| オメプラール(Omepral) |
| 消化性潰瘍治療薬 | 一般名:オメプラゾール |
| 商品名: | 「オメプラール」「オメブラゾン」 |
| 厚生労働省 | (プロトンポンプ阻害剤) オメプラゾールは、スウェーデンのアストラグループ(現アストラゼネカ社)が開発した胃酸分泌阻害剤である。 一連の胃液分泌反応は、ヒスタミン、ガストリンあるいはムスカリン等の胃酸分泌刺激物質が胃腺の壁細胞に存在する受容体に結合することによって起こる。そして胃酸分泌の最終過程において、壁細胞からH+を放出し、K+イオンを取り込むH+/K+−ATPase がプロトンポンプとして作動する。ヒトではオメプラゾールは経口投与後、小腸から吸収され、血液によって胃の壁細胞に運ばれプロトンポンプの働きを阻害することにより胃酸分泌を強力に抑制する。 |
| 効能・用途 | 国内外においてヒト用医薬品として使用されているが、国内では、1991 年に胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison
症候群に関する効能・効果について承認された後、2000 年に逆流性食道炎の維持療法、 2002 年にヘリコバクター・ピロリの除菌の補助についての効能・効果が追加承認されている。 |
| 胃・十二指腸潰瘍 逆流性食道炎 Zollinger-Ellison症候群 吻合部潰瘍 |
| 慎重な投与 が必要 |
肝障害の者。 高齢者。 薬物過敏症 |
| 相互作用 | ジアゼパムの代謝・排泄を遅延。 フェニトインの代謝・排泄を遅延。 |
| 副作用 (五十音順) |
1.AL-P上昇(→中止する) 2.嘔吐 3.肝障害 4.間質性腎炎 5.血小板減少 6.血液障害 7.下痢 8.GOT上昇(→中止する) 9.GPT上昇(→中止する) 10.視力障害 11.シンマシン(→中止する) 12.頭痛 13.軟便 14.吐き気 15.発熱 16.白血球減少。 17.皮疹 18.便秘 19.発疹 |
| [副作用]の「重大な副作用」の項に、「血小板減少」「急性腎不全」を追記した。 | |
| 錯乱状態 | 錯乱状態:せん妄,異常行動,失見当識,幻覚,不安,焦燥,攻撃性等があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。(厚生労働省) |
| 妊婦への影響 | 胎仔毒性あり(動物実験)。 授乳を中止する。 |
| 厚生労働省 | 無顆粒球症1 アナフィラキシーショック1 薬疹1 胃癌1 間質性肺疾患1 黄疸1 肝障害3 汎血球減少症1 横紋筋融解 |
| 厚生労働省 | ・高用量メトトレキサートとオメプラゾール、ランソプラゾールを併用している患者で、メトトレキサートとその代謝物(7-OH-MTX)の血中濃度が上昇することが示唆された。 ・健康な成人に対しサキナビル/リトナビル合剤とオメプラゾールを併用したところ、サキナビルのAUCが上昇した。 |
| 関連情報 |
「胃潰瘍」 「痛風」 |