- 難消化性で低エネルギー
- ラクチュロースは、胃や小腸では消化・吸収されずに大腸に到達する難消化性オリゴ糖です。
- 大腸の腸内細菌によって初めて利用され、一部有機酸となり吸収されます。
そのため、低エネルギーで、エネルギーは通常の糖質の半分です(2kcal/g)。
- 難消化性で低エネルギーであるため、摂取後の血糖値の上昇はほとんどありません
- 整腸作用
- 難消化性オリゴ糖は、食物繊維と同じような働きをします。
- ラクチュロースは、便の水分量を増やし便をやわらかくするので、便秘の解消と予防に効果があります
- ビフィズス菌増殖作用
- ラクチュロースは、胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、ビフィズス菌の餌になります。その結果、腸内の善玉菌であるビフィズス菌がどんどん増えます
- カルシウム・マグネシウム吸収促進作用
- ビフィズス菌がラクチュロースを餌として利用すると有機酸を作ります。
- それは、小腸で吸収しきれなかったミネラルを可溶化し、大腸でのミネラル吸収を促進します。
- ラクチュロースとカルシウムやマグネシウムを一緒に摂取するとそれらの吸収が促進されます。その結果骨が丈夫になります
- 腸内環境を改善
- 糞便中の有害産物(インドール・クレゾール・スカトール・フェノールなど)を減少させる。
- スカトールとは
- ウェルシュ菌などの腸内細菌(悪玉菌)が産生する毒素(腐敗物質)の1つ。
- 有害産物生成酵素
- (アゾリダクターゼ・ウレアーゼ・βグルクロニダーゼ・ニトロリダクダーゼなど)
の濃度を低下させる
- 高アンモニア血症、肝性脳症の改善
- 高アンモニア血症は肝臓などの疾患により、肝臓の機能が低下し血中のアンモニア濃度が上昇する病気です。
- 手の指が震えたり、ひどいときには昏睡状態になることもあります。
- ビフィズス菌がラクチュロースを利用して増殖するとき有機酸を作りますが、有機酸は酸性なので、腸内(便)のpHを低くし、同時に腸内のアンモニアや腐敗産物の産生を抑制します。その結果、肝性脳症(肝性昏睡症)の原因となる高アンモニア血症が改善されます。
- ラクチュロースは、肝性脳症の薬としても使われています
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