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| 要注意 | 「カルスロット」「リピトール」 |
| 脳梗塞の診断基準 | |
| 脳血栓症 | cerebral thrombosis (イ)前駆症状として、一過性脳虚血発作 (ex.ふらっとする)を認めることがある。 (ロ)発症の時間帯・・・・・・安静時が多い。 (ハ)頭痛の有無・・・・・なし、あっても軽い。 (ニ)局所神経症状の進展・・・緩徐(数日以内が多い) (ホ)意識障害の有無・・・・・発症時にない、あっても軽い。 (ヘ)髄液・・・・・清澄。 (ト)原因:アテローム硬化を伴う基礎疾患がある人に多い。 (1)高血圧症 (2)糖尿病 (3)脂質代謝異常 |
| 脳塞栓症 | (イ)局所神経徴候あるいは特定動脈流域の徴候が突発し、数分以内に完成する。 (ロ)発症の時間帯・・・・様々 (ハ)頭痛の有無・・・・・なし、あっても軽い。 (ニ)局所神経症状の進展・・・・突発し、数分以内に完成する。 (ホ)意識障害の有無・・・・発症時にない、あっても軽い。 (ヘ)髄液・・・・・清澄。時に出血性。 (ト)原因:心臓疾患がある人に多い。 (1)不整脈 (2)弁膜疾患 (3)心筋梗塞 (チ)最近、脾・腎・四肢・肺・腸・脳・網膜などに塞栓を起こしたことがある。 |
| ラクナ 梗塞 |
(36.3%)脳簿深いところにある直径1mm以下の細い血管が傷んで詰まるラクナ(水たまり)梗塞というタイプ。 「高血圧と関係が深いラクナは、血圧が高まり血管の壁が厚くなることで詰まります。病巣は小さく、半身がしびれたり、言葉がもつれるなど軽症のことが多い。ただ、小さな血管が多数詰まると痴呆などの症状が表れることもあります。 痴呆からくる前兆: もの取られ症状 人格が変化したような動作 |
| アテローム 血栓性 |
(31.1%)直径5〜8mmの太い血管の中にコレステロールや脂肪がたまって動脈硬化が起こり、血の塊で血管がつまるアテローム(じゅく状硬化)血栓性梗塞。 アテロームは大きな血管が詰まるので、重症になる人が多い。高脂血症や糖尿病と関係が深い病気です。 アテロームでは出来るだけ早く、次の血栓が出来ないように治療します。血を固める血小板の機能を抑えるアスピリンなどの抗血小板薬を使います。 |
| 心原性 脳塞栓 |
(20.4%)心臓の中にできた血の塊が脳に移って血管をふさぐのが心原性脳梗塞症。 「大きな血管の根元が詰まることが多く、失語症や視野障害などが起きることがあります。脳が腫れて正常な部分まで圧迫し、意識がかなり悪くなることもあります。病院に入院して1〜2ヶ月間で約2割の方が死亡。 心房細動の人の方が5倍くらい脳卒中を起こす確率が高いことが分かりました。80歳で脳梗塞になった人の1/3は心房細動で、その8割が心原性でした。 心原性は脳の腫れを防ぐ薬を投与すると同時にワルファリンという抗凝固薬で心臓に血栓が出来ないように予防します |
| 一過性脳虚血発作 | (6.5%) |
| その他 | (5.7%) |
| 西洋薬 | ||
| 急 性 期 |
抗凝固薬 | アルガトロパン |
| 抗血小板薬 | アスピリン、オザグレル | |
| 血栓溶解薬 | ウロキナーゼ (tPA) | |
| 抗脳浮腫薬 | グリセロール、マンニトール | |
| ラクナ梗塞 | アスピリン、オザクレル、グリセロール、マンニトール、ウロキナーゼ | |
| アテローム血栓性梗塞 | アルガトロバン、アスピリン、オザクレル、グリセロール、マンニトール、ウロキナーゼ | |
| 脳塞栓 | グリセロール、マンニトール | |
| 脳循環代謝改善薬 | ||
| 脳の生理的活性物質 | アデノシン三リン酸ニナトリウム | [アデホス] [ATP] [トリノシン] |
| ガンマ-アミノ酪酸(GABA) | [ガンマロン] | |
| シチコリン | [ニコリン] [レコグナン] |
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| チトクロムC | [チトレスト] | |
| 酒石酸プロチレリン | [ヒルトニン] | |
| 脳循環改善薬 | イブジラスト | [ケタス] |
| 酒石酸イフェンプロジル | [アポノール] [セロクラール] |
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| ニセルゴリン | [サアミオン] | |
