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ニオイが分からない
嗅覚障害






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味覚障害 

ニオイに過敏


副鼻腔炎
 

蓄膿症
 

カドミウム
          







ニオイが分からない(嗅覚障害)
嗅覚細胞
  • ニオイ分子を受けとるタンパク質を見つけたのは、1991年、米のR・アクセル、L・バック博士。
    • 2004年にノーベル賞を受賞。

嗅覚の神経細胞は再生する
  • ほ乳類の大人の脳では神経細胞は再生しないのが定説。
  • 嗅覚の神経細胞は例外的に再生する。
  • 大人でも再生する神経細胞には次のものがある
    1. 記憶を司る「海馬」にある神経細胞
    2. ニオイの情報を最初に処理する「嗅球」にある神経細胞
    正常なマウスでは1日あたり数万個の新しい神経細胞が嗅球にたどり着く。14〜28日の間に既存の神経回路と組み合わされる細胞が選別される。

嗅細胞
  • ニオイを感じる場所は鼻腔の粘膜にある。この粘膜の上皮、すなわち嗅上皮は、ニオイの受容細胞(嗅細胞)と、それを支える細胞(支持細胞)でできている。
    ヒトの嗅細胞数は500万ぐらいだが、イヌでは2億ぐらいといわれる。嗅細胞は粘膜の表面から見ると、丸い頭を上皮の上へ突き出しており、そこから、さらに10数本の「嗅毛」が伸びている。
    上皮の表面は特殊な粘液でおおわれているので、嗅毛は粘液の海に漂う水藻のようです。1つの嗅細胞は1種類のレセプターしか持たず、嗅細胞の下端からは軸索突起が伸びており、これが束ねられて嗅神経となり、嗅脳に達する。このように嗅細胞は軸索突起をもつところから、古くから、神経細胞(ニューロン)として扱われてきた。(岩波新書「細胞紳士録」p208〜)

臭気感じる受容体発見
  • 1998年、東京大学と理化学研究所、米コロンビア大学の日米共同チームは鼻の内側でニオイをかぎ分ける受容体(タンパク質)を発見した。刺激臭のアルデヒドと強く反応するという。特定のにおいを感じる受容体を見つけたのは初めて。イヌ並の好感度なにおいセンサーの開発に結びつくと期待される。
    共同チームは東大医科学研究所の御子柴克彦教授(理研グループディレクター兼務)と米コロンビア大学のファイアーステン教授ら。研究成果は米科学雑誌「サイエンス」の最新号に発表した。
    におい反応する受容体はこれまでにも数十種類見つかっていたが、どんなににおいをかぎ分ける可分かっていなかった。今回は、「T7」と呼ばれる受容体の遺伝子をラットの鼻の粘膜に導入し、通常よりT7が感じる臭いと特に敏感な鼻の状態を作った。
    植物や動物から出る約10種類の臭いをかがせた所、刺激臭のあるオクチル・アルデヒドを強く反応したという。御子柴教授は生理的な刺激物質のフェロモンの受容体も探索する考えだ。
    鼻の粘膜を形成する細胞には約1000種類の臭いを感じる受容体が有り、それぞれが特定の臭いを感じていると見られる。
    →「鼻づまり

検査
  • 標準のニオイ物質を嗅いで感じ方を測定。
  • ニンニク臭の液体を注射してニオイを感じるまでの時間を測定。







ニオイの刺激を受けないと神経細胞は死んでしまう
  • 東京大学大学院の研究グループは、ニオイを感じる脳の神経細胞が特定の時期にニオイの刺激を受けないと死んでしまうことを発見した。
    大人の脳はニオイを経験することで神経回路を作り替えているが、そのしくにの解明につながる発見。
    東大大学院医学系研究科の山口正洋講師と森憲作教授らは、ニオイを感じる中枢である脳の「嗅球」と呼ばれる部分に注目。嗅球で新しく作られた神経細胞が、既存の神経回路に取り込まれる仕組みを調べた。
    ニオイを感じさせない環境で大人のネズミを育てたところ、神経細胞が作られてから14〜28日の間にニオイ刺激が無いと、既存の神経回路に組み込まれず、ほとんどの細胞が死んでしまうことを発見した。この時期にニオイの刺激を受けた神経細胞は生き残り、回路に組み込まれるという。
    神経細胞を移植して神経性の難病を治療する際、適切な時期に刺激を与えることで、「神経細胞の定着率を高め、機能回復を早められる可能性があるのではないか?」とみている。成果は2005年6/21米国科学アカデミー紀要に掲載

