| パナルジン(Panaldine) |
| 抗血小板薬 | 一般名:塩酸チクロビジン |
| 商品名 | 「アンプレート」「イパラジン」「ジルペンダー」「ソーパー」「ソロゾリン」「チクピロン」「ニチステート」「ネオピジン」「パチュナ」「パナピジン」「パナルジン」「パラクロジン」「ビーチロン」「ピエテネール」「ピクロジン」「ピクロナジン」「ヒシミドン」「ファルロジン」「プロパコール」「マイトジン」「ロベタール」「ロンドリン」 |
| 作用機序 | ◎血栓症では、血液中の血小板が異常に凝集して塊となり、血栓を作り血流障害を引き起こし血流が少なくなったり、血流が途絶えることが原因となって起こる虚血性疾患の原因となります。塩酸チクロビジンは血小板が凝集するのを抑える作用があるので、血管内で血栓が出来るのを抑制したり、血小板の粘着力を下げます。 ◎血小板のアデニル酸シクラーゼ活性を増強して血小板内cAMP濃度を高め血小板の機能を抑制する。 |
| 効能・用途 |
<1>虚血性脳血管障害に伴う血栓・塞栓: 1.一過性脳虚血性発作(TA) 2.脳梗塞 <2>クモ膜下出血術後の脳血管攣縮に伴う血流障害。 <3>血管手術・血液体外循環に伴う血栓・塞栓。 <4>血流障害。 <5>慢性動脈閉塞症に伴う諸症状(潰瘍・疼痛・冷感)。 ☆虚血性脳血管障害の予防、脳梗塞の発症・再発予防に。 ☆虚血性心疾患で「ステント」を入れると血管内に血栓が出来る恐れがあるので、血栓を防ぐ坑血小板剤を用いる。 |
| 使ってはダメな者 禁 忌 |
<1>出血がある者:(理由:止血が困難なため) 1.喀血 2.血友病 3.消化管潰瘍 4.硝子体出血 5.尿路出血 6.毛細血管脆弱症 <2>重篤な肝障害がある者。(悪化する) <3>白血球減少症。(より重篤な症状に陥る) <4>本剤に過敏歴がある者。 |
| 慎重な投与 が必要 |
1.肝障害及びその既往歴がある者。 2.月経中の者。 3.出血傾向がある者。 4.出血素因がある者。 5.抗凝集薬を投与中の者。 6.血小板凝集能抑制薬(アスピリンなど)を投与中の者。 7.血栓溶解薬を投与中の者。 8.白血球減少症の既往歴がある者。 9.手術予定者。 10.高齢者。 |
| 相 互 作 用 |
<1>併用すると作用を増強するもの: 1.バルビツレート 2.テオフィリン。 <2>併用すると出血傾向になるもの: 1.アスピリン 2.アルテプラーゼ 3.ウロキナーゼ 4.ワルファリン <3>フェニトインの血中濃度が上昇する。 <4>シクロスポリンの作用を減弱する。 |
| 副作用 (五十音順) |
悪心 過敏症→中止する。
肝臓への負担
●急性腎不全・・・・・・→中止し処置。 クレアチニン上昇 血液
下痢 ●紅皮症・・・・・・→中止し処置。 口内炎 ●再生不良性貧血を含む汎血球減少症→中止し処置。 ●出血・・・・・・・・→中止し処置。 ●消化管出血→中止し処置。 ●消化性潰瘍→中止し処置。 心悸亢進 全身倦怠感 ●赤血球癆→中止し処置。 ●多形滲出性紅斑→中止し処置。 ●脳出血 BUN上昇 味覚障害 ●無顆粒球症
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| 警告 | ・血栓性血小板減少性紫斑病(TTP) ・無顆粒球症 ・重篤な肝障害 等の重大な副作用が投薬開始後2ヶ月以内に発現し、死に至る例が報告されている。 |
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| 副作用 で 死亡 |
脳梗塞の治療に使われる抗血小板剤「パナルジン」(一般名・塩酸チクロビジン)による肝障害などの副作用のため、この2年間で34人の死亡が報告されていたことが17日、明らかになった。→「脳梗塞」 ●1年で17人死亡: 2002年6月までの1年間で、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)で5人、顆粒球減少で6人、重篤な肝障害で6人が死亡した。 また、重篤な肝障害などの副作用は96人に達した。 |
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| 妊婦への影響 | 投与しない(動物で母胎に出血傾向となるため) 授乳を避ける(動物で授乳中に移行) |
| 関連情報 |
「血栓症」 「脳梗塞」 「血栓性血小板減少性紫斑病」 |