| メシル酸ジヒドロエルゴトキシン | [エポス] [ヒデルギン] |
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| フマル酸ニゾフェノン | [エコナール] | |
| その他 | 塩酸アマンタジン | [シンメトレル] |
| 塩酸メクロフェノキサート | [ルシドリール] | |
| 塩酸チアプリド | [グラマリール] | |
| スルピリド | [ドグマチール] | |
| ホパンテン酸カルシウム | [ホパテ] | |
| 幼牛血液抽出物 | [ソルコセリル] | |
| 脳梗塞 |
脳血栓と脳塞栓がある | ||
| 脳血栓 | 「片側の手足がしびれる」 | ||
| 脳塞栓 | ・突然倒れ、意識を失う。 ・片側の手足が麻痺する(片麻痺)。 ・口がうまくきけなくなる(失語症)、 ・ろれつが回らない。 |
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| 前触れの 症状 |
脳梗塞は血管に脂肪などが詰まったりして血液循環が悪くなって起きる。 重いと半身マヒや言語障害・痴呆などになる。 物忘れが激しい、考えがすぐにまとまらない、といった前ぶれがある。 1.食事中にはし(箸)を落とす。 2.言葉が出てこない。 3.片側の手足がしびれる。 4.ものが二重に見える、片方の目が見えにくい。 5.パピプペポ・ラリルレロがはっきり言えない。 6.目の前が暗くなる。 |
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| 【予兆】 “決して突然起きるものではない。相当前からサインが出ているが、代表的なのが昔の思い出が甦ってくること”どうして? 人類学者栗本慎一郎氏によると、直近の空間記憶を司る脳細胞に梗塞が起きると、長期の言語的記憶が強化されるという。 男性は右脳に梗塞が起きる確率が高く、左マヒが起きやすいという説があるが、もし右脳の「海馬」に「隠れ脳梗塞」が発症すると、左脳の記憶能力が活性化する。記憶は、脳のあちこちに分散保存されているからで、具体的には、昔の仲間や初恋の人が妙に懐かしかったりする。 @栗本さん自身、小学校3年の時に「かわいい子」だと思ったのに傘を壊してしまった女性のことが「無性に気になりだして」、なんと、50年後だというのに家まで訪ねて行った。脳梗塞で倒れる前のことだった。 A「このほか発症までの半年の間に、それまで気にしなかった多数のことを思い出した」と語る。 やはり脳梗塞で倒れた小渕恵三首相も「その直前に小沢一郎と昔の話をしたがっていたという」 B次のサインは、コトバがなめらかに出てこなくなること。「早口でおしゃべりな私が、舌が軽くもつれ、言葉に詰まることがあった」 Cそして、もう1つは、心臓に痛みを感じたときだという。 こうした前兆が何回も起きて、ある一線を超すと表面化し一大事に至る。「脳梗塞は突然やってくるという医師がいるが、とんでもない考え方だと思う」 栗本氏はリハビリにも独自の「栗本理論」から、からくり箱を発明。鏡を斜めに立てた箱に、両手を差し込む。マヒのない右手とそれが映っている鏡を見ながら動かすと、さも両手が健康に動いているよに見える。同じ運動を、マヒのある箱の中の左手にさせようと意識する。これを繰り返すと、動かない左手が動いているように感じて、そのうち本当に動き出す。 神経回路を鍛えると代替機能が動き出すという。 「固まっていた左手がこのおかげで8割も回復した」という。 |
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| 脳梗塞 | ⇒脳動脈の内腔がつまって、そこから先へ血液が流れない病気。 ※脳の血流障害によって、脳に不可逆的変化がおこること。 ※原因が糖尿病にあることもある。 |
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| 脳梗塞はその成因により、「脳血栓」と「脳塞栓」に分類される。 脳梗塞は脳で起きた動脈硬化が原因で血管が詰まる脳血栓と、心臓で出来た血栓(血のかたまり)が脳に運ばれ血管をふさぐ脳塞栓の2つに分類されている。 ・血栓を起こす原因の1つに心房細胞がある。 →「声が出ない」「しゃべられない」「言葉が出ない」 |
