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| 環状 肉芽腫 |
●どんな病気ですか? 皮膚に赤みを帯びたふくらみが小さな丘のように出来ます・盛り上がりが輪になる場合もあればそうでないばあいもあり、大きさも5mm程度から数cm以上まで様々です。これ以外の症状はほとんどなく、命に関わる病気ではありません。 ●どこが変化しているのでしょうか? 皮膚は、表面から順に表皮、真皮、皮下脂肪組織に分かれていますが、この病気は真皮で起きます。見た目は様々でも、皮膚の一部を切り取って顕微鏡で調べると、同じ構造をしているのでハッキリ同じと分かります。 ●どんな経過で発症するのでしょうか? 真皮を作って抗原線維が何かの原因で傷むと、通常は底を動き回っているっ組織球(免疫細胞の一種)が異端だ線維を食べて掃除をし、新たな組織を作って元に戻そうとします。この病気では、その仕組みがうまく働かず、途中で膠着状態になっているわけです。顕微鏡で見ると傷んだ膠原線維の構造が壊れ、それを取り囲んで組織球やリンパ球が集まっています。 ●糖尿病と関係しているのですか? 糖尿病の人に多い傾向はありますが、重症の糖尿病ほど罹りやすい訳ではありません。そもそも、何が原因でこの病気を起こすのかもよく分かっていません。糖尿病は膠原線維に影響する他の病気も引き起こすので、キッカケの1つになっている可能性はあります。 ●他にも皮膚に赤い膨らみが出来る病気がありますか? 似た症状が出る病気には <1>『サルコイドーシス』がありますが、組織検査で区別できます。 <2>皮膚の表面が環状に膨らむ『たむし』は、表皮の角層にカビの仲間がついて起きる病気なので、発症の過程が全く違います。タムシは表面がボロボロはがれますが、環状肉芽腫は表面は比較的なめらかで内側から盛り上がってシコリがある感じです。」 |
| 関連情報 |
「リンパ腫」 「梅毒」 「クローン病」 「アレルギー性肉芽腫性血管炎」 |