難聴
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突発性難聴」「薬剤性難聴 」「老人性難聴」「めまい」「怒りっぽい」「メニエール」「ムコ多糖症」「大動脈炎症候群」「聞こえない」「甲状腺機能低下」「原田病」「エイズ」「コンドロイチンくすり情報おけつ

難聴
(原因)
(種類)
  1. 老人性難聴
    1. 耳鳴りを伴うことが多い。
    2. 内耳〜聴神経までが傷んでいる
    3. 65歳以上の1/2が罹っている
    4. 感音性難聴である
    5. 動脈硬化・脳血管障害・糖尿病などがあるとひどくなる
    6. 補聴器は耳鳴りを抑える効果がある
    7. 現代医療では治せない
  2. 伝音性難聴
    1. 外耳〜中耳までの異常が原因
    2. 中耳炎などの疾患から起きる
    3. 物理的な伝搬経路が障害されるので、手術が有効な場合が多い
  3. 感音性難聴
    1. 内耳以降の神経に障害を起こしたもの
    2. 老化で起きることが多い
    3. 感音性難聴と伝音性難聴の区別は、骨伝導聴力を調べることで分かる。伝音性難聴では音の受容器に障害がないので、骨伝導聴力が小さくなり、感音性聴力では同じになる。(日本音響学会編「音のなんでも小辞典」p210)
  4. 薬剤による難聴
(難聴を引き起こす疾患)
  1. アデノイド
  2. 外耳道疾患
  3. 耳管中耳カタル・中耳炎・中毒性内耳炎
  4. 耳硬化症
  5. 聴神経腫瘍
  6. 梅毒
  7. メニエール氏病
  8. 老人性難聴

