pregnancy induced hypertension
妊娠高血圧症候群(PIH)

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病態 妊娠20週以降〜分娩後12週までに高血圧が見られる場合。
またはタンパク尿を伴う疾患。
これまで妊娠中毒症と呼ばれていたが、2005年4月から妊娠高血圧症候群と名称変更。
検査 血圧
・収縮期(140mmHg以上)拡張期(90mmHg以上)・・・軽症
・収縮期(160mmHg以上)拡張期(110mmHg以上)・・・重症
尿タンパク・・・・・24時間尿で300mg/日以上で
・2g/日未満・・・・軽症
・2g/日以上・・・・・重症
クレアチニン・・・・・1.5ng/dl以上
BUN・・・・・・・・・・20mg/dl以上
血清タンパク・・・・5g/dl以下
尿酸・・・・・・・・・・5.5mg/dl以上
尿中エストリオール・・・・15mg/日以下
母体の死因 ・子宮外妊娠
・妊娠時高血圧症候群
・羊水塞栓症・・・分娩直後の母親の急死の過半数を占める。
治療 2010年、大阪大学の伊川正人准教授らは、妊娠中の女性の血圧が異常に上がる「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」をマウスで再現し、コレステロールを下げる薬を投与して治療する実験に成功した。
成果は米科学誌アカデミー紀要(電子版)に掲載。
妊娠中毒症は妊婦の脳出血をひきおこすほか、胎児の発育遅れなどを招く危険がある。
研究チームは、マウスの胚に血管の成長を抑えるタンパク質の遺伝子を導入し、代理母マウスの子宮に入れた。
妊娠の後期に血圧が高くなり、妊娠中毒症とそっくりの状態になった。
この母舞うUSに、血中コレステロール値を下げる薬「プラバスタチン(メバロチン)」を投与すると血圧が正常に戻った。
血管成長を促す作用のある胎盤成長因子が血中で増え、sFLT1が減少していた。
腎障害や、胎盤で血管がうまく作られないために起こる胎児の発育の遅れなども改善した。

羊水塞栓症
  • 羊水塞栓症
    • 一般に分娩後に1000ml以上の出血があれば、適時に輸血を手配し、開始する義務が医師に有るとされている。
  • ○産道裂傷による外傷性出血と鑑別するため解剖が必須。
    外傷性出血には・・・
    • [子宮破裂]
      [産道裂傷]
      [胎盤残遺]
      [陣痛促進剤による過強陣痛]
    による例が多い。
  • 産科出血
    • 2010年、国立循環器病研究センターを中心とした妊産婦死亡の症例評価委員会の調査で、羊水成分が血液中に混入し血管が詰まる「羊水塞栓症」が、死亡28例のうち約3割に当たる10例を占めることが判明。
      羊水塞栓症は低血圧や呼吸不全を起こし、ショック状態に陥る。血液に混入した羊水が肺の動脈をつまらせると考えられていたが、子宮の血管を詰まらせるケースが多いことも判明した。
      羊水塞栓症に次いで多かったのが、出産時の出血が原因の「産科出血」。

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