|
|||
| ナトリウム (Na) |
・細胞外液に最も多い陽イオン。 ・血清中のナトリウム濃度は、ナトリウムと水のバランスで決定される。 ・ミネラルの一種。 ★成人体内に約100g含まれる。 1/3は骨格、2/3は細胞外液中食塩・重炭酸塩・リン酸塩として。 |
| 低ナトリウム血症 | ・ナトリウムに比べて水が多い状態。 ・低浸透圧血症状態。 |
| 含まれている 食品 |
○広く分布・・・ [牛肉][豚肉][イワシ][チーズ][グリーンオリーブ][トウモロコシパン][ポテトチップス][塩漬けキャベツ] 食塩・みそ・醤油・塩辛・佃煮・ハム・パン ○骨にも存在している。 |
| 血清ナトリウム | ・食事で塩分をとりすぎると血液中のナトリウム濃度は高くなるのですか? 食塩はナトリウムと塩素の化合物で、過剰に摂取すると高血圧症になりやすいといわれています。 ナトリウムは人体にとって不可欠の電解質で血液中や体液中に多く分布しています。血清中の濃度は1gあたり135_〜149_等量に調整されています。 食塩を摂りすぎても過剰のナトリウムは尿中に排泄され、基準値から大きくはずれることは少ない。 血清ナトリウム濃度が高くなるのは、脱水や尿崩症で水分が過剰に失われてナトリウムの濃度が相対的に高くなる場合や、点滴で強制的にナトリウムが過剰に投与される場合です。 特殊な病気ですが原発性アルドステロン症になるとナトリウム濃度が高くカリウム濃度が低くなります。 血清ナトリウム濃度が低くなるのは、慢性腎不全や心不全などで水分の貯留が増えた場合や、ネフローゼ症候群、肝硬変、アジソン病などで起こります。また、利尿薬を服用していたり、水分の飲み過ぎたりしても血清ナトリウム濃度が低くなります(奈良信雄・東京医科歯科大学大学院教授) |
| 機能 | ★浸透圧による水分分布の調節。 ★ニューロンと筋細胞の活動電位の発生と伝導に必要。 @酸塩基平衡 A浸透圧 A血液pH B筋収縮性 C神経伝達 Eナトリウムポンプ ○筋肉・神経の興奮性を弱める。 ○血漿など細胞外液の浸透圧保持の調節をする。 ○体液のアルカリ性を保つ。 ○ブドウ糖などの腸管吸収に関与。 ○カルシウムなどの細胞膜浸透に関与する。 |
| 欠乏症 | @低ナトリウム血症 A混乱 B昏睡 ★長期に及ぶ欠乏では、消化液の分泌が減退し、胃酸が減少する。食欲減退し倦怠感・精神不安を来す。 ★急激な欠乏では、倦怠・めまい・無欲・失神などの状態を招く。 ○ADH分泌異常症候群=syndrome of inappropriate secretion of ADH= [SIADH] |
| 毒性 | @高ナトリウム血症 A混乱 B昏睡 |
| 通常の治療量 | <1>欠乏症:NaCl経口投与および静注 |
| 関連情報 |
「陽イオン」 「電解質」 「ミネラル」 「アルドステロン」 「生活習慣病」 |