難聴
とは
「耳の聞こえが悪くなる症状を「難聴」という。年を取るにつれて、高い音から次第に聞きづらくなる『老人性難聴』が一般的だが、先天的なものや、突然大きな音を聞いたり、病気やケガをしたことが原因になるもの、精神的なストレスやショックで起きるものなどがある。
人間が音を聞く仕組みは次のようなものだ。音は空気の波として空中を伝わって来る。これが耳たぶで集められ、耳の穴から外耳道を通って鼓膜を振動させると、内側の3つの小さな骨(耳小骨)が振動を満たしているリンパ液に波をたてる。この波がカタツムリのよな形をした「蝸牛」を通り抜けるうちに、その中にある有毛細胞を刺激し、そこで起きた電気信号が神経を通じて脳に伝わって音を感じる。
難聴のうち、耳小骨までの部分の異常で起きるものを『伝音性難聴』、内耳より後の過程で起きるものを『感音性難聴』という。大阪労災病院(堺市)の奥村新一・耳鼻咽喉科部長は「伝音性難聴は手術で治る場合や、補聴器を使って聴力を回復出来る場合が多い。しかし、感音性の難聴には、音を感じる細胞がダメになるものや、原因がよく分からないものも多く、完治は難しいのが現状です」と話す。
難聴になると、ある特定の周波数の音が抜けたような感覚になり『ハヒフヘホ』が『カキクケコ』と、『マ』が『ナ』に、『ダ』が『ラ』と聞こえることがあります。普通は聞き間違えても脳の中で文脈の再構成をしますが、難聴になるとこれがしにくいのです。
骨導聴力
検査で正確を期すなら骨導聴力検査
ピー」というかすかな音が聞こえたら、手元のボタンを押す。健康診断でおなじみの聴力検査の光景だ。
音は空気の振動として、鼓膜、中膜、中耳。内耳へとつぎつぎに伝わっていく。振動は内耳で電気信号に変えられ、聴神経を経て脳に達する。ルートのどこかに異常があれば、音がよく聞こえなくなる。
検査で使われるのは125ヘルツ(1フルツ=1秒間に1回振動)の低音から8000ヘルツの高音まで、7段階。1975年に国際的に統一された。健康診断などでは検査の効率を上げる為、普通は1000ヘルツと4000ヘルツも2つだけを調べている。
慶応義塾大医学部の井上泰宏講師(耳鼻咽喉科)によると、年をとると高音が聞き取りにくくなることが多い。内耳に異常で難聴やめまいなどが起きる『メニエール病』は、逆に低音から聴力が落ちる。
だが、こうした通常の検査だけでは、異常箇所の特定は難しい。正確な診断には耳の後ろの骨に振動を加え、音を感じるかどうかを調べる「骨導聴力検査」が不可欠だ。
骨の振動は鼓膜や中耳を通さず、直接、内耳に伝わる。骨導聴力が正常なのに音が聞き取りにくければ、鼓膜や中耳に異常があるーーなどと原因が絞りこめる。
「ただ音が聞こえるのと言葉が聞き取れるのは別の問題。この点を良く理解してほしい」と井上さん。言葉は高低さまざまな音が混じり合っている為、高音の聴力だけが落ちても、正しく聞こえなくなる。補聴器は不必要な音まで増幅してしまうこともあり、井上さんは「聴力が落ちている人にはゆっくり話しかけることが大切だ」と話す
進行性難聴
「イスラエルのテルアビブ大学と米ワシントン大学の共同チームは、40歳以上の大人に発症しやすい『進行性難聴』を引き起こす遺伝子を突き止めた。突然変異を起こした遺伝子が原因とみられ、人間が一定の年齢に達すると、この遺伝子が働いて難聴が進む。遺伝子の働きが詳しく分かれば治療法の開発につながるという。
この遺伝子は『DFNA15』と名付けられ、染色体上では先天性難聴を引き起こす遺伝子のすぐ近くにある。正常な部分と突然変異を起こした部分が対になっており、患者が18歳前後までは正常な遺伝子の働きで聴力を維持できるが、年齢を経ると突然変異を起こした遺伝子の働きが優勢になるという
遺伝性難聴 2010年、京都大学の北尻真一郎助教と米国国立衛生研究所(NIH)のチームは、生まれつき耳が聞こえない遺伝性難聴の新たな原因遺伝子を突き止めた。
この遺伝子を欠いたマウスは、音を電気信号に変換する内耳にある有毛細胞の根部分ができなくなった。
成果は5/28の科学誌セルに掲載。
遺伝性難聴は約1000人に1人の割合で発症する。原因となる遺伝子はこれまで10個以上が知られれている。
研究チームは、パキスタンの複数の難聴家系の遺伝子を調べ「TRIOBP」という遺伝子に変異があると難聴になることを突き止めた。TRIOBPから作られるタンパク質は、音に反応してゆれる有毛細胞の長さ約1マイクロbの根部分で働いていた。根の成分である繊維状のタンパク質のアクチンを束ねて安定させていた。
TRIOBPを欠いた遺伝子改変マウスでは、根が形成されずに難聴になった。人でも同様の仕組みで難聴になっていると考えられる。TRIOBP異常で起こる難聴だけでなく高齢や騒音、薬の副作用などが原因の難聴患者に対しても、外から正常なTRIOBPのタンパク質などを補えば症状改善につながる可能性があるという。
難聴と不整脈に関与する遺伝子
2010年、独ケルン大学のチームは、難聴と不整脈の両方に関わる遺伝子を突き止めた。成果はネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に掲載。
難聴の患者が多い家系の遺伝子を解析し、細胞膜上のタンパク質複合体の形成に関わる「CACNA1D」という遺伝子に着目。
この遺伝子に異常があると、聴覚の細胞がカルシウムをうまく取り込めず、聴覚の機能が衰えることを突き止めた。
CACNA1Dに変異を持つ人の大国、安静時の心拍が遅いなどの不整脈の症状があった。心臓の細胞でも同じ遺伝子が働き、細胞へのカルシウムの取り込みに関わっていることが分かった。
先天性難聴 遺伝子特定
2010年、中部大の加藤昌志教授、大神信孝講師らは、先天性難聴の遺伝子の1つを特定し、6/29の米科学アカデミー紀要に発表した。
この遺伝子(C-RET)の活性化より聴力を回復できることをマウス実験で確認した。

