続命湯(ゾクメイトウ)
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続命湯
当帰 人参 川
生姜 桂皮 麻黄
杏仁 石膏 甘草

続命湯の応用範囲
・痿弱
・関節炎
・顔面神経麻痺
・気管支炎
・言語障害
・口渇
・高血圧
・神経痛
・喘息
・喘鳴
・知覚障害
・脳溢血
・脳塞栓
・脳軟化症
・半身不随
・脳卒中後遺症
・偏枯
・浮腫
・麻痺

脳血管性障害の予防
脳酸化ストレス損傷に対する続命湯の防御効果をラットを使って実験した結果、続命湯が脳血管性障害の予防薬としての効果を湿る可能性が確認されました。(日本薬学会第124年会の報告より)

「酸化ストレス」とは、
体内で活性酸素などが過剰に産生され身体がサビついた状態のことで、様々な障害を引き起こすと言われています。特に脳は酸化ストレスに弱い臓器で、脳血管系疾患アルツハイマー病パーキンソン病などとの関連が明らかになっています。

脳虚血再潅流モデル
続命湯水性エキスをラットの十二指腸より直接東予市、2時間経過後、脳への血流を一時的に止め(虚血)、その後再び血流を元に戻す(再潅流)という処置を行った後、脳組織染色、酸化の指標による評価を行いました。また、続命湯エキスを6日間経口投与した実験系についても、同様の評価を行いました。続命湯の実験データーです

脳組織のTTC染色
脳組織損傷の程度を確認するため、TTC(2,3,5-triphenyltetrazolium chloreide)染色を行いました。TTC染色とは、損傷を受けた組織は染色されず、健康な組織のみ染色されるというものです。
健康なラット(無処置群)の脳と比較して、生理食塩水投与後に再潅流をおこなったラット(対照群)の脳組織は、全体的に色が薄く、とくに灰白質と脳幹部分に梗塞巣(白い部分)が確認できます。これは脳組織が損傷を受けていることを示しています。
一方、続命湯投与群の脳組織では、対象群に比べて梗塞巣が大幅に減少していることが確認できました。

生化学的酸化マーカーによる評価
脳虚血再潅流によって酸化ストレス状態になった脳では、活性酸素によるタンパク質のカルボニル変性や抗酸化酵素の消失が知られています。
→無処置群・対象群・続命湯投与群で、蛋白カルボニル形成量を比較しました。無処置群と対象群を比較すると、、脳虚血再潅流を実施したことにより、対照群の蛋白カルボニル形成量は増大しています。
一方、続命湯投与群は蛋白カルボニル形成量は、十二指腸投与、経口投与ともに、無処理群レベルにまで抑制されていました。
続命湯と活性酸素
→抗酸化酵素(GPX:グルタチオンペルオキシターゼ)消失の阻害に関して、無処置群と対照群を比較すると、脳虚血再潅流を実施したことで、対照群のGPX活性が低下しています。
一方、続命湯投与群では無処置群レベルで維持されていることが確認されました。
続命湯と抗酸化酵素の関係

鑑別
続命湯 中風後遺症、身体痛、麻痺、頭痛、喘鳴、口渇、言語障害、知覚障害
防風通聖散 赤ら顔、便秘、尿濃い、腹部緊満
牛黄清心丸 血行不良、高血圧
疎経活血湯 下腹部うっ血、しびれ、四肢疼痛、水毒