢性化した関節痛、口渇や尿量減少はない、体力中等度以上














よくいにん




麻黄湯 5 5 4 1.5
麻黄加朮湯 5 5 4 1.5 5
麻杏甘石湯 4 4 2 10
麻杏薏甘湯 4 3 2 10
大青竜湯 6 5 3 2 10 3 3
小青竜湯 3 3 3 3 3 3 6 3
麻黄附子甘草湯 3 3 0.6
麻黄附子細辛湯 4 0.6 3
越婢湯 4 1.5 10 3 3
越婢加朮湯 4 1.5 3 10 3 3




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