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| ●脳梗塞とはどんな病気? 脳卒中になる人の約7割は脳の血管がつまって起きる脳梗塞だ、「朝起きたら手がしびれていた」など脳梗塞の疑いがある症状が出たら、出来るだけ早く病院を受診した方がいい。 「脳の血管が詰まって血液の流れが悪くなり、脳の組織が死滅する病気で、主に3つのタイプがあります。 ●脳梗塞の治療は? 「脳の血管に出来た血栓を出来るだけ早く溶かすことが重要です。血栓そのものはウロキナーゼという薬でも溶けますが、全身で出血する傾向が認められますので、大量投与はしない方がよいと言われています。米国ではtPAという薬が発症から3時間以内の治療に使われています。日本ではまだ臨床試験中です。傷ついた血管から出る活性酸素によって脳細胞の死滅が広がるのを抑えるには、エダラボンという抗酸化薬の一種も使います」 ●後遺症を減らすには? 「症状が安定したら、出来るだけ早くリハビリを始めることです。ただ、アテロームの人は症状が不安定なので。あわててリハビリすると再発の危険性が高まります。 ●予防法は? 「脳卒中の症状について正しく理解している人は2割程度しかいません。体の半分の力が抜けるなどの症状が出たら、脳梗塞の可能性が大きい。脳梗塞の前兆として一過性脳虚血性発作というのがあります。発作がおきて24時間以内に症状がなくなるので病院に来ない人が多いのですが、いったん良くなっても原因は残っているので、早めに検査を受けてください |
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| 脳の酸欠→「乳酸」 | |||
| かくれ 脳梗塞 |
50代で2人に1人 脳卒中で倒れる人の6〜7割を占める脳梗塞。その初期段階で脳に小さな血栓が出来る「かくれ脳梗塞」が意外に多いことが分かってきた。早期に見つけて治療すれば深刻な事態は避けられる。専門家は、簡単な動作などで自己診断し、疑わしければ医師の診察を受けることを勧める。 ・朝起きたとき、手足がシビレて感覚が鈍くなっている。 ・めまいがして天井がぐるぐる回る。 ・ろれつが回らなかったり、 ・食事中に箸を落としたりする・・・・。 こんな症状が見られると、「無症候性脳梗塞」の可能性がある。 脳梗塞の初期段階で、隠れ脳梗塞の正式名称だ。痛みはほとんど無く本人も周囲もあまり深刻に考えないが、病院で診断されて驚くケースが少なくない。 患者は増えていると見られる。最近の調査では40代で3人に1人、50代で2人に1人、60代では7〜8割に達することが分かってきた。 隠れ脳梗塞は小さな梗塞が徐々に増え本当に脳梗塞になる一歩手前の状態だ。 確実な発見法は脳ドックでの検査。自覚症状が無くても、MRI検査で脳の血管に直径2〜3mmの地位SAS名梗塞が数ヶ所見つかる場合もあるという。早い段階で見つかれば薬物治療も効果を増す。塩酸チクロピジンなど抗血小板薬の服用や運動療法などを適切に組み合わせれば約85%は再発を防げ、重い脳梗塞に進行する可能性も小さい。ただ、脳ドックは保険適用外で、費用は平均で5万〜7万かかる。そこで手を使った動作や簡単な体操などで自己診断する方法を勧める医師もいる。 相模原中央病院の中野重徳院長が提唱するのが「両手合わせテスト」・・・・ (1)左の手のひらを上に向け、右の手のひらを重ねる (2)右手を反転させて甲を乗せる (3)この動作を繰り返し、左右を逆にしてもう一度試みる・・・・。 単純な動作だが、脳に障害があるとスムーズに出来ないと言う。 カミソリでヒゲそそったり、コップの水を移し替えたりするのにも、手の器用さや集中力が要求される。ヒゲ剃り跡に傷が増えたり、水をこぼしたりするようだと、指先の運動制御に問題がある可能性がある。 隠れ脳梗塞は典型的な生活習慣病とされる。危険性が高いのは <1>血圧が高く、不整脈がある <2>糖尿病 <3>高脂血症 <4>年配でタバコを吸う・・・・・・といった人。 糖尿病になどと同様、、生活習慣病の改善がカギを握る。 予防で大切なのが有酸素運動。軽く汗ば程度の速さのウォーキングが有効で、40代なら毎日45分程度、60代なら1時間程度が目安になるという。 隠れ脳梗塞が見つかった場合の鉄則は「軽いからと言って決して安心しないこと」 ☆アクロレイン 五十嵐一衛・千葉大学教授らのグループは、脳梗塞患者の血液中に毒性のある『アクロレイン』という物質が健康な人に比べて体内で増えていることをつく止めた。細胞を活性化するポリアミンという物質が、脳梗塞で脳の細胞などが壊れる事で血液中に滲みだし、アクロレインに姿を変えるという。 血流を邪魔する血の塊がとても小さいかくれ脳梗塞尾などの異常がある約60人の血液を調べたところ、約7割でアクロレインの濃度が高かった。 |
