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| 関連情報 |
「ビフィズス菌」「腸管免疫」「ラクトフェリン」「食中毒」「ぬか漬け」抗生物質 |
| 乳酸菌 | 乳酸菌といういうのは慣用的な呼び名で、学術的な名前ではない。 乳酸を作り出す細菌をまとめて乳酸菌と呼んでいる。 乳酸菌と呼ばれる細菌は、200種以上存在する。 生息していた場所が植物か動物かで、植物性乳酸菌と動物性乳酸菌に分けられる。 生きた乳酸菌やビフィズス菌が腸内にまで届いたとしても、その菌が腸内にすみつく訳ではない。 ヒトの腸内には乳酸菌以外にもたくさんの細菌が共生している。成人の腸内には500種以上の細菌が共生していて、その数は100兆個にもなる。 |
| 有胞子性 |
有胞子性乳酸菌 ○通常の乳酸菌は乾燥や熱・酸に弱く、善玉菌の代表であるビフィズス菌は嫌気状態でないと元気がなくなるが、有胞子性乳酸菌は、通常、胞子の殻で菌体を守っているので、熱や胃酸、乾燥に強い。しかもその胞子は腸管内でで発芽し活発に繁殖する。 ○乳酸を産生することで、ウェルシュ菌などの悪玉菌を破壊する。そしてその乳酸で腸内のpHを弱酸性に保ち、悪玉菌の異常発酵生成物を抑えるとともに、善玉菌が繁殖しやすい環境を作る。 ○糞便中のアンモニア含有量を減少させる。その結果、便のアンモニア臭が減る。 |
| 免疫細胞を | 活性化する乳酸菌 2011年、キリンホールディングスはインフルエンザなどのウイルスに感染したときに働く免疫細胞を活性化させる乳酸菌を発見した。 発見したのは「ラクトコッカス ラクティス」と呼ぶ乳酸菌の1種。 公共の乳酸菌バンクにある31菌種125株を調べた。 特定の13株が免疫細胞の活性化を促し、免疫系を高めるインターフェロンαをたくさん出すことを確認した。 マウスに約1週間この乳酸菌を食べさせ、インターフェロンαの量を調べた。その結果、食べなかった場合やこの乳酸菌を含まない乳製品を食べた場合と比べると5倍多かった。 今回の乳酸菌は国内メーカーの市販品には含まれていない。 9/11の日本ウイルス学会で報告。 |
| 悪玉菌 |
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| 善玉菌 | 善玉菌を増やす
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| ゲノム解読 | ラクトバチルス パラカゼイKW3110 キリンは乳酸菌の一種「ラクトバチルス パラカゼイKW3110」のゲノム解読に成功した。 ・遺伝子数は2831個で、ヒトに有用とされる乳酸菌より60個多かった。 ・エネルギー代謝や炭水化物の輸送に関する遺伝子が多かった。 キリンはこれまで、KW3110と他の乳酸菌約100種類の性質を比べてきた。KW3110は腸管に長く生きたまま留まることや、アレルギー反応を抑えることを見つけている。 |
| 血液型 | 2007年、血液型に反応する 自分の血液型に対応したヨーグルトなら、1度食べるだけで効果は数カ月続く?。 東北大学大学院農学研究科(食品科学)の斎藤忠夫教授が発見した。 この乳酸菌は、人間の血液型を認識して腸内に長期間とどまるのが特徴。 乳酸菌が腸に付着するには、腸の表面に存在する糖タンパク質「ムチン」と結合する必要がある。ムチンはそれぞれの血液型を反映した構造で、斎藤教授は、この構造と相性の良い乳酸菌を血液型別に探した。 実験で人間の腸にいた約270種類の乳酸菌を調べた結果、合わせて約30種類がいずれかの血液型に対応するムチンに強く付着することが分かった。これらの乳酸菌は最低でも1週間は付着するものが多く、中には1カ月以上定着した乳酸菌もあったという。 血液型別のヨーグルトや医薬品への応用が検討されている。 |
| 生きた乳酸菌 | 活性物質を分泌 2010年、サッポロビールは旭川医科大学医学部の高後裕教授と共同で乳酸菌の整腸メカニズムを解明した。 サッポロが保有する乾燥や低栄養に強い「SBL乳酸菌」を使い調べた。 生きた乳酸菌が腸に留まり代謝を続けるなかで活性物質を分泌し、これが腸の表面のレセプターに損傷部の修復を促す信号を出すことが分かった。損傷部が修復されると病原菌が侵入せず、結果的に腸の機能が回復するという。 |
| マサイ族 | マサイ族はまともな食事を1日1食しか摂らない。 毎日、午前4時に起きると、女性はまず、ヒョウタンに乳を搾る。男性はそれをぶら下げてサバンナに出る。午後3時頃に、ウシの糞で出来た家(ボーマ)に戻り、日没までに、ようやく食事をする。 1日分のカロリーを一気にとる食べ方は、糖を代謝する膵臓に負担がかかり、2型糖尿病を招く大きな原因となるが、カロリー摂取量が先進国の人たちより極端に少ないマサイ族では、1日1食は理にかなっている。 少ないカロリーの食事を何回かに分けると、その都度、熱になって発散する。 一度に食べれば体内に蓄積され、効果的なカロリー消費につながる。 同じタンザニアの首都ダルエスサラームでも1日1食。 欧米の高脂肪、高カロリー食を満腹になるまで食べるので肥満が増え、過去10年ほどで倍増した。 発酵乳(ヨーグルト)がマサイ族の主食で、健康の源になっている。 1日3g以上飲んでも、コレステロール値は高くならず動脈硬化にもなっていない。 どうして? 彼らは、キブコというヒョウタンの中に牛の乳を入れ、これを自然発酵させてヨーグルトにしている。いくつかのキブコをサンプルとしてもらい、日本に持ち帰って調べると意外なことが分かった。ヨーグルトは植物性乳酸菌で出来たものだった マサイ族が飼う牛はサバンナに自生する草を食べて大きくなる。乳にもおそらく草の成分がたくさん出ているのだろう。最近になって、抗酸化作用を持つため注目されるようになったポリフェノールがタップリ含まれているのには驚いた。 牛の乳にコレステロールが多くても塩を摂らないので腸からの脂肪の吸収は少なく、ポリフェノールの抗酸化作用で動脈硬化にならずに済んでいると見られる(家森幸男・武庫川女子国際健康開発研究室長) |
| 比較 | 有胞子性乳酸菌 | ビフズス菌 |
| 乾燥・熱・胃酸に | 強い | 弱い |
| 胞子の形成 | ○ | × |
| 胃酸の抵抗性 | ◎ | △ |
| 腸内到達率 | ◎ | △ |
| 増殖率 | ○ | △ |
| プロバイオティクス(probiotics) | |
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