(桃核承気湯の目標)
- 比較的体力があり、のぼせて、便秘する人の、以下の症状・疾患に用います。
(桃核承気湯の応用範囲)
- あざ
- 朝のこわばり
- 胃潰瘍
- 意識障害
- 鬱血(おけつ)
- 打ち身
- 黄疸
- カルブンケル
- かゆみ
- 外痔核
- 顔色悪い
- 下腿静脈瘤
- 下肢の冷え
- 角膜炎
- 喀血
- 肩こり
- 下腹部(左が多い)に硬結圧痛がある<腹診>
- 下腹部痛
- 肝斑
- 乾癬
- 頑癬
- 眼瞼炎
- 下血
- 下痢
- 月経異常
- 月経過多
- 月経困難症
- 月経不順
- 血尿
- 血便
- 胸痛
- 結膜炎
- 肩背強急
- 健忘症
- 眩暈
- 高血圧症
- 交換性眼炎
- 更年期障害
- 紅斑
- 興奮
- 黒内障
- 五十肩
- 坐骨神経痛
- しもやけ
- 痔(ぢ)
- 自汗
- 歯槽膿漏
- 歯痛
- 子宮出血
- 子宮内膜症
- 紫斑病
- しびれ感
- しぶり腹
- 出血
- 猩紅熱
- 静脈瘤
- 耳鳴(耳なり)
- 食道狭窄
- 自律神経失調症
- 心悸亢進
- 心痛
- 神経衰弱
- 神経痛
- ジンマシン
- 頭痛
- 精神異常
- 精神分裂病
- 生理痛
- 赤痢
- 舌質(暗赤色~紫)
- 舌苔(乾燥した黄苔)
- 譫語
- 喘息
- 前立腺炎
- 前立腺肥大
- 躁病
- タムシ
- 帯下
- 大腸炎
- 丹毒
- 血の道症
- 知覚麻痺
- 蓄膿症
- 虫垂炎
- 腸チフス
- テンカン
- 動脈硬化症
- にきび
- ノイローゼ
- のぼせ
- 発狂
- バリックス
- 肺炎
- 肺結核
- 白内障
- 肌荒れ
- 半身不随
- ヒステリー
- 冷え症
- 冷えのぼえ
- 鼻炎
- 皮膚炎
- 肥満
- フリクテン
- フルンケル
- 腹痛
- 不正性器出血(不正出血)
- 不妊症
- 不眠症
- 浮腫
- 閉経
- 偏頭痛
- 便秘
- 膀胱炎
- 慢性関節リウマチ
- 耳鳴り
- 無月経
- ムチ打ち症
- めまい
- 妄想
- 網膜炎
- やけど
- 癒着
- 腰痛
- 卵巣機能不全
- 流産
- リウマチ
- 緑内障
- 桃核承気湯の注意
- 薬剤過敏症(発疹・発赤・かゆみ)
- (消化器)
食欲不振・胃部不快感・腹痛・下痢
(原典)
- 「桃仁(去皮尖)50箇、大黄4両、桂枝(去皮)2両、甘草(炙)2両、芒硝2両」
右五味、以水七升、煮取二升半、去滓、内芒消、更上火微沸、下火。先食温服五合、日三服、當微利。
◎太陽病不解、熱結膀胱、其人如狂、血自下、下者愈。其外不解者、尚未可攻、當先解其外。外解已、胆少腹急結者、乃可攻之、宜桃核承気湯。
《傷寒論》辨太陽病脉證并治中第六。
(参考)
- 血証、少腹急結し、上衝する者を治す。《吉益東洞》
- 此方は傷寒蓄血、少腹急結を治するは勿論にして、諸血証に運用すべし。《勿誤薬室方函口訣》
- 「調胃承気湯桃仁・桂枝」《勿誤薬室方函口訣》
- 処方中の「桂枝」は桂枝茯苓丸や土瓜根中の桂枝と同じくこれを血分排達の意に取るなり。《傷寒論識》
- 目標:《龍野ー漢方処方集》
実証ののぼせ・足冷、或いは下腹痛、或いは腰痛、或いは下半身の化膿。
- 「桂枝茯苓丸牡丹皮・茯苓・芍薬大黄・芒硝・甘草」《大塚敬節》
- 目標:《大塚敬節》
<1>腹診上、血の腹証がある。
<2>便秘と少腹急結がある。
(鑑別1)
- 桃核承気湯証も、大黄牡丹皮湯を用いる場合によく似ているが、急迫性の疼痛を目標とする。《大塚敬節》
桃核承気湯は急迫の傾向があって、便秘の徴候があり、少腹急結の証がある。《大塚敬節》
- 「抵当湯」との比較《方輿》
桃核承気湯は血が下る者に、抵当湯は血の下らぬ者に用いる。
腹は急結しても、桃核承気湯の方は柔らかで、抵当湯の方は硬い。しかしこ れはおおよそのことである。抵当の腹でも血の下る者ならば桃核承気湯を用いなければならないことがある。桃核承気湯の腹でも血の下らない者は抵当を用いなければならないことがある。腹よりも血の方を主に目的にしなければならない。
桃核承気湯は動く者、抵当湯は動かない者である。
軽重でいえば、抵当湯は重く、桃核承気湯は軽い様だが、数年の経閉で重い様なものに桃核承気湯の証があり、1年ぐらいで軽く見えるものに抵当の証があるから、2方の別は新久ではいえないものである。
(鑑別2)
- 桃核承気湯(陽明病)
、少腹急結、気上衝(激)、のぼせ、足冷、頭痛、眩暈、耳鳴、精神不安、下腹部痛、小便頻数、実証
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