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| 酒 | 酔いが冷めにくい男性は要注意 「酒を飲んで酔いが冷めにくい男性は、すぐ冷める人に比べ脳梗塞に2倍なりやすいことを日本医科大学の太田成男教授らが国立長寿医療センター(愛知県大府市)と共同の疫学調査で突き止めた。 酔いがさめにくいかどうかは、血液中のアルコールを分解する酵素の働きの活発さで決まる。分解が遅い酵素を作る遺伝子を持つ人は、ビール1本で2時間程度ほろ酔い状態が続き、日本人では約4割の男性がこのタイプの遺伝子を持つという。 太田教授らは1997年から愛知県内に住む40代〜70代までの男女2400人を対象に、血液を採取してアルコール分解酵素の遺伝子タイプと脳梗塞の関連を調査。 男性では分解が遅い遺伝子タイプの人は16%が脳梗塞を発病、アルコールを素早く分解するタイプに比べ発病率が2.1倍だった。 女性では大きな差が出なかった。 脳梗塞はこれまで高血圧が主要な危険因子とされていたが、アルコール分解酵素の遺伝子タイプとの関連を指摘したのは今回が初めて。成果は2004年10/12発売の米国神経学会誌で発表。 |
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| 脳軟化 | ◎脳梗塞によって、脳組織が死滅・崩壊し、無構造の軟らかい物質となった病理的所見を、『脳軟化encephalodialysis』という。 | ||
| 宝水 | ●寝る前・就寝中の1杯の水は命を守る宝水 「体の半分以上が水で満たされている人間にとって、水分不足ほど怖いものはない。たとえば、脳梗塞や血圧の低下による立ちくらみ、全身の脱力感や熱中症などを起こすこともある。さて、血液の濃度は、日中に比べ就寝後にグングン増して、血液はドロドロになってしまう。統計でも脳梗塞の40%は就寝中に起きているという。水分不足に陥りやすい就寝中の体を守るには寝る前の1杯の水が効果的だ。あるいは枕元に水を用意しておくだけでもよい。これを昔の人は「宝水」と名づけていた。」(NHKためしてガッッテン) 入浴前の水分補給はさらに優れる。 |
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| 抗凝血薬 | <1>アルガトロバン:[ノバスタン] <2>アルテプラーゼ:[アクチバシン][グルトパ] <3>ナサルプラーゼ:[トロンボリーゼ] <4>ヘパリンナトリウム:[ノボ・ヘパリン] <5>ワルファリンカリウム:[ワーファリン]
<7>塩酸チクロビジン(抗血小板薬):[パナルジン]
<9>イコサペント酸エチル:[エパデール] <10>塩酸サルポグレラート:[アンプラーグ] <11>チソキナーゼ:[プラスベータ][ハパーゼコーワ] <12>ベラプロストナトリウム:[プロサイリン][ドルナー] |
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| エダラボン | 脳の血管が詰まる脳梗塞は、それらしい自覚症状が出てから短時間で悪化し、一命を取り留めても体のマヒや言語障害などの後遺症が少なくない。最初の治療がその後の経過を大きく左右する。最近、脳の保護薬や、梗塞を起こした場所を特定できる画像診断装置が登場し、治療の幅が広がってきた。(高山祐喜) Aさん、自宅で左手足が軽くシビレ、ろれつが回りにくくなっているのに気付いた。「何かおかしいな」。家族も心配した。脳血管の病気の治療施設がある相沢病院を受診。コンピューター断層撮影(CT)で調べた結果、脳梗塞が強く疑われた。そのまま入院し、薬の点滴を受けた。幸い、症状はそれほど悪化せず年末に退院してリハビリに励んでいる。 Aさんに使われた薬は脳保護薬「エダラボン」。日本のメーカーが開発し、91年4月に厚生労働省から認可された。この種の薬としては世界初だ。 血液の成分などの塊(血栓)で脳の血管が詰まると、血液が流れなくなり、そこから先の神経細胞は数分で死んでしまい、元に戻らなくなる。このため、血液が流れなくなる(虚血)部分が広がらないように、薬で血液の流れを良くしたり脳のむくみを抑えたりする治療に力が注がれてきた。しかしそれでも、シビレや言語障害などが悪化することがある。「フリーラジカル」とも呼ばれる活性酸素の関与が強く疑われるようになった。