ギャップ結合 となりあった上皮細胞をつないで、水溶性のイオンや分子を通過させる細胞間結合をいう。
2009年、兵庫県立大学ピコバイオロジー研究所の月原冨武特任教授らは細胞同士をつなぎ、物質をやりとりする通路になっている『ギャップ結合』の詳細な構造を突き止めた。
[難聴]や[不整脈]などの病気の一部はこの通路に異常が起こって発症していることが知られている。
成果は4/2のネイチャーに掲載。
大阪大学、京都大学との共同成果で、解明したのは、細胞膜上にあるコネキシンというタンパク質が12個集まって作られているギャップ結合の構造。
ヒトのコネキシンをSPring-8で構造解析した。
隣り合った2つの細胞の膜を貫いており、長さ15.4ナノbの鼓(つづみ)に似た形をしている。内部に最小半径が1.4ナノbのトンネルができていた。これが細胞間をつなぎ、様々な分子やイオンを通す通路になっていた。
通路の両端はジョウゴのような構造で、開閉可能という。
ギャップ結合の細胞の1つが死んだ場合は結合が閉じられ、細胞死が他に広がるのを防ぐ仕組みがあると見られている。
iPS細胞 2010年、京都大学の伊藤寿一教授と中川隆之講師らは、マウスの皮膚から作製したiPS細胞を使って神経の元となる細胞をつくってマウスに移植し、耳で働く聴神経の細胞に成長させることに成功した。
マウスに移植1ヶ月後に、「らせん神経節」という聴神経に成長した。
聴神経の数が減少して難聴になった人を治療できる可能性がある。
成果は、日本再生医療学会で発表。
山中伸弥京大教授との共同成果
ES細胞 から神経細胞を作製
2011年、京都大学の伊藤寿一教授らは、万能細胞であるサルの胚性幹細胞(ES細胞)から神経のもとになる細胞を作ってサルに移植し、難聴を改善させることに成功した。移植した細胞が聴神経に成長し、重度の難聴が中程度まで回復した。
研究チームはカニクイザルのES細胞を培養し、神経のもとになる前駆細胞を作製。これを難聴のサルの内耳にある蝸牛という期間に移植した。数ヶ月後には、移植した細胞の多くが「らせん神経節」という聴神経に成長した。
サルには、マイクでとらえた音を電気信号に変えて蝸牛に埋め込んだ電極から流して聴神経を刺激する「人工内耳」の治療も併せて実施。難聴が中程度まで回復した。
音は蝸牛にある有毛細胞で電気信号に変わり、らせん神経節を経て脳に伝わる。難聴患者ではいずれの細胞も損傷していることが多い。
神経保持 難聴でも聴覚神経を保持
2010年、京都大学の久場博司教授らは、難聴で音の刺激が伝わらない場合でも、脳の聴覚神経回路が保たれる仕組みを解明した。
音に対応した電気信号の通り道である脳神経細胞の突起が伸び、神経が敏感に活動する状態になっていた。この突起部分を通じて神経活動を調節できれば、難聴や脳のケイレン発作などの治療につながる。
生まれた直後に難聴にあっても音を電気信号に変える人工内耳をつけると聴覚が一部回復する。
このため一定の聴覚神経回路が保たれているのは知られていたが、メカニズムは不明だった。
成果はネイチャー(電子版)に掲載

【色彩療法】 <1>レモン色
分類 中耳性難聴と内耳性難聴《漢方治療の実際》
  • 「中耳性難聴」:「外耳・中耳・迷路窓・耳管などの障害によって起きる」
  • 「内耳性難聴」:「迷路または後迷路に障害があって起きる。」
針灸のつぼ (腎精不足による)・・・[翳風][聴会][腎兪][関元][太谿][i谿]
(肝火による)・・・・・・[翳風][聴会][i谿][中渚][太衝][丘墟]


難聴・・・張景岳の分類
火閉 逆上からくる難聴。
「脳充血・高血圧症・血の道症などでみられる
[三黄瀉心湯]
[黄連解毒湯]
[防風通聖散]
虚閉 過労や老衰、病後からくる難聴 [八味丸]
[滋腎通耳湯]
竅閉 外耳道が外傷・フルンケル・耳垢などで塞がって起きる
邪閉 中耳炎などに見られる [葛根湯]
[小柴胡湯]
[苓桂五味甘草湯]
気閉 気の欝滞からくる難聴 [小柴胡湯+香蘇散]

難聴の漢方薬
難聴に効く漢方薬あれこれ
  1. 牛車腎気丸
  2. 三黄瀉心湯
  3. 小柴胡湯
  4. 消風散
  5. 大建中湯
  6. 大柴胡湯
  7. 八味地黄丸
  8. 防風通聖散
  9. 蔓荊子散
  10. 竜胆瀉肝湯
  11. 苓桂朮甘湯
  12. 六味丸