vomiting
嘔吐(おうと)
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関連情報
吐く」「吐き気」「逆流性食道炎」「ガン」「胃ガン」「虫垂炎」「急性虫垂炎」「自家中毒」「ダンピング症候群」「慢性膵炎」「褐色細胞腫」「アスピリン」「倦怠感」「発汗異常」「急性腹膜炎」「急性腹症」「急性脳症」「幽門狭窄症」「褐色細胞腫」「中枢神経の疾患」「心身症」「ヒステリー」「不安」「脳血管障害」「片頭痛」「脳腫瘍」「アカラシア」「アジソン病」「セロトニン症候群

嘔吐が起きる仕組み
[精神的ストレス]
[ノイローゼ]
[ヒステリー]
[視覚異常]
[聴覚異常]













【前駆症状】
  • [悪心(吐き気)]
    [顔面蒼白]
    [唾液分泌亢進]
    [冷や汗]
    [徐脈]
    [低血圧]
    [瞳孔拡大]
  • ・小腸の逆蠕動運動で内容物が胃へ逆流
    ・幽門前庭部の収縮
    ・胃庭部の拡張
    ・噴門括約筋の弛緩
    ・胃体中央部からの蠕動
  • ・反射的な深い吸気
    ・声門の閉鎖
  • ・横隔膜、腹筋の収縮と腹圧の上昇
  • ・胃の逆蠕動
  • ・胃内容物の食道への逆流
  • ・食道の弛緩
  • ・喉頭蓋が気道を閉鎖
    ・軟口蓋が鼻腔との連絡を遮断
  • ・呼吸の一時停止
嘔吐する
[くも膜下出血]
[髄膜炎]
[脳虚血性発作]
[脳腫瘍]
[脳出血]
[胃腸疾患]
[肝疾患]
[膵臓疾患]
[胆嚢疾患]
[腹膜炎]
[うっ血性心不全]
[狭心症]
[心筋梗塞]
[腎疾患]
[膀胱疾患]
[尿管疾患]
[子宮疾患]
[卵巣疾患]
[肝不全]
[尿毒症]
[妊娠悪阻]
[糖尿病性ケトアシドーシス]
[メニエール病]
[乗り物酔い]
[中耳炎]
[内耳炎]
[食中毒]
[急性感染症]
[重金属や有機物の中毒]
[貧血]
[アドレナリン]
[エメチン]
[抗がん剤]
[ジギタリス]
[ニコチン]
[モルヒネ]
(副作用で嘔吐する)


ガンの化学療法の副作用による嘔吐に
  • 抗ガン剤の投与によって、腸に存在する腸管クロム親和性細胞が刺激を受けると、神経伝達物質の「セロトニン」が大量に分泌される。
  • 腸管クロム親和性細胞は体内で分泌されるセロトニンの9割を産生しているので。
  • 大量に分泌されたセロトニンがその受容体の1つ「セロトニン5-HT3受容体」と結合すると、求心性迷走神経を通じて化学受容器引金帯(CTZ)に信号が送られる。その信号を受けとったCTZが延髄の嘔吐中枢を興奮させ、激しい嘔吐が起きる。
セロトニン5-HT3受容体拮抗 グラニセトロン [カイトリル]
[グラニセトロン]
ラモセトロン [ナゼア]
パロノセトロン [アロキシ]
タキキニンNK1受容体拮抗 アプレピタント [イメンド]

激しい嘔吐 (胆道拡張症)
  • 7歳の女児が学校で急におなかが痛くなり、熱も出て給食で食べたものを吐いた。母親によると2~3年前から同じような症状が時々見られ、自家中毒と診断されて治療を受けているという。
    診察すると、上腹部を痛がり、押すと抵抗がある。血液検査では血中アミラーゼ値が以上に高い。超音波検査では肝臓下面の総胆管にあたる箇所が野球のボール大に丸く拡張していた。これは先天性胆道拡張症だ。
    • 先天性胆道拡張症は生まれつき総胆管が丸い嚢腫状か、細い楕円の円柱状に拡張している病気だ。
    本来、十二指腸の壁内で合流すべき総胆管と膵管が、それより離れた上方で合流することが原因で起こる。膵液が胆管内で活性化され、胆管炎や膵炎を起こす。黄疸が出たり、便が白くなったりすることもある。乳幼児期のほか学童期に発見される場合もあり、女の子に多い。
    痛みなどの症状に加え高アミラーゼ血症があればこの病気が疑われ、超音波検査やCTで胆管の拡張があれば確定する。
    小児で原因不明の腹痛と嘔吐を繰り返す場合にはこの病気を念頭にいれた検査が必要
    片頭痛
鎮吐剤 <1>塩酸グラニセトロン:[カイトリル]
<2>シサプリド:[アセナリン][リサモール]
<3>マレイン酸トリメプチン:[セレキノン]
<4>ドンペリドン:[ナウゼリン]
<5>メトクロプラミド:[プリンペラン][プロメチン]

