小建中湯 | |
(応用) ●アデノイド ●足がケイレン ●インポテンツ ●胃アトニー ●胃潰瘍 ●胃下垂 ●胃酸過多症 ●息切れ ●遺精 ●萎縮腎 ●ウツ病 ●黄疸 ●肩こり ●過敏性腸症候群 ●体がだるい ●過労 ●眼瞼炎 ●肝炎 ●肝硬変 ●気管支喘息 ●期外収縮 ●虚労 ●気力がない ●筋肉攣縮 ●血小板減少性紫斑病 ●結膜炎 ●下痢 ●眩暈(げんうん) ●脂肪肝 ●小児科 ●夜尿症 ●夜泣き |
(小建中湯の目標)
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(副作用)
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(注意)
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(原典)
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(参考) ■裏急し、腹皮拘急、及び急痛する者を治す。《吉益東洞》 ■建中湯は《傷寒論》に其の証備らず、是を以て世医方意を獲ず、以て補剤と為す、故に其の施す所、竟に効なし、為則按ずるに此方は桂枝加芍薬湯に類するが故に諸病腹拘急して痛み或いは四肢痛する者を治す。《重校薬徴》 ■此方は中気虚して腹中の引っ張り痛むを治す。すべて古方書に中と云うは脾胃のことにて、建中は脾胃を建立するの義なり。《勿誤薬室方函口訣》 ■全体、腹くさくさとして無力、その内のここかしこに凝りある者は、此湯にて効あり。《勿誤薬室方函口訣》 ■血管透過性亢進による出血、or黄疸、or筋痛。 ■小建中湯は胃中を湿らせる方なり。《勿誤薬室方函口訣》 ■此方、能く中気を建立す。故に之を建中湯と名くと。又、小と称するは、その大建中湯に比して作用緩和なるを以てなり。《奥田謙蔵》 ■小建中湯、当帰建中湯、黄蓍建中湯、蓍帰建中湯などは腹直筋の拘急がひどくて、歩行困難、または歩行不能の者に用いて時に著効を得ることがある。その際疼痛のある場合があり、知覚麻痺を伴うこともある。《大塚敬節》 ■腹直筋が軟弱無力のこともある《大塚敬節》 ■桂枝湯の仲間 |
小建中湯(傷寒論) | ||
桂枝4.0 | 生姜4.0 | 芍薬6.0 |
大棗4.0 | 甘草2.0 | 膠飴20.0 |
小建中湯 | ||
A | 方剤分類 | 去寒剤 |
B | 八綱弁証 | 裏寒虚 |
C | 六淫 | 燥 |
D | 四傷 | 気 |
E | 六経弁証 | 太陰病 |
F | 衛気営血弁証 | 気分 |
G | 三焦 | 中焦 |
H | 方剤帰経 | 胃・小腸・三焦・大腸経 |
I | 臓腑弁証 | 脾胃虚寒 |
J | 効能 | ・緩急止痛 ・温中補虚 |
K | 適応 | 胃十二指腸潰瘍 過敏性腸症候群 虚弱児体質改善 痙攣性便秘 小児夜尿症 小児夜驚症 慢性大腸炎 |
(鑑別) |
■小建中湯(太陰病)
■桂枝加芍薬湯(太陰病)
■黄蓍建中湯(太陰病)
■大建中湯(太陰病)
■補中益気湯(太陰病)
■桂枝加竜骨牡蛎湯(太陰病)
■柴胡桂枝湯(少陽病)
■六味丸(少陰病)
■当帰建中湯(少陰病)
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