食後の睡眠中に作り替えられる
  • 2011年、東京大学の森憲作教授と山口正洋講師らは、匂いを感じる際に働く神経回路が、食後の睡眠中に作り替えられることをマウス実験で突き止めた。
    食事の約1時間後の時間帯に嗅覚神経が選別され、嗅覚神経が作り替えられている可能性が高いという。成果は米科学誌ニューロンに掲載。
    嗅覚の神経は年齢に関係なく、新しい嗅覚神経を取り込んで作り替えられ続けている。
    研究チームは死んだ細胞を分解する酵素に反応して光る物質を使って調べたところ、食後約1時間後の睡眠中に死ぬ細胞が増えることが分かった。
    この時間帯に嗅覚細胞が選別され、一部は嗅覚神経に取り込まれている可能性が高いという。
    食後に睡眠させないマウスでは、細胞の選別は起こらなかった。
    また、普通のマウスと鼻の穴に栓をしたマウスを比べたところ、栓をしたマウスではより多くの嗅覚細胞が死んだ。
    匂いを嗅ぐさいに働いた細胞が嗅覚神経に取り込まれ、働かなかった細胞は選別され死んだと分析した。






嗅覚細胞
(温度も感知)
  • 「ニオイを感じる嗅覚細胞が温度も感じていることを、名古屋大学の久原篤志助教授と森郁恵教授らが、線虫を使った実験で突き止めた。

    人間も気温が高いところではニオイに敏感になるなど、感覚は温度によって左右されることが知られている。
    成果は20084/11サイエンス電子版に発表

    線虫は地中に生息する体長約1_の虫。エサを見つけた場所の温度を記憶し、同じ温度に移動する習性がある。実験では、線虫の遺伝子に変異を起こさせて様々な変種を作り行動を観察した。
    その結果、ニオイを感じる嗅覚神経細胞にある『RGS』という物質の遺伝子に変異が起き、RGSが作れなくなると、エサを見つけた場所より寒い場所に居続けることが分かった。
    RGSが無いと神経細胞が温度上昇に過敏に反応し、実際よりも暑く感じる」ようになる。このため寒い場所を好むようになる
    RGSが無い線虫は、温度だけでなくニオイにも過敏だった。

ニオイの方向
  • 2010年、東京大学の森憲作教授と菊田周助教らはマウス実験で、ニオイがどの方向から来たかを知る仕組みを解明。
    成果は科学アカデミー紀要に掲載
    鼻の中にはニオイの情報を受けとる「嗅上皮」という感覚器が左右に1つずつある。
    森教授らは、左右の鼻の一方にのみニオイの刺激を与え、嗅上皮とつながっている脳の神経細胞の活動を調べた。その結果、大脳の左右に1つずつある「嗅皮質」という部分に、左右のニオイの強さを比較する神経細胞があることが分かった。たとえば、右側の嗅皮質の神経細胞は、ニオイのもとが右にあるときには強く活動し、左にあるときには活動が弱くなる。
    細胞の活動の強弱をもとに、食べ物や外敵の方向を正確に知ることができる。










特殊な回路
  • 臭覚器官は鼻の粘膜にある
    <におい>は空気中を飛んでいる「分子」を検出すること。
    空気中の分子が、鼻の穴に侵入、嗅上皮にある粘膜に溶け込む。その後、嗅覚センサーの細胞までたどりついて、感知される。
    臭覚センサーは、聴覚センサとは違って、素地帯はチャネルではない。受容体が<におい>分子を検出して、間接的にすぐとなりのチャネルを開くというシステム。するとセンサ細胞にナトリウムイオンや塩素イオンが流れ、電気信号が生まれる。
    たくさんの種類をかぎ分けるために、たくさんの受容体がある。約400種類。
    ネズミは1000種類ぐらいある。
    個々の受容体はそれぞれ別々の遺伝子でコードされている。
    わずかに22000個しかない遺伝子のうちの1000個もにおいに使っている。


