のりもの酔い 前庭迷路からの刺激と目からの刺激によって起きる。
迷路が感じる揺れの加速度や周期がその人の限界を越えると、胃や腸などの内蔵、心臓や血管などの循環系をコントロールしている自律神 経系が変調をきたして、めまいや吐き気が起きる。
医薬品 重曹






動揺病
  • 東京厚生年金病院の耳鼻咽喉科では中高年の受診者が増えている。
    乗り物酔いは『動揺病』とも呼ばれる。
    なぜ起きるのか原因はよく分かっていない。
  • <感覚混乱説>
    車や電車に乗ったときに、加速度やゆれから、視覚と内耳からくる情報が混乱を起こすと考える。
    同病院の石井正則部長の説

  • まず、@目で見て脳に入った位置情報と、内耳などで感じた加速度や傾きなどの情報にズレが生じる。

  • 次に、Aこのズレが脳の中で過去の経験と照らし合わされる。未経験だと不安や不快と判断する大脳辺縁系に伝わり反応する。その下にある視床下部や下垂体からストレスホルモンが分泌されてアドレナリンなどの異常分泌を促す。

  • その結果、B第3段階として自律神経の活動が不安定になる。
    冷や汗が出て、短時間で血圧が下がったりするほか、生ツバ・生あくびも頻発するようになり、最終的には頭痛や嘔吐といった症状が出てくる。

    小学生〜中学生ぐらいまでが乗り物酔いになりやすいとされるのは、未経験の体の動きを「異常」ととらえられやすく、第2段階で不快と感じるため。大人になると経験が増えて様々な体の動きに慣れてくるのでズレはキャンセルされることが多く酔いにくくなる。

    最近、中高年で乗り物酔いを訴える人の中に、[ウツ病]や[メニエール病]の初期症状の人がいることが分かってきた。
    強いストレスをかかえると、大脳辺縁系が敏感になると、“普段は感じないわずかな揺れなどのズレを異常と検知し、発症過程の第2段階ですぐに不快と感じて乗り物酔いと同じ症状になって現れるのではないか?”(石井部長)
    第1段階の対策
    第1段階のズレをなくすには、「遠くをボーッと見る」。耳の三半規管で感じる頭の位置情報と目に入る情報のズレが少なくなる。日本大学医学部の平柳要准教授は“カーブでは曲がる方向に体も一緒に曲げる。目線と体の向きを一緒にするとよい”と話す。
    第2段階の対策
    経験を増やすこと。怖がらずにいろいろな乗り物にみることも大切。
    酔い止め薬を使うのも選択肢。2009.7.5日経新聞より







解説TOP通販TOP広告TOP病院ランキング血液検査