| ネギ Welsh onion |
| 関連情報 |
「活性酸素」「タマネギ」「ニンニク」「ラッキョウ」「葱白」 |
| 民間療法 | |
| 頭の疲労(徹夜などで) | 生のネギを2〜3本噛む。 |
| 潰瘍 | 「生ネギL生味噌」を食べる。 |
| かぜ | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 「葱白L生姜各5g」煎服する。 |
| 寒を覚えたとき | 「熱い酒に入れて飲み、汗を出すと治る。」 |
| 魚の中毒 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 |
| 傷寒の発黄に使う | 生ネギ |
| 気管支炎 | 生のネギの葉を2つに割って、中のネバネバした内側を患部に当て湿布。 |
| 寄生虫の駆除 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 「生ネギL生味噌」を食べる。 |
| 胸膜炎 | 葱白を煮て布に包み湿布する。 |
| 金瘡による衝撃で出血が止まらないとき | 「葱を焼いて搗き、汁を取って塗ると血が止まる。」 生のネギの葉を2つに割って、中のネバネバした内側を患部に当て湿布。 |
| 金瘡が風と水による中毒で、腫れて痛い症を治す | 茎葉を焼いて搗いて貼るとすぐ治る。 |
| 下血 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 |
| 下痢 | |
| 睾丸炎 | 葱白の煎汁で湿布する。 |
| こしけ | |
| 痔・痔出血 | |
| シモヤケ | 葱白の煎汁で湿布する。 「葱白Lナスのヘタ」煎汁で洗う。 |
| 神経衰弱 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 「生ネギL生味噌」を食べる。 |
| 神経痛 | 葱白の煎汁で湿布する。 |
| 頭痛 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 「葱白L生姜各5g」煎服する。 |
| 脱肛 | 葱白の煎汁で湿布する。 |
| 打撲・打ち身 | 煎服し、煎じ滓で患部を塗布する。(著効) 「葱白・生姜・m葉各5g」酒で煎じ、湿布する。(肩背肘の痛み) |
| 蓄膿症 | 生汁を飲むor塗布。 |
| 鼻づまり | 生のネギの葉を2つに割って、中のネバネバした内側を患部に当て湿布。 |
| 腹痛(食物が停滞して) | 葱白を煮て布に包み湿布する。 |
| 婦人病一般に | ネギor葱白を煎服する。 |
| 浮腫 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 葱白の煎汁で湿布する。 |
| 不眠症 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 「生ネギL生味噌」を食べる。 |
| 便秘 | 葱白10〜15g煎服or生葱白を酒煎でじて飲む。 |
| 扁桃炎 | 生のネギの葉を2つに割って、中のネバネバした内側を患部に当て湿布。 |
| やけど | 生の葱白をすって塗布する。 |
| 腰痛 | 葱白を煮て布に包み湿布する。 |
| リウマチ | ネギに塩を加え浴用料とする。 |
| 成分 | タマネギ | ネギ | ニラ |
| カロリー | 35kcal | 27kcal | 19kcal |
| タンパク質 | 1.0g | 1.1g | 2.1g |
| 脂質 | 0.1g | 0.1g | 0.1g |
| カルシウム | 15mg | 47mg | 50mg |
| 鉄 | 0.4mg | 0.6mg | 0.6mg |
| ビタミンA | − | 85IU | 1800IU |
| ビタミンB1 | 0.04mg | 0.04mg | 0.06mg |
| ビタミンB2 | 0.01mg | 0.06mg | 0.19mg |
| ビタミンC | 7mg | 14mg | 25mg |
| ビタミンE | − | 0.2mg | 2.2mg |
| ナイアシン | 0.1mg | 0.3mg | 0.6mg |
| カリウム | 160mg | 180mg | 450mg |