    脳内回路を見ても、<におい>だけは、特殊な回路になっている。情報の経路が違う。

    [見たもの][聞いたもの][食べたもの][皮膚で感じたもの]は、同じ経路を通って大脳皮質に届く。脳の[視床]を通って届く。視床は大脳皮質に情報を受け渡す最終ゲートだ。睡眠中はこのゲートがほぼ閉じていて、感覚情報が大脳皮質に届かない仕組みになっている。
    でも、<におい>は例外で、視床を経由しないで、そのまま大脳皮質に届けられる。だから、寝ている間も嗅覚は働いている。(池谷裕二著「単純な脳 複雑な私」p224〜)
嗅覚受容体
  • 2010年、東京大学の竹内春樹特任助教、坂野仁教授らのグループは、従来知られていなかった脳神経回路の形成メカニズムをマウスの嗅覚系で発見した。
    発見したメカニズムにもとづいた神経回路を遺伝子操作した改変マウスの作製に成功。
    マウスなどの高等動物では、鼻腔の奥の嗅細胞にある「嗅覚受容体」と呼ばれるニオイセンサーで受けとったニオイの情報が、電気パルスとして軸索という回路を通じて大脳の前方にある「嗅球」に伝達される。
    嗅球受容体の種類はマウスで約1000種類あり、それぞれが特定のニオイを検知するように特化。脳の嗅球で、それぞれに対応した「糸球体」と呼ばれる組織に接続されている。
    研究グループは、マウスの胎児期に嗅細胞から脳の嗅球へと軸索が伸びるさいに、嗅球の上部から順番に軸索が敷き詰められ、先行する軸索が後から来る軸索を下部へ押しやるなど、これまで知られていなかったメカニズムで回路が形成されるこを発見。
    遺伝子改変マウスで、軸索の形成を操作することにも成功した。
    神経回路の形成メカニズムについては、軸索の先端にある分子と脳にある分子が相互作用して回路が形成されるという「化学親和説」が知られていた。
    今回の成果は、脳へと伸びて行く軸索同士が相互作用している点が新しい。


臭覚受容体の種類
  • 2014年、東京大学の新村芳人特任准教授らは、臭覚受容体の種類を調べた。
    • アフリカゾウ・・・・1948種類
    • イヌ・・・・・・・・・・・・811種類
    • ヒト・・・・・・・・・・・・396種類
解析した約1万種類以上の嗅覚受容体のうち3種類がほ乳類(13種類)に共通していた。2種類は鼻粘膜だけで無くヒトの前立腺でも働いており。前立腺がんのマーカーに活用している。成果は7/23のゲノム・リサーチ(電子版)に掲載






におい察知の仕組み
  • 2013年、理化学研究所脳科学総合研究センターの吉原良浩シニアチームリーダーらは、補給類がニオイを敏感に察知する仕組みの一端を明らかにした。
  • ほ乳類は鼻の穴にある「嗅細胞」に生えた無数の毛で空気中に漂うニオイ分子をつかまえる。マウスの嗅細胞の遺伝子を調べ、嗅細胞にだけあるタンパク質を特定し、「グーフィー」と名付けた。
  • マウスの遺伝子を操作しえグーフィーを作れなくするおt、正常なマウスなら感じ取るうすいニオイをかがせても反応しなかった。
  • 嗅細胞を詳細に調べると、細胞に生えた毛が短くなってなっていた。細胞内にあり、ニオイの情報を電気信号に返る酵素の量も減少していた。

臭覚センサー
  • 2013年、東京大学の高橋宏知講師らは、動物のようにかすかなニオイを数秒で嗅ぎ分ける臭覚センサーを開発した。
  • 生きた神経細胞をベースに作った。
  • 感度は従来のセンサーと同等のPPBレベルに達した。(PPB=1/10億)
  • 今後は犬の嗅覚に匹敵するPPT(1/1兆)レベルを目指す。

フェロモンの有無を検知するニオイセンサー
  • 2014年、東京大学の神崎亮平教授と千葉大学、筑波大学などのチームは、フェロモンの匂いに反応する人工細胞を開発した。
  • カイコがフェロモンを検知する仕組みを応用し、匂いに対応して電気信号が流れる。
  • 成果はケミカル。コミュニケーションズ(電子版)に掲載
  • 研究チームは直径10マイクロbの脂質膜の粒子を作り、その膜の中にRNAやアミノ酸などカイコのフェロモンに反応する受容体の材料を入れ、25℃にすると、膜表面に受容体が並んだ人工細胞ができた。
  • 人工細胞にフェロモン溶液をたらすと受容体の構造が変わり、細胞内にイオンが流れ込む。膜表面に細いガラス管を押し当てる手法で電流を調べる。





