(目標)
- ノドの異物感がある人の、以下の症状や疾患に用います。
- 「激しいせき」
「タンの切れにくいせき」
「気管支炎」
「気管支喘息」
など。
(麦門冬湯の応用範囲)
- アレルギー性鼻炎
- 息切れ
- 咽喉炎
- 咳嗽
- 喀血
- 顔面紅潮
- 気管支炎
- 気管支拡張症
- 気管支喘息
- 吃逆
- 下痢
- 元気がない
- 口渇
- 高血圧
- 声がれ
- 呼吸困難
- 呼吸促迫
- シェーグレン症候群
- 食欲不振
- 心下痞
- 精神分裂病
- せき
- 喘息
- 疲れやすい
- 糖尿病
- 動脈硬化症
- 脳出血
- のぼせ
- 肺炎
- 肺気腫
- 肺結核
- 発熱
- 鼻づまり
- 皮膚枯燥
- 百日咳
- 慢性気管支炎
- めまい
(副作用)
(注意)
(原典)
- 「麦門冬7升、半夏1升、人参3両、甘草2両、粳米3合、大棗12枚」
右六味、以水一斗二升、煮取六升、温服一升、日三、夜一服。
◎大逆上氣、咽喉不利、止逆下氣者、麦門冬湯主之。《金匱要略》
(参考)
- 心下痞して嘔吐せんと欲し、逆し、咽喉乾燥、不利なるは、麦門冬湯之を主どる《医聖方格》
- 此方は《肘後備急方》に云う通り、肺痿、咳唾、涎沫不止、咽燥而渇する者に用いるのが的治なり。《金匱要略》に大逆上気と計りありては漫然なれども、けだし肺痿にても頓嗽にても労嗽にても妊娠咳逆にても、大逆上気の意味ある処へ使えば大いに効ある故、この4字簡古にて深旨ありと見ゆ。《勿誤薬室方函口訣》
- 案ずるに、この方は滋液を主とし、兼ねて虚熱を制する者なり。《雑病翼方》
- 上気、咽喉不利、或いは咳き込み、或いはのぼせ。
- 麦門冬湯には滋潤強壮の効があって、からだに潤をつける効があり、これに人参と粳米が協力してこの作用を強化し、半夏は痰を溶かして気ののぼるのを下す作用があるから、咽喉に潤をつけて痰をとかすことによって、咳嗽をしずめる。さらに大棗と甘草は緩和剤で急迫をゆるめて咳嗽発作を止める力がある。《大塚敬節》
(鑑別)
- 麦門冬湯(少陰病)
- 咽喉の乾燥感が強い 、咳嗽<ケイレン性>、顔面紅潮、咽喉不利、痰出しにくい、皮膚枯燥、心下痞、脈浮弱
- 滋陰降火湯
- 乾咳、痰<痰稠>、乾性ラ音、発熱無汗、便秘、陰虚火動
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