プロポリス
トップへ戻る食物・薬物・毒物>プロポリス




プロポリスとはギリシャ語で、プロ(前)+ポリス(都市国家)をくっつけてできた合成語。ミチバチが集めた樹脂や花粉などに唾液を混ぜ合わせて作る蜂脂(ホウシ)で、蜂ヤニとも呼ばれ、ハチの巣づくりなどに使われます。どのミツバチも同じように集めるわけではありません。コーカシアンという品種のミツバチは特に好んで集める傾向がありますが、日本蜂(トウヨウミツバチ)はほとんど集めません。また集める時期もいろいろです。プロポリスを採取するのは、花粉や花蜜の場合と同じく、生まれてから20日前後の働き蜂ですが、花粉の場合と比べて比較にならぬほど苦労するようです。
プロポリスの主成分は、今注目をあびているフラボノイロ類(20数種類)で、そのほかに多糖類、有機酸、ミネラル、ビタミンなどが含まれています。ヨーロッパ・アメリカ・南米などで、ポピュラーな健康食品として古くから愛用されています。




■フラボノイドの抗ガン作用
(1)1965年、ルーマニアのデレヴィシ(A.Derevici)たちがエーリッヒ腹水腫瘍に対してプロポリスが有効で有ることを指摘。
(2)1985年、名古屋のアピモンディアでブルガリアのポチンコヴァが発表した臨床例。
「被験者は56歳の女性で、子宮ガンの手術後、ベータトロンによる放射線治療を65日間受けたのですが、直腸出血を起こして貧血がひどくなり、一時放射線治療を中止し、ビタミンK、カルシウムなどの投与を受けていました。しかし出血はいっこうに止まらず。症状も悪化しましたので、思い切ってプロポリス療法に切り替えたところ、出血も止まり、ヘモグロビンも上昇し、すっかり健康を回復した」
(3)フラボノイドは、主として顕花植物に含まれる色素の一種で、プロポリスにもタリジン、アカセチン、ガランギンなど20種類が含まれています。デンマークのニールセン(J.H.Nielsen)によればFlavoniodは人体の中で次のような働きをするという
(渡辺孝著「プロポリスのすべて」から)フラボノイド
フラボノイド
1.強力な殺菌力を持ち、ウイルスや最近に抵抗力のある組織を作り上げる。
2.有害な酵素を抑制し、発ガン物質の製造を防止する。
3.細胞膜を強化し、細胞活動を活発にする。
4.抗ガン作用、高血圧糖尿病・胃潰瘍・心臓疾患などに効果があるとしている。
抗ガン物質 ■抗ガン物質(松野哲也・国立予防衛生研究所室長)
クレロダン系ジテルペン」
「カフェイン酸フェネチルエステル」
「ケルセチン」
効能
リンパ球を活性化する リンパ球の活性が低下すると、インフルエンザ、肝炎、かぜ、などになりやすい
顆粒球を活性化させる 顆粒球の活性が低下すると食中毒など細菌に対する抵抗力が低下する
@気管支炎
A結核
B胃炎
C十二指腸炎
D鼻
フランスの
ドナヂューの論文
(Y.Donadieu,1987)
@大腸カタル(26人/220人)
A結膜炎(15人/220人)
B泌尿器系疾患(15人/220人)
C扁桃炎(14人/220人)
Dリウマチ(13人/220人)
E上顎洞炎(14人/220人)
Fかぜ(10人/220人)
G胃カタル(10人/220人)
Hガン(9人/220人)
I気管支炎(9人/220人)
デンマークの
オーーゴードの論文

(K.L.Aagaad.1974)






1995年、プロポリスの成分中に“アルテピリンC”という物質が5%含まれており、フラボノイドなどとともに抗菌・抗腫瘍作用があることを、林原生物化学研究所(086ー224ー4311)が発見。同時に、プロポリスからエキスを精製する時の条件を変化させて効率的にアルテピリンCなどの有効成分を抽出し、水溶性を高めることでこのような作用が働きやすくなる製造技術を開発したルテピリンCの臨床応用への基礎研究が行われた結果、各種腫瘍細胞(ヒトの肺ガン、胃ガン、喉頭ガン、悪性網膜腫、悪性黄色腫などや、悪性リンパ腫、リンパ性白血病、前骨髄性白血病、単球性白血病、悪性組織球性リンパ腫など)の試験管内培養細胞にアルテピリンCを直接的に10〜100µg/ml投与することにより3日以内にほとんどのガン細胞が死滅し、抗ガン作用による強い増殖抑制効果があることが判明しました。
さらに、実際の生体における抗ガン作用を確認するため、胃ガン細胞・胃ガン細胞・肝ガン細胞をヌードマウスに移植した実験では、ガン細胞を移植し100日が経過したヌードマウスの背中には大きなガンが成長するのに対し、ガン細胞を移植した後にアルテピリンCを定期的に注射したマウスのガン細胞は、増殖が停まり、さらには壊死を起こし、ガンが脱落、または小さくなっていました。」浜田正一・十川高尚著「プロポリス研究の最前線」より
成分 1911年:桂皮酸、桂皮アルコール、ワニリンを発見。
1927年:クリシンを発見。
1964年:ガランギンを発見。
1969年:アカセチン、ラムノシトリン、ピノストリン、サクラネクチンを発見。
1970年:テクトクリシン、イサルピニン、ピノセンブリンを発見
品質 ◎品質:ブリックス度
【参考文献】 Aristoteles;Historia Animalium.\40 623〜624
Aagaad,K.L.(1974);The natural product Propolis-the way to health.Mentor,Denmark
Cizmarik J.et.al.(1973);Examination of the chemical of propolis;Isolation and identifination of 4-hydroxy-3methoxycinnamic acid(ferulic acid)from propolis.J.apic.Res.
Derevici.A.et.al.(1965);The action of propolis“in vitro”om the cells of the Ehrich ascitic Tumour.The XX International Beekeeping Jubilee Congress.Bucharest,Rumania p.539
Donadieu Y.(1987)自然療法におけるプロポリス、「ミツバチ科学」8(2)p67〜82
松野哲也(1994);『プロポリス-その薬効を探る』リヨン社
渡辺孝(1990);『ミツバチ万華鏡』日本養蜂振興会
関連情報
ミツバチ
抗ガン作用
治るTOP栄養外字コード病院ランキング血液検査副作用会員サービス治る治るTOP