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非アルコール性脂肪肝炎
(NASH)ナッシュ



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非アルコール性脂肪性肝炎
  • ☆非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)

    ☆非アルコール性脂肪肝炎(NASH)


(NASH)
ナッシュ

NASH(ナッシュ)は酒をあまり飲まない人がかかる脂肪肝のうち肝臓が線維化し、肝硬変肝ガンへと進行する可能性がある病気だ



非アルコール性脂肪肝炎はメタボリック症候群が多いアメリカで発症率が高い
  • ・米国・・・・・全人口の2〜3%
  • ・日本・・・・・成人の0.5〜1%






かっては進行具合を調べるために肝生検が必要だった。
  • 脂肪肝の生検



(NAFLD)
  • 過度の飲酒やウイルス感染などの明確な原因がなくて起きる肝炎の総称。
    1990年代、過食肥満をキッカケに起きる脂肪肝が知られるようになった。
    1. 患者の9割が肥満傾向
    2. 患者の3割が高コレステロール血症
    3. 患者の5割に耐糖尿異常
      • (インスリンの効きが悪くなる)
  • 2001年、NAFLD患者の一部が、
    • より症状が重い「非アルコール性脂肪肝炎」(NASH)に進行し、
    • 10年後にその20%が肝硬変になる
    と報告された。


内臓脂肪がたまる
  • →体内でアディポネクチンの分泌が低下
  • →肝臓に脂肪が溜まりやすくなる
  • →インスリンの働きが低下
  • →ますます肝臓に脂肪がたまる(NAFLD

  • 放っておくと
  • 肝臓が脂肪を分解
  • 酸化ストレス
  • →肝組織が壊れる
  • →線維化がすすむ
  • NASH







発症の仕組みは
  1. まず、過食肥満糖尿病高血圧などがキッカケとなって、正常な肝臓に脂肪が大量に蓄積し、脂肪肝になる。
  2. この脂肪肝を炎症細胞が攻撃することで、肝機能の低下・肝硬変などが起きる。
  3. 炎症細胞の中にある「PDE4」という酵素が炎症を促進させると見られている。

  • 参考
    1. 肥満や糖尿の傾向がある女性の肝臓に脂肪が蓄積する。
    2. 肝腫大が見られることがある
    3. GOT・GPTの上昇が見られることがある
    4. 肝線維化・・・40%に見られる。

肥満と関係
  • 2012年、横浜市立大や大阪大学などのチームは、飲酒しなくても発症するNASH(非アルコール性脂肪肝炎)について、太っている人の肝臓が腸内細菌 に過敏に反応することで肝炎を発症するメカニズムを突き止めた。
  • 成果はセル・メタボリズムオンライン版に掲載。

  • 研究チームによると、肥満になると、脂肪細胞から多量に分泌される食欲抑制ホルモンのレプチン の影響で、肝臓が血液中の腸内細菌ウソリポポリサッカライト(LPS)に過敏に反応し、肝炎を発症することを、マウス実験で確認した







治験
エパデール
  • 持田製薬は高脂血症薬「エパデール」を非アルコール性脂肪肝炎の治療薬として臨床試験に着手した。
  • エパデールは血液中に存在して動脈硬化の原因となる「リポタンパク」の代謝を促したり、肝臓内で中性脂肪 「トリグリセリド」が作り出されるのを抑える作用がある

◆カルニチンが有効 ・・・マウス実験
  • 2014年、岡山大学の高木章乃夫准教授らは、肥満などが原因で発症する「NASH」(非アルコール性脂肪肝炎)の治療に、体内の脂肪燃焼をサポートする「カルニチン」が有用なことをマウス実験で確認した。 肝炎の後に発症する肝がんも抑制できた。 成果はプロスワンに掲載。 脂肪分が多い食事を与えて脂肪肝にしたマウスで実験。食餌にカルニチンを混ぜて4ヶ月間投与。その結果、肝炎と肝がんの両方を抑えることができた。 現在、NASHの治療に使われるビタミンEは、抗酸化作用があり炎症を緩和したが、肝がん発症は抑えられなかった。










NAFLD線維化指数
  • で患者が非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の段階なのか、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)まで進行しているかを調べることができるようになった。
    具体的には、
  • 年齢、肥満度、糖尿病の有無、肝機能検査の結果などから、線維化の状態を推測する手法


○専門外来:
  • 「慶應義塾大学病院消化器内科NASH・NAFLD外来」




免疫が過剰
  • 2013年、防衛医科大学校の中島弘幸助教や関修司教授らは、酒を飲み続けなくても肝臓に脂肪が蓄積して肝炎になる非アルコール性脂肪性肝炎について、その原因の一部を解明した。
  • マウス実験でコレステロールの多いエサを食べ続けると、体内に侵入した細菌からでる物質に対して免疫細胞が過剰に反応して肝細胞を死滅させてしまい、肝機能が悪化する。

歯周病菌「P・ジンジバリス」
  • 阪大学のチームは、非アルコール性脂肪肝炎と診断された102人から唾液を採取し、歯周病菌の種類を調べた。その結果、「P・ジンジバリス」という菌の保有率は、
    1. 健康な人・・・・・・・21%
    2. 脂肪肝の人・・・・・46%
    3. 脂肪肝炎の人・・・52%
    に達した。
  • 大阪大学の天野敦雄教授らの研究では、健康な人と歯周病の一種の歯周炎患者で比べても、菌の保有者は
    1. 健康な人・・・・・・・36%
    2. 歯周炎では・・・・・87%
    この菌は遺伝子の型で6種類に分類できる。








検査
血液1_gで判定
  • 2012年、大阪市立大学医学部の村上善基・病院講師らは、1_gの血液からB型肝炎やC型肝炎、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)といった慢性肝疾患を見分けられる技術を開発した。
  • 血中にある微小な分子「マイクロRNA」を12種類調べて判定する。
  • 約100例について調べた正解率は約88%だった。


Mac-2bpを測定
  • 2013年、免疫生物研究所はが検査試薬を開発した。
  • NASHの患者の血中にはMac-2bpという特殊なタンパク質が含まれている。


MRIが有効
  • 2016年、今城健人・横浜市立大学助教らが確認。
  • MRI検査の際に、胸の上に振動する機器を置き、肝臓で反射された波を読み取る。
    • 健康で軟らかい組織・・・・・・・青色
    • 脂肪肝で繊維化した組織・・・赤色
  • 成人男性の約30%が脂肪肝。
    • そのうち非アルコール性が6〜7割
  • 確定診断に使う肝生検は、
    • 患者負担が大きい、
    • 精度のばらつきが多い。

肝臓の酵素が働かないと
  • 2016年、岡山大学の和田淳教授
  • PEMT(酵素)が働かないマウスは重症のNASHを早期に発症した。




チェック
関連情報
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