これが梗塞の起きた場所から出てきて周囲の正常な脳組織を傷つける異が分かってきたのだ。 脳の温度を下げる低体温療法で脳の保護をはかる医療機関もあるが、温度管理などが難しく、一般的な治療になっていない。エダラボンはフリーラジカルを消して神経細胞を守ろうとする薬だ。臨床試験で脳梗塞発症後24時間以内に使ってみたところ、41人の患者の内32人が介助の必要がない状態に開腹。うち11人は症状が完全に消えて退院したとされている。 これらは病気の原因を除くのではなく、被害を抑えようとする治療だが、薬で血栓を溶かそうというものもある。大きな血管が詰まる『アテローム血栓性梗塞』ではウロキナーゼという薬が使われる。心臓に出来た血栓が脳に流れ着いて血管に詰まる『心原性梗塞』では、さらに効果が高いとされる薬も研究中。 脳梗塞の治療は (1)血栓を溶かす (2)フリーラジカルを消す (3)血栓が広がるのを防ぐ というように選択肢が広がりそうだ。 |
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| tPA | 2005年10/11、厚生労働省は『tPA』の保険適用を認める通知を出した。 脳梗塞発症後、早期に投与すれば約4割の患者が後遺症が無く社会復帰できるとされ、日本脳卒中学会が要望していた。 tPAは脳梗塞の原因となる血管に詰まった血栓(血の塊)を溶かす効果がある。今回適用が認められたのは 「グルトバ」(三菱ウエルファーマ) 「アクチバシン」(協和発酵) すでに心筋梗塞の治療薬としては適用済みで、脳梗塞にまで適用範囲を広げた。 tPAは、発症から3時間以内の投与が有効である。 ◆「軽症だと見極めれば、発症から時間がたっても使える」 と、徳島大の永広信治・脳卒中センター長は語る。それには3テスラのMRIが威力を発揮する。迷路のような脳の血管網を0.1_bの精度で画像に映し出す。脳卒中の救急外来で3テスラのMリを使っているのは徳島大だけ。 |
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| 超音波 | 東京慈恵会医科大学と日立製作所などは脳梗塞発症直後の治療効果を高める手法を開発した。血栓(血の塊)を溶かす薬物の働きを超音波照射で強めることで、治療効果を現在の3割から7割以上に高められる可能性がある。 日立メディコや国立循環器病センター、京都大学との共同研究。 新手法ではまずCTと超音波画像装置で血栓の位置を特定。血栓を溶かす脳梗塞治療薬としてすでに使われている『tPA』を投与するとともに、超音波の出力を高めて患部に集中照射する。 ウサギを使った実験では薬物だけでは17%、超音波と組み合わせた場合は77%の血栓が溶けた。 人間の場合、薬物だけでは3割程度だが、超音波装置を使えば7割〜8割にまで高められる。 |
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| 血管内治療 | 脳の血栓にカテーテルで血栓溶解剤を注入し、血流を回復させる治療法。 社会復帰できるまで回復する患者の割合が、従来の薬物療法の2倍効果があった。2007年10/3、研究グループが臨床試験結果を発表した。 臨床試験は、岩手医大、東北医大、国立循環器病センターなど全国の大学や病院が参加。 脳に血液を送る『中大脳動脈』が血栓で塞がって脳梗塞になった患者を対象。発症から6時間以内で脳の損傷がほとんど始まっていない段階の患者114名が対象。 患者を57名づつ2グループに分け、一方には足の付け根からカテーテルを入れ、脳の動脈が詰まっている部分に直接[ウロキナーゼ]という血栓溶解剤を注入する治療を行い。もう一方にはむくみを除いたり脳の血流の循環を改善する従来の薬物治療を行った。 その結果、カテーテルをつかったグループでは、42%がほとんど障害が残らず、普通の社会生活が送れるまで回復した。 今回の試験は、血栓を溶かす効果が高い「tPA」の承認前のテスト。 成果は米国脳卒中学会機関誌「ストローク」最新号に掲載 |
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牛黄清心丸+陳久散 牛黄清心丸+霊芝+紅参 牛黄清心丸+紅参+田七人参 滌痰湯 導痰湯 補陽還五湯 |
| 関連情報 |
「脳塞栓」 「脳動脈瘤」 「脳軟化」 「脳血栓」 「血栓」 「痴呆症」 「しびれ」 「糖尿病」 「フリーラジカル」 「声が出ない」 「しゃべられない」 「言葉が出ない」 |