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赤血球数

[2A020]
赤血球は、エリスロポエチンの作用で骨髄の幹細胞から順次段階を経て分化し、最終的に脱核した赤血球が流血中に放出されて、酸・塩基平衡の維持やガス運搬などの働きをしている。
◎赤血球数を決める要因:
@骨髄における赤芽球造血
A末梢血における破壊亢進
B体内または体外への出血あるいは失血
正常値 男420〜570万/mm3 女380〜510/mm3
検査の目的 薬剤による溶血性貧血のチェックに役立つ
高値を示す疾患 <1>真性多血症
<2>脱水
<3>心・肺疾患による多血
低値を示す疾患 <1>再生不良性貧血
<2>腎性貧血
<3>巨赤芽球性貧血
<4>白血病
<5>悪性貧血
    溶血性貧血
<6>血性貧血
    消化管からの出血
貪食細胞 ■形成に貪食細胞が関与
「大阪大学医学の永田重一教授らの研究チームは、体の老廃物を食べる掃除屋として知られる貪食細胞のマクロファージが赤血球を作ることに重要な役割を果たしていることを突き止めた。マクロファージの中にある酵素が赤血球のもとの細胞から核を取り出して壊すことで赤血球の成長を促している。
研究チームが注目したのはマクロファージの中にある核酸分解酵素「DnaseU」。デオキシリボ核酸(DNA)の鎖を切断すると考えられている。
DnaseUを作る遺伝子を壊したノックアウトマウスを作ったところ、胎児は体が白く、赤血球が出来ないことが分かった。血液が作られず貧血のため、胎内で死亡する。赤血球を作る肝臓を調べた結果、複数の赤血球の核を抱え込んだまま消化不良を起こしているマクロファージを発見した。胎児の肝細胞を正常なマウスに移植すると赤血球が出来る事も確認した。
赤血球は成長する前は核を持っているが成熟する過程で核を失う。永田教授らは実験結果から、マクロファージのDnaseUが未成熟の赤血球の核のDNAを壊していくことで赤血球の産出を促していると見ている。」
酸素を運搬する赤血球は未成熟な状態では普通の細胞と同様に細胞核を持つが、一人前の赤血球になる過程で核をなくすことが知られている
関連情報
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