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脳低体温療法



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脳低体温療法
◎1991年秋から日本大・板橋病院の林成之教授(脳神経外科)が始めた。


日本大の林成之教授(救急医学)たちは、ケガや病気で脳が激しく傷んだ患者を次々に日常生活へ戻している。

瀕死の患者の体を33℃前後に冷やして脳の温度を下げ、神経細胞が死んでしまうのを防ぐ。今、話題の『脳低体温療法』である。


ただ、この治療法は深刻な問題もはらんでいる。
体温の低下に伴って免疫力が落ちるため、細菌に感染して重い肺炎などを起こす恐れが強いのだ。脳低体温療法を始めた1991年以降、林さんたちは抗生物質や胃腸洗浄などで対処したが、32〜64%もの患者が感染症になってしまった。
ところが96年を境に、感染症は9%まで激減する。



この年、林さんたちは脳低体温療法の際に、成長ホルモンを患者へ補充する治療を始めたのだ。


成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、人間の発育を促す働きを持つ。



基礎研究者は、このホルモンと免疫系との意外な関係を以前から知っていた。
  • ネズミの脳下垂体を取り去る(つまり成長ホルモンを出せなくする)と、免疫力が弱ってしまうことがあったからだ。


“脳低体温療法の際に免疫力が落ちる原因の1つは、脳の温度が下がることで脳下垂体の働きが弱まり、(脳下垂体を切除されたネズミのように)成長ホルモンの分泌量が減ることだったのです”と林さんは言う。脳が免疫系に働きかけていることを改めて裏付けた訳だ。

  • 実は、脳が免疫系に働きかける際、成長ホルモンのような神経・内分泌系だけでなく、自律神経系を使うこともある。
    例えば、九州大の堀哲朗教授(生理学)たちは95年、脳から脾臓へ至る自律神経を切断したネズミと、切断していないネズミの手足を動けなくし、脾臓のリンパ球活性を調べた。「切断ねずみ」は通常と同じ活性だったのに、「非切断ネズミ」は半分ほどに落ちていた。堀さんは“手足を動けなくしたことでストレスを感じた脳が、自律神経を介して信号を脾臓へ伝え、免疫力を落とすように働きかけたのです”と話す。
    脳と免疫系との関わりを、人間は古くから経験的に感じていたらしい。
    精神的ストレスがあると[結核]が悪化しやすいなど、様々な現象が指摘されている。
    脳から免疫系への働きかけを研究することは、「病は気から」の詳しいメカニズムを解明することにもつながりそうだ。

  • 応急手術後の患者を、薄いゴム製マット2枚ではさみ、約20℃の水を流して、患者の脳と体熱を下げる。
  • 体温が下がると、
    イ)脳は保護される。
    ロ)感染症、心不全の恐れがある。
  • 血圧、免疫力など70項目の数値を監視しながら、体温を[32〜34℃]に保つ。
  • 一週間後から、5時間に[0.5℃]ずつ下げていく。
  • 頭にケガや内出血があると、血の巡りが悪くなり、脳の温度は44℃にもなる










低温療法で感染症も
  • 交通事故などで東部に重傷を負った患者の治療に有力とされる「脳低温療法」について共同で調査研究している大長か大学など11医療機関は8日、「在来の治療法で回復する可能性がある患者に適用した場合、感染症を起こすなどの弊害がむしろ大きくなる」との中間報告をまとめた。脳低温療法を適用する目安として注目される。
    脳低温療法は脳に重傷を負った患者の体を冷たいマットなどで挟むなどして脳へ流れ込む血液を34℃前後に冷却し、脳の腫れを抑える方法。ただ体を冷やすことで感染症などを併発する恐れがある

後遺症を抑える装置
  • 2009年、医療機器メーカーの大研医器は交通事故などで心配機能が停止した救急患者向けに、脳の温度を従来の半分の時間で下げて、後遺症を抑える装置を開発した。
    ノドの奥に点滴バッグ状のプラスチックビニール製の袋を差し入れ、冷却水を循環させる。いったん心肺停止になると心臓マッサージが成功しても酸素不足から脳に損傷が残る場合があり、脳機能の保護が課題となっていた。
    開発した装置は、ポンプを備えた冷却器と、ノドに入れる袋、循環チューブからできている。袋は拳より一回り小さいサイズで、チューブは3mまで伸ばすことができる。
    使用する際には水道水を5℃に冷やし、袋に送る。これをノドに差し入れて粘膜ごしに脳幹の温度を下げる。
    ニホンザルを使ったテストでは、約30分で脳の温度を4℃下げられた。
    首の後ろなどの外から冷やすよりも効率が良い。

心肺停止した患者を救急搬送とき
  • 2014年、大研医器は心肺停止状態の患者を病院に搬送するときなどに脳の温度を急速に下げてダメージ拡大を防ぐシステムを開発した。
  • 体を冷やすシートを巻き付ける手法では、時間がかかるのが課題だった。
  • アイスクリームなど冷たいものを食べたとたんに頭が痛くなる仕組みを応用。
  • 生理食塩水を冷やして循環させる本体と、食堂や気管に挿入する冷却器で構成する。
  • のどの奥にある動脈を冷やして脳へ向かう血液の温度を下げて、脳を低温に保つ。
  • 心肺停止時には酸素を大量に消費する脳を低温に保つと、脳細胞の死滅を防ぐ効果があるとされる。



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