| リン | 30mg | 20mg | 32mg |
| コレステロール | 1mg | 2mg | − |
| 【学名】 | Allinm fistulosum | ||||||||||||||||
| 英名 | Welsh onionウェルシュオニオン | ||||||||||||||||
| 仏名 | ciboule | ||||||||||||||||
| 独名 | Lauch | ||||||||||||||||
| 【和名】 | ネギ (葱) | ||||||||||||||||
| ネギ | =ユリ科ネギ属。 ネギ属は400種を含む大きな属で、ニラ・タマネギ・ニンニク・ラッキョウなども含まれる。ネギは中国西部の原産で、中国では紀元前から栽培している。白根の長い長ネギ(白葱シロネギ)は中国北部、葉ネギ(青葱アオネギ)は中国南部で生まれた。 【原産地】中央アジア〜シベリア〜中国 【特徴】和ネギの仲間で、日本で品種改良されているネギの基の品種です。味や香りもネギとほとんど変わらず調理での使い方も同様です。日当たりの良い肥沃な畑を好みますが、半日陰にも耐えます。
|
||||||||||||||||
| 3大ネギ | 岩津ネギ(兵庫県朝来市) 下仁田ネギ(群馬県) 博多万能ネギ |
||||||||||||||||
| ネ ギ の 本 名 |
寒い季節、鍋物にネギは欠かせないが、昔はネギを「キ」と言った。一言であるところから、「ひともじ(一文字)」との異名もあるが、これは室町時代の女房詞(宮中の女官たちによる一種の隠語)として出来た。 根を食べる、あるいは、根を植えるところからネギになった。また、土深い部分を食べることからネブカ(根深)とも呼ばれる。ネギの仲間にアサツキがあるが、これはネギと比べて、土中の部分が浅いので、「浅いキ」の意味でアサツキ(ツは助辞)。また、ワケギは、実を結ばないうちに苗を分けて植えることから、分けたキでワケギである。 ネギは漢字で「葱」。音はソウで、ネギの緑色を表している。緑色を帯びた薄青色を「浅葱色」というのは、「薄いネギの葉の色の意味である。ところが、「葱」が」当用漢字にないため、「浅黄色」と書かれることもある。しかし、これではレモンイエローと混同してしまうだろう」(佐竹秀雄・武庫川女子大教授) |
||||||||||||||||
| 血 栓 を 防 止 |
■催涙成分変化、血栓を防止 「ネギ、ニンニク、タマネギなどのネギ属の野菜を切り刻むと涙が出てくる。組織に含まれるイオウ化合物に酵素が働き、アルキルチオスルフィネートという催涙ガス成分が発生するからである。この強い刺激性物質はさらに化学変化して、大部分はネギ属特有の臭気物質になる。しかし、その一部は血栓を防止する生理活性物質に変わる。 血栓防止の仕組みは効だ。まず血液が固まるのは、血小板という微小粒子が凝集するからである。脳や心臓の細胞組織に小さな傷が付くと、そこで血小板が凝集して血液は固まろうとする。これが血栓に成長すると血流が止まり、脳梗塞、心筋梗塞になる危険が出てくる。 ところで、体内には血小板の凝集を促進する因子がある。[シクロオキシゲナーゼ]という酵素が作用して出来る。ネギ属催涙ガス成分から変化した物質は、この酵素作用を阻害する。その結果、血小板の凝集が抑えられるので、血栓防止効果が現れるという訳だ。その上、すでに固まった血栓を溶かす物質も、催涙ガスから出来るらしい。 今まで、ニンニクで4種、タマネギで13種の血栓防止成分が確認されている。同じネギ属の中でも、その効果はニンニクが最も強く、タマネギ、アサツキ、ネギ、ニラ、ラッキョウの順であることも分かっている。 さて、アスピリンといえば、よく知られた鎮痛・解熱剤である。実は、このアスピリンには血栓防止作用があり、その効果も臨床的に確かめられている。作用の仕方はネギ属による場合とそっくりで、シクロオキシゲナーゼ阻害作用に基づいている。 ネギ属はさしずめ「天然のアスピリン」である。文字通りの薬味野菜である。(五明紀春・女子栄養大学教授) |
||||||||||||||||
| 農薬 | “ネギは白から青に変わる分岐部分に農薬が蓄積するから、そこは食べない方がよい” “もっとハッキリと言えば、生産者は「青い部分は食べるな」と言い切った”(吾妻博勝著「食品偽装の最前線」晋遊舎から) |