声あって物の出ないもの
【吐】 物が出て声のないもの
【嘔吐】 声と物が同時にあるものを嘔吐とした

【芳香療法】 <1>カミルレ(ストレスから)
<2>ラベンダー(ストレスから)
<3>ブラックペパー(かぜから)
<4>マージョラム(かぜから)
ベイチ博士の救急薬
【民間療法】 ○酢・ハラン・ミソハギ・レンギョウ
【漢方療法】
《大塚敬節》
(1)急性伝染病の初期
  1. 幼児に多い。小柴胡湯を用いる機会が多い
  2. 小児麻痺・疫痢・麻疹・インフルエンザ・肺炎・猩紅熱・急性伝染性肝炎・ワイル氏病・流行性脳炎・髄膜炎
  3. 《傷寒論》に嘔して発熱するものは柴胡の証備はる”の句があり、嘔吐に引き続き発熱するものには柴胡剤を用いる場合の多いことを述べている
2)消化器病:
  1. 酒客にみられるアルコール性胃炎の嘔吐:早朝空腹時が多い
  2. 胃拡張では:朝食を夕方に吐き、夕食をを翌日吐いたりする。
    《金匱要略》に“朝に食して暮に吐し、暮に食して朝に吐き、宿穀化せざる者を胃反と曰ふ”とあり、後世になって、胃反を反胃と呼ぶようになった。「茯苓沢瀉湯」「丁香茯苓湯」「生姜瀉心湯」などが用いられる
  3. 嚢(ヘキノウ)と呼ばれた病気では、4、5日も前に食べたものを吐き、胃反では、腹痛を伴わないで、たやすく吐くのに、嚢では腹痛を伴うもの。「茯苓沢瀉湯」「丁香茯苓湯」「生姜瀉心湯」などが用いられる
  4. 幽門痙攣による狭窄でも吐く。これは乳幼児に多く見られる。これは漢方でいう水逆性の嘔吐で五苓散が良く効く
  5. 急性食道炎・食道痙攣・食道狭窄・食道ガンなどで嘔吐:梔子の配剤された処方(ex.「利膈湯」)が用いられる
  6. 肝臓・胆嚢疾患で嘔吐:柴胡を主薬とした「大柴胡湯」「小柴胡湯」などを用いる
主薬 姜汁・半夏を主薬とすべし《万病回春》
◎諸薬無効の者:「麝香・桂心」末とし、調服する。《先哲医話》

嘔吐に用いる漢方薬
漢方薬あれこれ
  1. 胃苓湯(水滞、気鬱)
  2. 黄湯
  3. 葛根加半夏湯
  4. 香蘇散
  5. 呉茱萸湯
  6. 五苓散(水滞)
  7. 乾姜人参半夏丸
  8. 柴胡桂枝湯
  9. 柴苓湯
  10. 小柴胡湯
  11. 小半夏加茯苓湯(水滞、気逆)
  12. 二陳湯(水滞、気逆)
  13. 半夏厚朴湯(水滞、気鬱)
  14. 半夏瀉心湯
  15. 半夏白朮天麻湯
  16. 茯苓飲(水滞、気鬱)
  17. 茯苓飲合半夏厚朴湯(水滞、気鬱)
  18. 茯苓沢瀉湯
    1. 口渇と嘔吐と尿利の減少を目標として用いる。五苓散を用いる目標と似ているが、五苓散の場合は、吐いて水を飲むとすぐにまた吐き、吐くとノドが渇く、飲むとまた吐くという状態を繰り返すが、茯苓沢瀉湯の嘔吐は、1日に1~2回の嘔吐で、前日または前々日あるいは、それ以前のものを吐く。この点が違っている。上腹部は膨満していて、この部でひどい振水音を証明する。(漢方診療医典)
  19. 六君子湯(水滞、気虚)