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なまり(鉛)
Pb






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めまい
記憶力減退
幻覚
不整脈
アテローム性動脈硬化症
髄膜炎








ナマリ 鉛(Pb)lead
鉛は生元素ではないが、その化合物は食品や飲料水を通して生体に入る。

1日平均約0.3mgの鉛化合物が人体に入り、血液中には、常に20マイクロcl程度が含まれている。


この量を超える鉛化合物が生体に入ると、それらは肺や胃腸などにも蓄積されるが、大部分は骨に集められ、そこで長く留まる。


<1>すべての生細胞に作用する

<2>ローマ帝国滅亡の原因は、
  • 鉛の水道管を使っていたため、ローマ市民が鉛中毒になったためという説がある


<3>鉛の体内への取り込みは・・・・
  • 職業上の暴露で吸入によりフームの形で体内に入る(50%)

<4>一般人では消化管からの吸収で、10%が体内に入る。

<5>分布・・・体内の鉛の90%が骨に分布する

<6>体外への排出・・・
     腎から排出(80%)
     糞便から (15%)
     残り・・・汗・毛髪・爪から排泄される





  • 基準値
    • 血清Pb値・・・20µg/dl以下
    • 尿中Pb値・・・60µg/dl以下
  • 高値
    1. 無機鉛中毒
      1. 七宝焼き
      2. 塩化ビニル加工
      3. 鉛電池製造
    2. 有機鉛中毒
      1. ハイオクガソリンの四エチル鉛

検査目的
  • 鉛中毒の早期発見
  • 暴露のモニタリング
  • 尿中鉛濃度は直近の鉛暴露の指標として意義がある。
  • 血中鉛濃度とほぼ相関する。







鉛の中毒症状
○無機鉛中毒の3主徴
  1. 貧血
  2. 腹部疝痛
  3. 神経症状
    1. 橈骨神経麻痺
    2. 末梢神経


○有機鉛中毒の症状
  • 無機と違って潜伏期がある。
  • 精神症状が主なもの
    • (不安、興奮、不眠、妄想、幻覚)


○中毒症状
  1. 頭痛
  2. めまい
  3. 不眠
  4. イライラ
  5. 記憶力減退
  6. テンカン性発作
  7. 発話障害
  8. 視力障害
  9. 幻覚
  10. 髄膜炎
  11. 運動障害
    • (手の指、手首の麻痺





  • 50µg/dl前後
  • 80µg/dl前後
  • 150µg/dl前後
    • [末梢神経障害]
  • 200µg/dl前後
    • [便秘][下痢][腹痛]
      [垂れ手(wrist drop)]伸筋症状
      [垂れ足(foot drop)]伸筋症状
      [脳症][腎障害][歯肉の鉛状線]

内分泌腺が影響を受ける

四アルキル鉛中毒(有機鉛中毒)・・・事故などで急性中毒


腸溶性・・・


大量の暴露では・・・死に至る(数時間)


赤血球の安定性及び寿命が低下し、ヘモグロビン合成が乱れる


コリンエステラーゼ・デヒドラダーゼ・デカルボキシラーゼ・アルドラーゼなどの酵素、特にチオール基を含むものの機能が影響を受ける





青銅器が日本列島に入ってきたのは弥生時代が始まった紀元前3世紀以降が定説。

ところが、その700年も前に青銅器が来ていた可能性が強まった。

山形県遊佐町の三崎山遺跡で見つかったとされる青銅製の刀子(とうす=小刀)を2001年半ば、科学的に調べたところ刀子は中国で作られたことが判明したためだ。その解明に当たったのが東京文化財研究所の科学研究室長、平尾良光(59)だ。
「組成分析した結果、中国の殷墟から出てきた刀子と同じ産地の材料が使われていることが分かった」と平尾氏は言う。

刀子は1954年、土砂の採掘中に発見され、その後に行われた発掘調査で同じ地層から縄文後期の土器が出土した。正式な手順を踏んだ発掘調査ではなかったため、資料的価値を疑問視する見方も強かった。しかし、昨年行われた化学分析によって中国産の材料だったことの反面。


縄文土器の年代とほぼ一致することが裏付けられた。
青銅は銅とスズの合金。しかし、古代の青銅はスズのほかに鉛が混じっていた。鉛は銅に似た性質があり、製錬技術が未熟だったために混じってしまったらしいが、融点を下げる役割もあったという。この鉛が産地を特定する際の手がかりになった。

鉛には、地球が誕生した約46億年前からある鉛と放射性元素のウランやトリウムが徐々に崩壊し、最終的に鉛になったものがある。

後者はさらに3種類に分かれる。ウラン238、同235、トリウム232がそれぞれ変化してできた鉛だ。
最初からあった鉛をなまり204、ウラン238が変化してできた鉛を鉛206、同235から変化した鉛を鉛207、トリウム232からできた鉛を鉛208とそれぞれ呼ぶ。


鉛は実際にはこれら(鉛同位体)が入り混じった形で存在する。同じ鉛だから科学的な性質は代わらないが、質量がみんな違う。
しかもウラン238、235、トリウム232はそれぞれ崩壊していく速度が違う。鉱石中の放射性元素から鉛ができ、地殻変動などによって切り離されて鉛の鉱床が生まれると、そこでは鉛同位体の比率が変化することがなくなる。
この原理を応用したのが鉛同位体比法だ。
これまでに
(1)弥生時代の青銅器の材料は朝鮮半島産と中国華北地方産に大きく分かれる。
(2)日本産の材料が使われ始めたのは7世紀以降・・・などが分かった。




配管の腐食の原因
原発配管の応力腐食割れや金属メッキ不良

2012年、神戸製鋼所と北海道大学のチームは、発電所やプラントの配管などで腐食やメッキ不良の原因となる現象の一端を解明した。

鉛を含む水にニッケル板をつけたり引き上げたりできる装置を考案し、水から引き上げたときにエックス線を当てて分析した。

その結果、ニッケル板の表面に鉛の層ができ、鉛の原子がニッケル原子を押しのけるように割り込んでいた。そのため、ニッケル板の中で横向きに力がかかり、亀裂が生じる原因になっていた。

金属板の表面に異なる金属が原子1個の厚さで付着する現象は「アンダーポテンシャルデポジション」と呼ばれる。






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