4、5年前から、ニオイを感じなくなりました。
  • 副鼻腔炎の薬と点鼻薬を使うと、1ヶ月ほどで戻りますが、中止すると10日ぐらいで、またしなくなります。」
    ニオイがないと、どんな感じになるのでしょうか?
      「一般に嗅覚障害と呼ばれる症状で、ニオイが感じられなくなるだけでなく、食べ物の風味も変わります。味覚は基本的に、甘み・塩味・酸味・苦みの4つだけですが、メロンやマツタケ、コーヒーなどは香りも味わってこそおいしいものです。」
    どうして嗅覚障害が起きるのですか?
     「ニオイは鼻または口を通って入り、鼻腔の天井にある嗅粘膜にぶつかります。ここでニオイは電気的な信号に変えられ、神経を伝わって第一次中枢の嗅球、さらには大脳皮質へ行き、どんなニオイがが認知されます。このルートの一部でもやれれると嗅覚障害が起きます。多いのは鼻づまりや嗅粘膜の障害で、原因の約8割を占めます。
    この方の場合はどこがやられたのでしょうか?
     「ニオイが何度か戻っているところをみると、嗅粘膜でしょう。交通事故などで神経がやられて閉まった方の場合には、簡単には戻りません。
    一般に蓄膿症と呼ばれる、副鼻腔炎の薬が処方されているようでうが?
     「おそらく副鼻腔炎が原因で嗅覚障害が起きたのでしょう。副鼻腔炎だとまず、鼻づまりが起きます。それと、絶えず鼻汁にさらされたり、副鼻腔の炎症が拡がってきたりで、嗅粘膜がやられやすいのです。「アレルギー性鼻炎」や「風邪」によっても同じ様なことが起きます。
    点鼻薬は何の薬なのですか?
    「ニオイの回復のカギとなる薬で、ステロイドホルモンが成分です。仰向けに寝た状態で、鼻の穴から少量をたらすと、嗅粘膜に届き、炎症などを抑えます。まず2ヶ月は点鼻を続けて、ニオイが戻ってくるがどうかをみます。
    なぜ2ヶ月くらいなのですか?
     「普通、神経は一度死んでしまうと再生しないと言われますが、嗅覚や味覚にかかわる神経は、新しいものが生まれてきます。ある程度の数の神経が生まれてくる目安が2ヶ月です。
    薬を止めると、又、ニオイがしなくなってしまうそうですが?
     「ニオイが戻ると勝手に止めてしまう方が多いのですが、点鼻薬の止め方は治療の大事なポイントです。嗅覚が維持できるかを確かめながら、1日2回を1日1回、3日に2回、2日に1回というように使用を減らしていきます。
    ステロイド剤の副作用が気になります。長期に使って大丈夫なのでしょうか?
     「極めて微量なので、まず大丈夫です。ちょっと使ってだけで副作用が出る人もいますが、その場合は薬を止めて、治療はあきらめてもらいます。ただ、これも顔がむくむといった軽い副作用で、感染しやすくなる、骨がもろくなるといった重い副作用は出ません。
    嗅覚障害にならないようにするにはどうしたらいいのですか?
     「副鼻腔炎や鼻アレルギーといった原因疾患をきちんと治すこと。それからプールなどで鼻に水を入れるのもよくありません。嗅粘膜で重要な働きをする繊毛がやられてしまいます。
    副鼻腔炎の治療で鼻の中を洗うのは大丈夫ですか?
    「もちろんいいことではありませんが、鼻汁にさらされっぱなしにしておくのは、もっと良くありません。副鼻腔炎は、耳鼻咽喉科できちんとした治療をうけることが大事です

7年間、異臭症で苦しんでいる患者です。
  • 今回、一人でも多くの異臭症で苦しむ方のお役に立ちたく、自分の経験や体験をホームページにしましたのでどうか見てください♪
    異臭症は、なかなか周りの人にわかってもらえない、伝えられない厄介な病気です。
    http://www.geocities.jp/pay_it_forward_jm/
    私も、この7年間に数々の大学病院、嗅覚の権威と呼ばれる先生に診てもらいましたが、異臭症を治すコトはできませんでした・・・
    しかし、1つの出会いからホームページにも書きましたが、異臭症を手術によって治したというアメリカの論文に辿り着くことができました。今回、私が行った手術です。





嗅覚障害の原因
  1. 副鼻腔炎
  2. 風邪を引いた後にニオイを感じなくなる
  3. 頭部の外傷
  4. アルツハイマー病
    • 2007年、ラッシュ・アルツハイマー病センター(米シカゴ)のウィルソン教授が、嗅覚の低下は認知障害の初期兆候である可能性があると報告。
  5. パーキンソン病
    • 2013年、東北大学の武田篤准教授らは、嗅覚検査によってパーキンソン病における認知症発症を早期に予測できると報告。
  6. 原因不明

嗅覚障害の治療
  1. ステロイド剤の点鼻
    1. 仰向けで鼻の穴が天井に向くようにした状態で、ステロイドの懸濁液を注入する。
    2. 噴霧式で注入する
  2. 内視鏡を使う手術






嗅覚障害の漢方薬
  1. 温衛湯
  2. 温肺湯
  3. 加味八脈散《勿誤薬室方函》
  4. 香蘇散
  5. 辛夷清肺湯
  6. 通竅湯
  7. 白虎加人参湯
  8. 補中益気湯
    1. 面色白く鼻水を出して嗅覚なき者:「麦門冬6.0g、山梔子2.0g」。《龍野ー漢方処方集》
    2. 1男子、色が白く、鼻から清涕を流し、3年間、香臭を覚えない者を治した:「麦門冬・梔子」《薛立斎十六種》
  9. 羊肺散
  10. 麗沢通気湯








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